(31)東京大空襲について、以下「松山大学 法文学部教授の田村譲氏のホームページ
より、お言葉に甘えて、その「歴史関連」から、抜粋させてもらう。
(http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/)
[東京大空襲]
1945年3月10日未明、東京下町に対するアメリカ軍の無差別・大量空爆は、1945年4
月12日に急死した米大統領ルーズベルトの命令により、カーチス・E・ルメイ空軍少将によ
り指揮された。しかもそのルーズベルトは、ドイツがポーランドに進行した1941年6月22
日にも人道的見地から市民を襲う都市爆撃をしないように呼びかけていたのだ。
この無差別・都市爆撃は、1944年11月24日から敢行され、1945年8月の終戦まで連
日連夜のように9ヶ月間続き、延べ30回、B29・4900機、投下焼夷弾の数は実に39万
9,000発、通常弾1万1,000発余が日本市民の頭上に、無差別に落とされた。
[これを、ホロコースト(ジェノサイド大量虐殺)と言わずして何と言おう。(筆者)]
アメリカ軍はこの2日後の1945年3月12日名古屋、14日大阪、17日神戸、19・20日再
び名古屋、29日北九州、4月13日には東京の山の手、4月15日東京・横浜・川崎と夜間
爆撃は続く。
夜間の方が低空で都市に進入が出来、爆撃精度もすこぶる上がるからだった。
このルメイはその後、広島・長崎の原爆投下にも関与し、近年では、ベトナム戦争で、北爆
を開始し、「この空爆により、北ベトナムを石器時代に戻してやる。」とまで豪語していた。
東京大空襲の様子は、森川寿美子著「東京大空襲60年母の記録、敦子よ涼子よ輝一よ」
に詳しいが、涙なしには読めない。(岩波ブックレット)
ルメイは戦後「アメリカが戦争に負けていたら、自分は拘引され、人道に反する罪で戦犯に
されたであろう。」と語っている。
こんなルメイだか、「日本の防衛力の拡充強化に関して、米軍の対日協力・援助に寄与し
た」として、1964年12月7日勲一等旭日大綬章(12/4付け)が授与されている。[本当
に日本の政治家も馬鹿でないかい。(筆者)]
この1945年3月10日の東京大空襲では、「東京大空襲を記録する会」の調査では死者
数10万人(警視庁調査8万3,793人)に達し、ドレスデン空爆の公式死者数3万5千人を
はるかに超えている。
(以上で引用終わり)
ちなみにアメリカは、米西戦争でスペインからフィリッピンを分捕るわけだが、4万人とも5万
人とも言われるフィリッピン人を殺戮している。
スペイン軍は数日で降参し、その後の4~5年間はフィリッピン人の反抗が続いていたた
め、その間反抗するフィリッピン人を虐殺しまくって、ようやくフィリッピンを植民地にした、と
言う歴史を持っている。
(32)日本は第2次世界大戦の、これらのアメリカによるホロコーストに対する罪に対して、
国会での対米非難決議を可決しようではないか。
そして、損害賠償を請求しようではないか。
もちろん今更同盟国たるアメリカへ損害賠償決議など、出来るわけがない。
しかし、慰安婦に関する非難決議のような、言われなき決議案などを可決する国に対して
は、毅然として反論し、これらのホロコースト非難決議を国会で可決しても良いではないか。
(又はそのようなプロパガンダをどこからともなく、流す必要があろう。いつまでも泣き寝入り
していては、凛とした「美しい国」とは言われないのではないか。)
米下院外交委員会は31日午前(日本時間1日未明)、慰安婦決議のバランスとして、同盟
国としての重要性を確認する対日礼賛決議案を可決した。
こいつら、馬鹿でないかい。礼賛するなら、嘘っぱちの慰安婦決議など可決するな。
日本も対米非難決議と礼賛決議の両方を可決させればよい。日本はアメリカのそのような
態度に怒っているぞ、と言う態度を示す必要がある。
次のことを提案したい。
[1]、核爆弾、核武装への研究開発を極秘に(極秘にしなくても良いが)始める。
もちろん、議論は大っぴらに実施してゆく。
[2]、極秘にイスラエルから核爆弾を購入する。
[3]、次期戦闘機として、F-22Aラプターを最優先するが、購入出来ないのでユーロ
ファイターなどヨーロッパから数機実際に購入して、検討を開始する。
[4]、同時に戦闘機、爆撃機などの国産を前提とした研究開発を開始する。
[5]、そのためには対中ODAや円借款は全廃しADBへの融資も殆どが中国向けなので
大幅減額、国連分担金も半減させ19%から10%以下に強制的に減らす。
支払いを 屁理屈を付けて、遅らせばよいだけだ。
常任理事国でもないのに、何故そんなに高額の分担金を払う必要があるのか。
参院選では惨敗したが、今の閣僚には馬鹿が多すぎる。そんなことではこの非情極まりな
い国際政治の場では、日本を主張出来ないぞ。
日米同盟があるからといって、アメリカは日本など本当に守ってくれる保証はない。
アメリカのためになると思う時だけ日本を守る振りをするだけだ。
「自分の国は自分で守ることが美しい」と言うことである。その美しさを守るためには、もっと
もっと真剣に日本のことを考え、場合によっては権謀術策を弄することも必要である。
それには先を見る目が必要である。今の自民党なかんずく安倍晋三にはそれがない。
続投するなら、もっともっと真剣に己を磨いてほしい。
小沢一郎には、手練手管がありすぎて、反対に術に溺れて日本を蔑(ナイガシ)ろにしてい
る。哲学がない。そのため、彼は国を滅ぼす。
(終わり)
070802(5)
ここで2007年7~8月に載せた小生のブログ「慰安婦問題の誤報」の引用を終えるが、ここに
もあるように、
1997年3月10日、櫻井よしこ氏も韓国との「秘密外交の代償」と題する論文(文芸春秋
四月号掲載)で、妥協で強制連行を認めた外交を批判したわけであるが、将にその通りで
あった。
宮沢喜一や河野洋平のような非国民が、朝鮮・韓国に騙されて「政府発見資料には強制連
行を直接示す記述は見当たらなかったが、総合判断により、一定の強制性を認め」て「河
野談話」なる間違った談話を発表してしまったところから、この慰安婦問題の悪夢が始まっ
てしまったものである。
キムチ臭い朝鮮女なんぞを慰安婦として強制連行した事実も証拠もないのに、「河野談話」
なんぞを発表してしまったために、「河野談話」こそが強制連行の証拠ではないかと、世界
では言われてしまっているのだ。
(続く)