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三菱
『MINICAB-MiEV VAN』
軽商用電気自動車。容量10.5kWhの蓄電池を搭載。エコカー減税と補助金を適用することで156万円から入手可能。
2012年から中国地方の自治体や法人にリース販売を開始。現在レンジエクステンダー搭載モデルを開発中。
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グリーンロードモータース
『トミーカイラZZ』
京都大発のベンチャー企業が開発したスポーツカー。16年前に発売された名車をEVにリニューアルさせて復活。
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VW
『e-up!』
フォルクスワーゲン初の量産EV。航続可能距離は160km。日本国内でも年内に発売される予定。
【海外発売モデル】
シボレー
『ボルト』
5ドアハッチバック型のレンジエクステンダー式電気自動車で発電用の1.4Lエンジンを持つ。日本発売は未定。
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フォード
『フォーカス エレクトリック』
5ドアハッチバックの『フォーカス』をベースに開発されたEV。充電時間が短いのが特徴。1充電走行距離は150km。
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フォード
『フュージョン・エナジー』
同社が米国で発売する中型セダン『フュージョン』をベースにしたPHV。燃費はガソリン換算で42.5kmを誇る。
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ルノー
『ZOE』
2013年から欧州で発売されたルノーの小型EV。電池はリース方式で販売しているため、車両本体価格が安い。
ルノー
『カングーZ.E.』
2011年末に欧州で発売された主力商用バン&MPV『カングー』のEV。発売から約2年で累計販売1万台を突破した。
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フィアット
『500e』
2013年夏に北米で発売された『500』をベースに開発された市販モデル。1充電走行距離は約140km。
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トヨタがテスラと共同で開発したEV。2012年に北米で発売開始となった。ベースは小型SUVの『RAV4』。
【開発中(?)のコンセプトモデル】
VW
『e-ゴルフ』
2013年の「フランクフルトモーターショー」に登場した量産型EV。30分の急速充電で80%充電完了。来年登場か。
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メルセデス・ベンツ
『Bクラス エレクトリック ドライブ』
テスラと共同で開発。高い加速性能だけでなく、最新のネットワーク機能も搭載。今年、北米で発売開始予定。
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最大航続距離は215km、充電時間は1時間未満というスーパースポーツ。モーターを2基搭載する2WDモデル。
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フォード
『C-MAX Solar Energi Concept』
今年1月「International CES」で発表した太陽光発電パネルを車両の屋根に搭載したPHVのコンセプトカー。
ジープ
『パトリオット EV』
ジープの5人乗りSUVは、レンジエクステンダー式のEV。航続距離は400マイル(約640km)を誇る。
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ポルシェ
『ボクスターE プロトタイプ』
2011年に披露された『ボクスター』ベースのEV。4輪駆動モデルと後輪駆動モデルが用意された。
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ホンダ
『EV-STER』
「第42回東京モーターショー2011」で披露された後輪駆動の電動2シーターオープンスポーツカー。
◎EVにまつわるトリビア
1 ダイハツは50年前からEVを開発していた!?
ダイハツでは1965年から走行時の排出ガスゼロ、かつ低騒音の電気自動車の開発を進めていた。『ハイゼットEV』は2011台を販売。『ハイゼットトラックEVゴルフカー』や運搬車といった構内車も含めると累計で8100台以上を販売しているという。
1970年に発売された『ハイゼットEV』。その後も、ガソリン車『ハイゼットカーゴ』をベースにしたEVが発売された。
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2 タイヤメーカーが造ったEVがスゴい!
タイヤメーカーである横浜ゴムが同社の技術を結集して造ったのが、コンセプトEV『AERO-Y(エアロワイ)』。「空気」「空力」をテーマにムーンクラフトがデザインし、エアロダイナミクスのコンセプトが注入されたモデルで、走りのほうも本格的でスポーティーだ。
ボディーにはボーイング社に日本で初めて認証されたカーボンプリプレグ(繊維+樹脂の素材)をベースに専用再設計した素材を使用。
http://news.goo.ne.jp/article/dime/trend/dime-2146143.html
この記事は昨年2014年の6月のものなので、現在の充電設備数などは増えているであろうし、各社のEVの状況も進展している筈なので、事情は変わっている事であろう。
しかしなんと言っても、いよいよカリフォルニア州の2018年ZEV規制への各社による対応が始まったような感じがする。だからEVとかFCVが世に出てきたのであろう。
(続く)