続・次世代エコカー・本命は?(84)

Googleが自動運転車の開発を手掛けた理由

交通事故

出典 - http://free-photos.gatag.net/2013/06/24/200000.html

そもそもGoogleが「自動運転車(Self Driving Car)」を手掛けることになったきっかけは、開発に携わる中心人物のセバスチャン・スラン氏が18歳の時に親友を交通事故で失った事に起因しているそうです。

Google
では
Google
は米独立系シンクタンクEno Center」は、「路上に於ける交通事故の殆どが人的要因によって発生しており、自動運転車が米国全体の10%普及するだけで交通事故と負傷者が半減、経済効果が約2.4兆円に上る」と発表。また、米独立系シンクタンクEno Center」は、「路上に於ける交通事故の殆どが人的要因によって発生。自動運転車が米国全体の10%普及するだけで交通事故と負傷者が半減、経済効果が約2.4兆円に上る」と発表しています。

(表現としておかしなところもあり、明らかにこの項ダブりにより削除します。)

トヨタの運転支援がGoogleと違うところ

トヨタ 自動運転

出典 - http://www.toyotaprensa.es/noticias/toyota-lanzara-un-sistema-avanzado-de-asistencia-la-conduccion-con-tecnologias-de

Googleに車両を提供しているトヨタですが、トヨタが目指す”AIによる自動運転”とは「人間による運転を排除する完全な自動運転車」ではなく、「人間の快適で安全なドライビングを支援する方向」なのだそうです。少しホッとしますね。運転の楽しみがなくなってしまうのはクルマ好きとしては少々寂しいですから。

トヨタ自動車では「人間とは何かという研究も進め、将来的には老人にも運転可能な技術を開発したい」とコメントしています。

具体的にAI応用の例として、運転者の心身の状態を検知して不調なときには好みの音楽の再生を申し出たり、スマートホーム機能と連係して自宅の冷蔵庫をチェックし、帰りに牛乳を買うようアドバイスしたり…といった機能を紹介しています。


帰りに牛乳…確かに、忘れやすいものを自動的に検知してアドバイスしてくれるのは助かりますね!何度も出かけるとエコの観点からもロスが大きいですからね。AIによって事故や渋滞を減らし、効率よく移動できれば燃料消費も少なくて済みます。

http://car-me.jp/articles/2885/3

 

 

確かにドライバーの身体状況のチェックとか行動確認チェックなどはAIの応用に適したものだと思われるが、果たしてAIとしてそんなものかと疑問も残る。今のところAIの機能としては、人間の運転を支援する機能を向上させることの方が重要な事ではないのかな、と思われる。

 

トヨタとしても完全自動運転を排除する意図はないものと思われるが、一足飛びにそこまで行き着くと言う発想に抵抗を感じているのではないのかな。だから完全自動運転までの過程で、「人間の快適で安全なドライビングを支援する」過程を通らないと、完全自動運転に行き着かないのではないかと、思っているものと小生には感じられる。人間の運転を支援する究極の未来が、完全自動運転と思っている筈だ。だから、トヨタとしてはかなり着実な考え方を踏まえているものと思われる。

 

完全な自動運転を目指すからこそ、研究開発の中ではその前には運転支援と言う考え方が、必然的に出てきたものではないのかな。トヨタは真剣に真面目に自動運転に取り組んでいる筈だ、だから運転支援と言う考えに行き着いたのではないのかな。

(続く)