馬鹿な韓国、頓馬な朴槿恵(151)

バイデン副大統領、靖国参拝やめるよう1時間も説得

しかし、「ことはそう単純ではない」――。まさにこの5月、マコーマックさんが米ブラウン大学

のワトソン国際問題研究所が発行しているジャーナル「World Affairs(世界情勢)」に寄稿

された論文(“Brown Journal of World Affairs, Volume 20, Issue2, Spring 2014)で指摘

された部分ですね。


マコーマック氏
:そうです。私はむしろ、米国が戦後、日本を「アジアの一国」というより常に

米国の「手先として位置づけてきたことが、日本のアジアにおける孤立化という事態を招

くに至っているのではないかと見ています。日米関係を担当する米国政府の関係者たちが

そう思っているかどうかは分かりませんが、もしそうだとすれば、相矛盾する考え方を内包

している安倍政権における今後の日米関係はなかなか難しいのではないでしょうか。

 安倍首相による昨年12月の靖国神社参拝については、フランスのAFP通信の報道によ

れば、直前にジョー・バイデン副大統領が1時間にもわたって電話で安倍首相に参拝を見

合わせるように説得したそうです。それでも参拝を見合わせることはしなかった安倍首相の

ことを米政府はどう思っているでしょうか。とても今後の日米関係がスムーズに進むとは思

えません。

 それだけに、日本は東アジアで直面している歴史的な問題、特に尖閣諸島を巡る問題

ついて十分にその対応方法を考える必要があるのではないかと思います。

マコーマックさんは著書「転換期の日本」で、「日本が、領土問題が存在するということを認

めるのを先に延ばせば延ばすほど、もっとひどく面目を失うことになる。米国の圧力で認め

ざるを得ない羽目になる可能性が大きい」と指摘しています。


マコーマック氏
:繰り返しますが米国が、尖閣諸島のために米軍を派遣することなどあり得

ません
。そもそも尖閣諸島には誰も住んでいない。その意味では、領有権問題を棚上げす

ることは難しくないはずです。実際、既に昨年6月にシンガポールで行われたアジア安全保

障会議で中国人民解放軍の戚建国副総参謀長が、「解決は後の世代に委ねるべきだ」と

問題の棚上げを唱えるなど、シグナルは中国から出ています。


サンフランシスコ講和条約に中国と韓国は入っていない


はい、その事実は日本でも報道されています。

 それに東シナ海における日中間の協力については97年の新日中漁業協定だけでなく、東

シナ海における資源開発について2008年に両国間で協力し合うことで合意にこぎ着けてい

る*4のだから、それを延長する形にすればいい。互いに尖閣諸島には誰も上陸しないと約

束し、島を今のままの状態で維持することにすれば、自然も保護でき、問題はないはずです。

*4=日中間で2008年東シナ海における資源開発について協力することで両国は合意し、

その合意に基づいて2010年5月に東シナ海資源開発に関する国際約束締結交渉を早期

に開始することで一致、同年7月27日に、第1回交渉を東京で実施したものの、2010年9月

に中国側が第2回交渉の「延期」を発表、現在はそのままになっている。

 

 中国について考える時、歴史的な視点を持つことが重要です。そもそも第2次大戦以来の

戦争状態を終結させるために日本と連合国側との間で1951年に調印された
サンフランシス

講和条約
には、中国と韓国は入っていませんGDP国内総生産)で見ると、今や中国

は世界2位、韓国は15位の経済国です。それぞれ日本と国交回復をした時に条約や協定

を締結したとはいえ、未解決のまま残された問題はまだ数多くあります。そのことに日本は

やはり、目を向けていくべきではないでしょうか。

 中国としてはこの170年強の間、世界の中心からはずされ、様々な種類の植民地主義

帝国主義、戦争に苦しめられてきた。再び世界の中心の一部になりたいと考えるのは自然

だし、そう考えることについては一定の理解を示すべきではないでしょうか。

しかし、今の安倍首相のスタンス、あるいは安倍首相、安倍政権を取り巻く人々が強い発

言力を持つ現状では、そうした事態の打開は難しそうに見えます。


マコーマック氏:かつてのリチャード・ニクソン大統領を思い出してほしいと思います。誰もが

ニクソンは共和党保守派だと思っていました。しかし、米中の国交を回復させたのはそのニ

クソンです。つまり、彼が右派だったからこそ、中国との国交回復について右派をも納得さ

せることができたのです。民主党鳩山由紀夫氏が首相だった時は、沖縄の普天間基地

 

辺野古への移設問題を含め、こうした問題には全く対応できなかった。しかし、安倍首相

は右派、保守派による批判に対して最も対応できる人物でもあります。

 安倍首相が深く政治手腕を発揮しようと思っているのであれば、彼にはそれだけの能力

があるはずです。アジアの一国としての日本の立場を考え、そういう判断に傾くことを願っ

てやみません。

キーパーソンに聞く

日経ビジネスのデスクが、話題の人、旬の人にインタビューします。このコラムを開けば毎日

1人、新しいキーパーソンに出会えます。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140528/265633/?P=1

 

 

ここでガバン・マコーマックが言っていることは、「人の住んでいない尖閣諸島なんぞは、米

国は絶対に守らない。それは議会も許さないし、オバマも許可しないだろう。日本はずっと


米国の属国であったし、今後もそうであるべきだ。いい加減尖閣諸島なんぞは中国に渡し

てしまったららどうか
。そのほうが平和になれるよ、日本も米国も。
」と言うものだ。現オバ

マ政権は、このように全く頼りにならない、と認識しておく必要がある。


失望した」などと言う言葉は、米国は独立国には絶対に使わない、と言っている。きっと米

国人の頭の中には、日本米国の植民地であるという認識なのであろう。駐日米国大使

館や国務省から大統領に上げた安倍首相の「靖国神社参拝」に関するコメントには、「失望

した
」と言う文言はなかったという。と言う事は、バイデン辺りがオバマをせっついて「失望

した
」何ぞと言う言葉を入れたものと思われる。もはやアメリカは日本の同盟国でも、何でも

ない国となってしまった、と日本は認識して自国の防衛に取り掛かる必要がある。さしずめ

核武装は必須事項であろう。そうでなければ日本は滅びてしまう。


このことは小生のブログ「バラク・フセインオバマ大統領(24~)」・2009.2.24~の「【7】米

国は本当に頼れるか。
」で詳しく述べているので、是非参照願いたい。

 

現のあのお馬鹿なキャロライン・ケネディ」も、無邪気に自身のツイッターでそう(属国だ

)言っている、と先に(2014.6.18,NO.142)紹介した「WiLL」の2014.7月号のジャーナリス

トの「西村幸祐」の『米国の「悪意」を見抜いた日本』で述べている。その内容はこうだ。

 

キャロライン・ケネディ米国駐日大使が、三月八日に以下の文章をツイッターに書き込んだ。

ベアテ・シロタ・ゴードン-日本国憲法に女性の権利を書き込みました》

世界女性月間と言うこともあってこのようなメッセージを書いたのだろうが、あまりにも幼稚

で不用意ではないだろうか?・・・


つまり、それほど上から目線な米国の特質をケネディ大使のツィートが無邪気に表し、心あ

る日本人からまたしても反感を買っているのである。・・・


《大使も(大使を)擁護している人も女性の権利を絶対視して自主憲法かどうかはどうでも

いいようですね。故上坂冬子さんは生前、ベアテ・シロタ・ゴードン氏が関与した条文を、

「伝統的親子関係をアッというまにかなぐりすて」日本の家族関係を崩壊させた条文である

と批判していました》・・・


ケネディ大使の書き込みは、・・・GHQ民生局を動かしていたOSS(のちのCIA)の共産主

義者とほぼ同じ意識に立つと言っていいだろう。真面目な話、日本の情報機関はロシア大

使館より米国大使館を監視したほうがいいかもしれない。

というのも現在、米国大使公邸シナの工作員が自由に出入りしているような状況である

という情報もあるからだ。ロシア大使公邸や英国大使公邸に出入りできない中国共産系メ

ディア
の人間が、米国大使公邸に出入りしているという。・・・


とにかく、このケネディ大使の発言は、大使自らが米国の犯した「占領者が非占領者に対し

憲法のような根本法の改正に介入あるいは命令することは禁止されている
」というハー

グ陸戦法規違反
を告白しているわけである。

(続く)