次世代エコカー・本命は?(77)

三菱
MINICAB-MiEV VAN

軽商用電気自動車。容量10.5kWhの蓄電池を搭載。エコカー減税補助金を適用することで156万円から入手可能。

マツダ
デミオEV

2012年から中国地方の自治体や法人にリース販売を開始。現在レンジエクステンダー搭載モデルを開発中。

グリーンロードモータース
『トミーカイラZZ

京都大発のベンチャー企業が開発したスポーツカー。16年前に発売された名車をEVにリニューアルさせて復活。

VW
e-up!

フォルクスワーゲン初の量産EV。航続可能距離は160km。日本国内でも年内に発売される予定。

【海外発売モデル】

シボレー
ボルト

5ドアハッチバック型のレンジエクステンダー式電気自動車で発電用の1.4Lエンジンを持つ。日本発売は未定。

フォード
『フォーカス エレクトリック』

5ドアハッチバックの『フォーカス』をベースに開発されたEV。充電時間が短いのが特徴。1充電走行距離は150km

フォード
フュージョン・エナジー』

同社が米国で発売する中型セダン『フュージョン』をベースにしたPHV。燃費はガソリン換算で42.5kmを誇る。

ルノー
ZOE

2013年から欧州で発売されたルノーの小型EV。電池はリース方式で販売しているため、車両本体価格が安い。

ルノー
『カングーZ.E.

2011年末に欧州で発売された主力商用バン&MPV『カングー』のEV。発売から約2年で累計販売1万台を突破した。

フィアット
500e

2013年夏に北米で発売された『500』をベースに開発された市販モデル。1充電走行距離は約140km

トヨタ
RAV4

トヨタテスラと共同で開発したEV2012年に北米で発売開始となった。ベースは小型SUVの『RAV4』。

【開発中(?)のコンセプトモデル】

VW
e-ゴルフ

2013年の「フランクフルトモーターショー」に登場した量産型EV30分の急速充電で80%充電完了。来年登場か。

メルセデス・ベンツ
Bクラス エレクトリック ドライブ

テスラと共同で開発。高い加速性能だけでなく、最新のネットワーク機能も搭載。今年、北米で発売開始予定。

アウディ
R8 e-tron

最大航続距離は215km、充電時間は1時間未満というスーパースポーツ。モーターを2基搭載する2WDモデル。

フォード
C-MAX Solar Energi Concept

今年1月「International CES」で発表した太陽光発電パネルを車両の屋根に搭載したPHVのコンセプトカー。

ジープ
パトリオット EV

ジープの5人乗りSUVは、レンジエクステンダー式のEV。航続距離は400マイル(約640km)を誇る。

ポルシェ
ボクスターE プロトタイプ』

2011年に披露された『ボクスター』ベースのEV4輪駆動モデルと後輪駆動モデルが用意された。

ホンダ
EV-STER

「第42東京モーターショー2011」で披露された後輪駆動の電動2シーターオープンスポーツカー。

EVにまつわるトリビア

1 ダイハツ50年前からEVを開発していた!?

ダイハツでは1965年から走行時の排出ガスゼロ、かつ低騒音の電気自動車の開発を進めていた。『ハイゼットEV』は2011台を販売。『ハイゼットトラックEVゴルフカー』や運搬車といった構内車も含めると累計で8100台以上を販売しているという。

1970年に発売された『ハイゼットEV』。その後も、ガソリン車『ハイゼットカーゴ』をベースにしたEVが発売された。

2 タイヤメーカーが造ったEVがスゴい!

タイヤメーカーである横浜ゴムが同社の技術を結集して造ったのが、コンセプトEVAERO-Y(エアロワイ)』。「空気」「空力」をテーマにムーンクラフトがデザインし、エアロダイナミクスのコンセプトが注入されたモデルで、走りのほうも本格的でスポーティーだ。

ボディーにはボーイング社に日本で初めて認証されたカーボンプリプレグ(繊維+樹脂の素材)をベースに専用再設計した素材を使用。

http://news.goo.ne.jp/article/dime/trend/dime-2146143.html


 

この記事は昨年2014年の6月のものなので、現在の充電設備数などは増えているであろうし、各社のEVの状況も進展している筈なので、事情は変わっている事であろう。

 

しかしなんと言っても、いよいよカリフォルニア州2018ZEV規制への各社による対応が始まったような感じがする。だからEVとかFCVが世に出てきたのであろう。

(続く)