テスラの新しいテクノロジーの生産スピードを上げることがカギか?
テスラの公式発表では、
「10月末から12月上旬にかけてが、新しいオートパイロットのハードウェアへの過渡期として、製造上で短期的に支障をきたしました。そのため予想していた以上に、同期の後半へと生産のしわ寄せが生じました」と説明されています。
「年の終わりまでには生産ペースも回復し、生産目標は達成できましたが、生産の遅れが納車に影響を及ぼしています。
中でも、ヨーロッパやアジア向けの出航に間に合わせられなかったことが響いています。」
こうした事情で納車が遅れている約6,000台のテスラ車については、2017年第1四半期にはユーザーのもとに届くということです。
多モデル展開も今後販売台数促進となるか
これまで、革新的なEVメーカーとして注目を集めて来たが、様々な不具合も報告されていたテスラですが、iPhoneも4や5あたりからかなり安定した高性能モデルになってきたように、テスラもかなり安定してきているように見えます。
日本の販売台数も今後増えてくるでしょうか。
https://ancar.jp/channel/articles-1802
ということで、8.4万台の生産能力は持っているようなので、これに「モデル3」の受注残の37.3万台を加えれば、45.7万と50万台近くにはなるので、あながち50万台の販売としては嘘っぱちな数字ではなさそうだ。
ただ、毎年同じように50万台のテスラが売れるかどうかは、疑問の残るところではある。ZEV規制があるから、大手自動車メーカーからは、続々と電気自動車が販売されてゆくからである。
もう一つは、テスラが2018年に50万台ものクルマを作ることが出来るか、ということである。
(続く)