■各国取込み機関の「対外友協」会長が来日
中国側が強硬な姿勢を崩さず、対話どころでなくなっているのは、日本側が「解決すべき領
有問題は存在しない」とするからだが、これは事実その通りなのだからやむを得ない。
「歴史と現実を直視」せよと要求されても、捏造された歴史を受け容れるわけにはいかない
のだ。「強盗」の言い分に対して被害者が理解を示すに等しく、絶対に応じてはならない。
だが、日本という国のおかしなところは、「強盗の主張に耳を傾け、仲良くしよう」と訴える
媚中勢力が国内で幅を利かせていることだ。
前出の毎日新聞などの媚中メディアはそれだし、政界にもそんな人物はいくらでも存在す
る。間違いなくそれらは、裏で「強盗」と何らかの利害関係があるのだろう。
さて中国には中国人民対外友好協会(対外友協)という「民間外交」機関がある。「民間」と
はいうが実際には国務院の管轄下で、各国の政界、財界、文化界、地方自治体、民間など
を取り込む対外謀略機関である。
そしてそのトップが李小林会長だ。李先念元国家主席の娘で太子党に所属し、習近平氏とは
幼馴染。夫は対日強硬派で知られ、習近平氏の信頼が厚い劉亜洲・国防大学政治委員
(空軍上将)である。
来日した中国の謀略機関、対外友協の李小林会長。文化交流を訴えながら他国の籠絡を図る
この人物が習近平氏の三月二十二日から三十日にかけてのロシア・アフリカ三国歴訪に
同行後の三十一日、「文化活動への参加」の名目で来日した。
四月二日に東京中国文化センターでの書画展開幕式に出席した模様だが、実際には習近平
氏の密使である。
■安倍政権への包囲網で操縦される福田・鳩山元首相
つまり中国が望むところの、日本の譲歩、屈服を前提とした日中関係「改善」の糸口を探る
ためだ。
昨年十二月にも密かに来日し、山口那津男氏の訪中を手引きした。「習近平氏との橋渡し
を行った」などとも報じられるが、これではまるで山口氏は、李小林氏の操り人形みたいだ。
山口氏の一月の訪中には李小林氏の手引きがあった。北京で会見する両者。
山口氏は李氏の「尽力」に感謝し、関係改善への努力を誓っている
今回の滞在中も山口氏のほか、鳩山由紀夫元首相、そして福田康夫元首相など、媚中勢
力の大物との会見も予定されている。
1月の訪中で尖閣諸島を「係争地」と認め、南京虐殺記念館で謝罪した鳩山元
首相。すでに中国の傀儡になり果てている
ことに福田氏に対しては安倍氏への習近平氏のメッセージを伝えるものと見られる。
「中国の嫌がることはしない」が信条の福田元首相。政界引退後の今日も中
国のために奔走するか
また安倍氏との会見も希望しているが、こちらは実現の可能性は低いとされる。
いずれにせよ、福田、鳩山、山口といった錚々たる政治家(あるいは元政治家)をも操縦する
中国の対日統一戦線工作が現在日本国内で進行中だ。安倍政権に「中国が求めるまま
対話を行い、関係改善を急げ」と圧力を加える包囲網を強化しようと…。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2082.html
中国の意図は、日本に対して、「中国が求めるまま対話を行い、関係改善を急がせる」事で
ある。だから「APECで首脳会談が実現すれば靖国参拝はしない決意だ」などと、福田をし
て中国側がプロパガンダよろしく流させたものかもしれない。そしてその下工作にたくさん
の中国側工作員が日本側に働きかけているものと思われる。だから李小林なんぞが、来日
してくるのである。こんな輩は、日本政府は放っとけばよいのである。
そして靖国神社へは、必ず参拝する意味をこめて、「適切に判断する」と言っておけば良い
のである。そして小泉純一郎の行動を参考にすればよいのである。
(続く)