戦後70年談話はヒストリーで!(47)

1400年代まで
ヨーロッパの世界侵略開始以前まとめ
http://warof.jp/1400.html

▼1400
1600年代前半
スペインとポルトガルの大航海時代/信長 秀吉 家康
http://warof.jp/1400-1600.html

▼1600
年代中盤
オランダの台頭/江戸幕府、鎖国政策へ
http://warof.jp/1600.html

▼1600
年代後半~1700年代
イギリスとフランスの時代/江戸時代の平和
http://warof.jp/1600-1700.html

▼1800
年代
アヘン戦争/黒船が来航、明治維新へ
http://warof.jp/1800.html

▼1894
1895
日清戦争
http://warof.jp/1894-1895.html

▼1904
1905
日露戦争
http://warof.jp/1904-1905.html
http://warof.jp/nikkan.html

▼1941
1945
第二次世界大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)
http://warof.jp/1938-1945.html

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もともとアメリカは日清戦争辺りから、日本を仮想敵国と看做していた。太平洋でいつかはぶつかるのではないかと考え、日本の頭を押さえにかかっていた。しかし日本はそのことを深刻に考えていなかった節がある。外交音痴だったと言うことか。その経過を次に載せる。いかにアメリカは、日本を敵視していたかが判るのである。

 

1895年 日清戦争終了。

1897年 T.ルーズベルトは、ハワイ併合に関して、友人に「日本は脅威だ」と手紙に書く。

1898年 アメリカは、ハワイを侵略して、ハワイ王朝から主権を剥奪する。

1901年 T.ルーズベルトが、米国第26代大統領となる。(~1909年)

1902年 日英同盟締結。

1904年 日露戦争始まる。T.ルーズベルトは、対日作戦計画・オレンジ計画を構想する。

1905年 日露講和斡旋のT.ルーズベルトは、日本に賠償金要求撤回を迫る

      日本に財政的余裕を与えないため。結局賠償金は取れず、樺太も半分だけ。

1907年 鉄道王ハリマン、満鉄共同経営計画の破棄を通告される。日本に敵意を持つ。

1908年 アメリカ、白い大艦隊(戦艦16隻他)を横浜に派遣、日本を恫喝する。

1918年 パリ講和会議ウッドロー・ウイルソン米第28代大統領、日本の人種差別撤廃提案を

潰す。黄色人種を疎んじる。

1922年 ワシントン軍縮会議ウォレン・ハーディング米第29代大統領、日本への軍艦保有制限

5:5:3と四カ国条約(太平洋の領土保障、米英仏日)を持ち出し日英同盟を破棄させる。

1924年 排日移民法制定。対日経済制裁ABCD包囲網へ発展してゆく。

1941年 米国務長官コーデル・ハル最後通牒ハルノート」を日本に提示する。日米開戦

1942年 フランクリン.D.ルーズベルト米第32代大統領は、核兵器開発プロジェクト(マンハッタン

      計画)を開始する。

1945年 ハリー・Sトルーマン米第33代大統領、日本への原爆投下を決める。ソ連への示威の 

      為で8/6広島(ウラン型原爆・リトルボーイ)、8/9長崎(プルトニウム型原爆・ファットマン)

1952年 最初の核融合爆弾(水爆)実験が、米国によりエニウェトク環礁で行われる。

 

このように日本はアメリカにコントロールされて、戦争に引っ張り込まれて、原爆まで落とされて滅茶苦茶にされていったのである。核兵器開発は対独戦用として開発が決定されたと言われているが、その真意は定かではない。白人国家のドイツよりも、黄色人種Japに対して何のためらいもなく実用実験として原爆投下を行っていったのであろう。事実原爆搭載B29エノラゲイは、広島上空から一旦退き、空襲警報発令の解除を確認してから広島上空に戻り、原爆を投下している。地下壕にもぐられては、放射能を浴びせられないからである。(実際にはB29偵察機が広島上空を偵察後に遅れてB29エノラゲイ広島市上空に侵入し、防空壕から出てきた広島市民の頭上で原爆を炸裂させたもの。)

 

日本はいつまでも安保条約でアメリカに守られていると思っていると、そのうちに痛い目にあうかもしれない。しっかりと自分の国を自分で守れるようにして、同盟関係を強固にしておく必要がある。共産国家中国の現状を鑑みるに、いつまでもアメリカにおんぶに抱っこ状態では、心許ない。いつアメリカが日本を手放すか、判ったものではないのだ。

 

今も日本はアメリカのコントロール下にある。

 

ぜひとも「戦後70年談話」で、その頚木を脱しなければならないのだ。そのためにも同盟関係を維持しながらも、自主的核抑止力の保有を目指す必要があろう。自分の国は自分が守る、これが美しい国の条件である。何かと言うとすぐに「戦争反対」を、左翼は叫ぶ。誰でも戦争は反対だが、「そのために自主独立が確保されなくてもよいのだ」、との前提で戦争反対を叫んでいるように見える。これでは中国の思う壺である、と言うよりも中国の心理戦に負けてしまっている。これではいつの間にか日本は中国の属領になってしまいかねない、と言うことがわかっていない。今の集団的自衛権反対運動は、将にそれである。こんな有様では、いつの間にか日本はなくなってしまうよ。

 

やたらと「戦争反対」などとシュプレヒコールする若者達は、その前提となっている「自主独立、民主主義」などと言うことがなぜ確保されているのかと言うことを、真剣に考えたことがあるであろうか。はなはだ疑問である。平和や独立が空気のように自然にもたらされる、と勘違いしていないのかな。今の平和な日本が何もしなくても確保されている、などと、今の若者は本気で(のほほんと)思ってはいないか。今の平和は残念ながら、アメリカの核の傘の下に居る事で守られているのだ。そのことを弁えずに、自然と今の平和がもたらされているなどと感じていないか。高校生がデモをやって叫んでいる、などとマスコミが鬼の首でも取ったように言っているが、それを言うなら「なぜ今日本が平和なのか」と言うことを真剣に分析した記事でも載せているのか。載せてはいない、だからマスコミは「先ずゴミ」なのだ。

 

この平和は自分達でも守ってゆかなければ続かないのだ、と思う必要がある。どのように守って行くか、まで考えてデモをするなら、まだよい。そしてその方策を実施せよ、と怒鳴れば記事にしてもよかろう。そうでなければそのようなインタビューでもしてみよ、そしてその結果と共に記事にせよ。

 

そんなことも出来なくなってしまっている、今の記者達は。だからゴミなのだ、君達は。

 

次に、2012.9.25から2012.9.27の小生のブログ「尖閣諸島問題に関する問題」の51)から(53を参照いただきたいが、中国の領土的野心の該当部分を次に載せる。


 

だから民主党政権から自民党政権に、政権交代をしないと駄目なのだ。尖閣諸島を国有化しても、民主党政権は何もせずに現状のままで先送りしてしまうであろう。これでは何も生まれない。民主党政権は、中国政府の意図を何も解っていないか、それほど深刻に考えていない。相変わらず中国から尖閣諸島を攻められるだけだ。中国の意図するところは、日本の属国化である。

 

それは中国は尖閣諸島だけではなく、日本列島そのものまでも中国のもの、にするつもりのようだ。

これはまことに恐ろしいことだ。次の記事を参照願う。

・・・・・

中国の領土的野望はいまや明らかになっている

尖閣どころか、10年前から中国の反日運動では、「沖縄(琉球)を返せ!」と叫ばれていて、それを見聞きした日本人の多くは「わが目、わが耳を疑った」と述べている

 

2009228日、民主党小沢代表は、沖縄からの米軍撤収を幾度も発言している

「日本が世界戦略を持ち、もっと役割を分担すれば、米国の役割は減る」
「アジアには米国のプレゼンス(存在)は必要だが、第7艦隊で十分ではないか」
「米軍が引くことで、日本が日本の安全保障の責任を果たしていけばいい」

ところが、後に中国が沖縄に領事館開設を要望していたことが明らかになった。

それを知っての発言であれば、この男は国賊である。国を売る輩。
知らずに述べていたのであれば、無見識の極みである
増して李鵬発言を知らぬはずもない。首をひねらざるを得ない

最近中国で盛んに報道されている内容

沖縄の住民の3/4が、日本からの独立を求めている.......というもの
中国人にとって、沖縄の日本からの独立、中国への帰属は当然のことなのである
(続く)