コーチなどは監督側が用意するものか協会側が用意するものかは知らないが、ハリルとしても万全の体制を作り損ねていたのではないのかな。ハリルホジッチとしても、もっと協会側と密な協調体制をとる必要があったのである。ここら辺も、ハリル側か協会側かどちらの責任が重いかはわからないが、ハリルとしてもそれなりの自惚れがあり協会を疎んじてしまったかもしれない、とハリルの立ち居振る舞いを見ると邪推もできるのである。
日本と最後に対戦するのはポーランドであるが、ポーランドメディアは、ハリルホジッチ監督の解任を、追い風と認識しているようだ。まあ当然でしょう。
日本としては、そうなっては困るので解任したわけであるが、ハリル続行での方が悪いと判断したまでのことなので、ポーランドとしては逆風となるのではあるが。
「日本のスタイル壊した」ポーランドメディアが考えるハリル氏解任の理由
2018.4.11 18:04
- 特集:
- ハリル監督解任
「日本のスタイル壊した」ポーランドメディアが考えるハリル氏解任の理由【拡大】
ポーランドメディア『TVP』は、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任劇についての印象をジャーナリストの意見を交えて紹介している。 ハリル解任jpn18041118040013-m1 s5nk
2015年からチームを率いるハリルホジッチ監督は、ロシア・ワールドカップ出場に導きながら、9日に本大会2カ月前という状況で解任の憂き目に遭った。全国紙『Rzeczpospolita』のピヨトル・ゼラズニ記者はこのタイミングでの決断に疑問を覚えながらも、「ハリルホジッチは日本のスタイルを壊した。彼ら(サッカー協会やメディア)は“ティキ・タカ”のようなスタイルを使うべきと考えていたからね」とスタイルの相違が原因になったと指摘している。
また、今回の解任劇が母国にとって有利に働くと話したのが、元ポーランド代表で監督も務めた経験のあるイェジー・エンゲル氏だ。
「我々にとっては問題にならないだろう。日本にはポーランドを脅かす、チームを作れるような選手はいない。あくまでもグループのアウトサイダーだよ」
日本とは6月28日、グループ最終戦で対戦するポーランド。今回の解任で追い風が吹いていると考えているようだ。(Goal.com)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20180411/jpn18041118040013-n1.html
“ティキ・タカ”とは、
2006 FIFAワールドカップのスペイン対チュニジア戦において、モンテスはスペイン代表が正確でエレガントなパスを回すスタイルについて、 「Estamos tocando tiki-taka tiki-taka.(ティキ・タカ、ティキ・タカとプレーしている)」と発言した[2]。このフレーズの起源はおそらく、ボールをワンタッチプレーで回し、選手間でボールが行き来する様子を擬声語で表した[2]、もしくはスペインで発売されたアメリカンクラッカーの名前「Tiqui-taka」から採ったものだと言われている[5]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ティキ・タカ
ひもでぶら下げられた玉を揺らしてぶつけ合うおもちゃ、その様子を ティキ・タカと擬声したもの、スペインのおもちゃ。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12106153542
まあロシアW.Cupのポーランド戦は6/28なので、あと2ヵ月後のこととなる。見てのお楽しみ、と言ったところだ。
何はともあれ、2018.4.12に発表されたFIFAランキングでは、日本の対戦相手は皆相当上位にランクされている。今年三月のリェージュでの惨敗の結果か知らないが、日本のFIFAランクは五つも下がってしまっている。これもハリルホジッチのせいだとは言わないまでも、ハリルのやり方と大分関係はあるのではないのかな。
2018.4.12 FIFAランキング(カッコ内は3月時点)
対象国 対戦日 ランク
ポーランド 6/28 10位
コロンビア 6/19 16位
セネガル 6/25 28位
日本 --- 60位(55位)
マリ --- 67位(67位)
ウクライナ --- 30位(35位)
となっているようなので、対戦相手は皆相当上位に位置しているので、各国とも日本戦は勝ち点3獲得として計算されていることでしょう。とてもじゃないが格下のマリ戦では、危うく惨敗しそうになっているから、60位でも甘いくらいではないのかな。
まあW.Cupでは、惨めな負け方だけはしてほしくない、と国民全員が思っていることでしょう。
(続く)