この件は参議院でも取り上げられた
参議院 (1996-11-08). "参議院会議録情報 第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号
「この前、ちょう どAPECを控えて、我が自民党で御承知のようにAPECの問題でアメリカとオーストラリアに行ってもらったんです。
そのときに、オーストラリアのキー ティング首相がこう言ったんです。
中国の李鵬さんと会ったらどう言ったかといいますと、日本とのいろんな話をしたら、いや日本という国は四十年後にはなく なってしまうかもわからぬと、そう言ったというんです。
これはうそじゃありません、これはほかの先生みんな行って言っているんですから。
それくらい軽視さ れているわけです、ある意味では」
(笠原潤一参議院議員)
李鵬は、影で中国を動かし、力を持つと言われる李家の一人とも噂される
李鵬の予言成就まで、あと数年である
中国の領土的野望はいまや明らかになっている
尖閣どころか、10年前から中国の反日運動では、「沖縄(琉球)を返せ!」と叫ばれていて、それを見聞きした日本人の多くは「わが目、わが耳を疑った」と述べている
2009年2月28日、民主党の 小沢代表は、沖縄からの米軍撤収を幾度も発言している
「日本が世界戦略を持ち、もっと役割を分担すれば、米国の役割は減る」
「アジアには米国のプレゼンス(存在)は必要だが、第7艦隊で十分ではないか」
「米軍が引くことで、日本が日本の安全保障の責任を果たしていけばいい」
ところが、後に中国が沖縄に領事館開設を要望していたことが明らかになった。
それを知っての発言であれば、この男は国賊である。国を売る輩。
知らずに述べていたのであれば、無見識の極みである
増して李鵬発言を知らぬはずもない。首をひねらざるを得ない
最近中国で盛んに報道されている内容
沖縄の住民の3/4が、日本からの独立を求めている.......というもの
中国人にとって、沖縄の日本からの独立、中国への帰属は当然のことなのである
ジョージ・ワシントン大学政治学博士にして自由民主党所属の参議院議員である浜田和幸氏が「SAPIO」(2009/12/23・2010/1/4号)に明かしている
「私が初めてこの手の地図を目にしたのは、騒ぎになるよりも前、今から2年ほど前である。
中国に駐在していた経産省の知り合いの官僚が帰国したので、
久しぶりに会って話をしたのだが、
『中国外務省の役人からこんなものを渡された』
と見せられた地図に込められた禍々(まがまが)しい野心に、強い衝撃と怒りを感じたことを今もよく覚えている」
なんと、中国の外務官僚から日本の経産官僚に、この禍々しい地図が渡された、というのだ。
事実であるなら、実に面妖なことである。
単なる戯れなのか、それとも何らかの意図を持った心理的情報操作なのか、それはわからない。
浜田氏の解説によれば、出生率の低下で日本の人口はどんどん減少する。
そこで、列島の西半分に溢れ出た中国人を1億人単位で移住させ、
「東海省」として中国の一部とする。
少数民族となった日本人を、東半分に強制移住させ、
「日本自治区」として、これも中国の版図に組み込む、というわけだ。
櫻井よしこ氏が「中国外務省から流出した"2050年の国家戦略"と題した地図がある」とのべていた。オリジナルは中国語で、日本語に翻訳したものである。
中国の実情、昨今の緊迫をみれば、この地図が冗談では済まされない重みを持つ
日本の周辺国家は、欧米のように理性的で、人権を重んじる、先進国ではない
民主主義もおぼつかない、前時代的国家群である
良識的対応を望むのはムリである
日本の常識・良識は通用しない
国家間には警察もなければ裁判所もない。
(国際司法裁判所は双方の合意なき場合、事実上利用できない)
力と力のパワーゲーム。残酷な結果が待っている
また日本国内で、傷病失業で困窮すれば、国家や自治体から、支援給付を受けられるが、国際社会では期待できない。
開発途上国や最貧国でもなければ、支援などない
国力衰亡を誰も助けてはくれない
国家としては、自力で生きていかねばならない。
現に我々は、チベット・ウイグルで虐待・虐殺が起こっている事を薄々知りながら、助け出すことはおろか、支援も出来ないで居る。
中国の軍部と定期会合に出席している自衛隊幹部OBらは、中国軍部の要求の傲慢ぶりに、うかつに乗れば危ないと警告を発している
日本に来るVIP待遇の中国人たちは、日本の感想を「空気が綺麗で旨い。国土も美しい。もしここが、中国のものになれば、特権階級や富裕層のリゾート地になるだろう」と述べている
こういう事例・発言は多々ある。
日本を飲み込むという思考が彼らには確かにある。
ボヤボヤしていると、日本人がウイグル・チベットと同じように虐殺される日は遠くない。http://ameblo.jp/hex-6/archive1-201102.html
なおこの「2050 極東マップ」はここ掲げられている部分だけではなかった。この地図は横にもっと大きなもので、ハワイ諸島までもが描かれているという。そして支那の国境はハワイの西側に引かれているのです。2050年までには、中国は太平洋をアメリカの2分割していることになっているのです。
』
また太平洋に分割統治論についても、小生のブログ「中国覇権主義(11)」 2008.06.17に載せた文を次の載せるので参照願う。そこでは中国海軍の高官が、アメリカ太平洋軍の司令官ティモシー・キーティング海軍大将に、「アメリカ側がハワイ以東の海域を管理し、中国がハワイ以西の海域を管理する、と言う合意を結びましょう」と、真顔で提案したと言う。末恐ろしいことである。中国はこの「2050 極東マップ」の実現に向けて、真剣に取組んでいるのである。鈍(なまく)らな日本人であってはいけないのである。
(続く)