女々しいぞハリル、代表監督不適格(22)

「・・・お互いを尊敬しあい、リスペクトをするという文化・・・」だから、自分が他人を尊重すると言うものではなくて、自分が尊敬されリスペクトされるものだと当然のように自惚れているのではないのか。これだから選手の立場を尊重する気は更々無かった訳だ。話し合いに来た選手は自分をリスペクトしていないと判断して、選手という立場を認めずに問答無用で代表から外していった。これでは自分をリスペクトせよ、とは口が裂けても言えないのではないのかな。これでは監督不適格である。ねえ皆さん、そうは思いませんか。

 

ハリルが自分の気に入らない選手を外していったように、監督としてチームをまとめることが出来なかったために、日本サッカー協会はあなたを解任していったわけだ。

 

そんなことが判らないのか、ヴァイッド・ハリルホジッチ元監督は、「自分にリスペクトがない。自分をゴミ箱に捨てた」と同じことを何回も述べている。

 

421日の再来日の羽田空港で、そして426日のPM.4:00からの都内での記者会見、そして

427日の都内の日本記者クラブでの記者会見、これらの会見はいずれも日本サッカー協会とは一切関係のないものであった。そのいずれでも同じことを述べている。

 

上記の記事は羽田空港に到着した時のもの。

 

先ずは4.27の日本記者クラブでの記者会見の模様。

 

 

ハリル氏 協会に反論「コミュニケーションは毎日とっていた。選手との問題はなかった」

2018.04.27.

日本代表監督解任について語るハリルホジッチ氏=都内1拡大

 

 サッカー前日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が都内の日本記者クラブで記者会見を開いた。

 会見冒頭、「私は日本に3年間いました。非常に美しい国。私と私の家族はこの国を愛していました。その文化、習慣、健全な文化、それを高く評価してくれました。みなさんの美しい国に帰ってきた。しかし、観光客として帰ってきたわけではない。それ以上のものを求めて帰ってきた」と語り始めた。

 突然の解任劇に、「この美しい国をこういうやりかたで離れるとは思わなかった。最悪の悪夢でも、想像したことはなかった。私のやり方で仕事をやろうと思った。この4月7日から、私の人生で一番つらい時期をすごしてきた。人間として失望して傷ついた」と不満を述べた。

 ハリル氏は「ワールドカップの準備をするために来たし、育てるためにきた」と就任からこれまでの思いを回想。そして「わたしはサッカーで45年、仕事をしてきた。監督としての職業ははかないもの。どんなことであろうと何が起こるか分からない。物事を知らなかったこともあったのかも」と今回の解任劇を振り返った。

 その上で「でも、後悔はしていない。チームのため、成功するためにやってきた仕事ばかりだから」と顔を上げ、「私に対して通告されたことは失望した。私に対してのリスペクトがなかった。私自身、3年、しっかり誇りを持って仕事をしてきた。そういったものを責任者として果たして来た」と主張した。(選手たちへのリスペクトというか尊重はないのか。)

 解任理由として挙げられていたコミュニケーション不足について「コミュニケーションは毎日とっていた」と反論。「練習の質、集中をどう高めるか。3年間、だれとの問題もなく、特に選手との問題はなかった。海外との選手も電話で話していた」と強く訴えた。グラウンドのコミュニケーションについ ても「ちょっと違うなと思うときには面とむかって話していた」と問題がなかったことを繰り返し強調した。(選手とのコミュニケーションには問題はない、と言い切っているが、これこそ問題ではないのか。これでは監督として見る目もなかったと言う事。)

 職務に対し、全身全霊をかけてきた思いも述べた。「2カ月、休みも取らず働いてきた。休みを取ることも可能だったが、この日本にきたのは日本を育てるため。ワールドカップの予選を通過するため。『それが終わったら、またいろいろやりましょう』ということだった。(予選は)首位で通過したわけです。歴史に残るような試合もした。初戦を落として通過するチームは初めてですから」と、結果を出したことも強調した。(初めてと偉ぶる前に、初戦から勝っていってほしいものだ。)

 一方で、チームを支えたスタッフを思いやった。「スタッフが50人いて、ひとりひとりがそれぞれの仕事をした。ありがとうといいたい」と感謝も述べた。

 同氏は3月に行ったベルギー遠征での選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄くなったことを理由に日本サッカー協会田嶋幸三会長から今月7日にパリで解任通告を受けた。21日に来日したが「私をうんざりさせるような状況に追いやって、私をゴミ箱に捨てたような状態で。ただ、私はまだ終わっていないと思っています。私の誇りを傷つけるようなところは戦わないといけないと思っています」と不満を口にしていた。

(何を戦わなければいけないのか。プライドを傷つけられたことか、それならリエージュでは、しっかりと戦って(勝って)ほしかった。馬鹿言うんじゃないよ、ホジッチさん。)

 ハリルホジッチ氏の後任監督には西野朗技術委員長が就いている。

https://www.daily.co.jp/soccer/2018/04/27/0011203393.shtml

 

 

先の[ 201842105:30 ]の記事では、訴訟は起こさないつもり、と言っていたが、52日の次の記事では「日本協会へ訴訟を準備している」と書かれているが、どうもこちらの方が真実に近いのではないのかな。

 

誇りを傷つけられたとかごみ箱の捨てられたとか、過激なことを言っているし、まだ真実は見つかっていないなどとも言っているところを見ると、やはり訴訟は起こしそうな状況と思っていた方がよかろう。 まあ、恥をかくだけのこととなろうが。

 

ハリル前監督に“暴露本”オファー? 協会の派閥争い「世間に知らしめる」

   2018.5.2

ハリルホジッチ氏

 サッカー日本代表監督を解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)に、暴露本出版の動きがある。

 4月27日に都内の日本記者クラブで行った反論会見には、300人以上の報道陣が集まった。中堅出版社の担当者は「会見でハリル氏の主張はよく分かったが、世間の人々にとってはまだまだ不透明な部分がある」と指摘。“語られていない真実”があるとみている。

 まずは日本サッカー協会内の派閥にスポットを当て、「誰と誰が綱引きをやっているのか、世間に知らしめられれば意味は大きい」。また、ハリル氏は日本代表に若手を次々と抜擢したが、「実績のある選手をあえて起用しなかったケースの背景を語っていただければ、大きなネタになる」と強調している。

 さらに、W杯ロシア大会(6月14日開幕)を前に、世界標準で見た日本代表の実力を“忖度(そんたく)なし”で語れる立場でもある。

 ハリル氏は29日に成田空港から帰国。外国籍の日本代表監督が帰国する際には大勢のファンが見送るのが通例で、脳梗塞で倒れ2009年に帰国したオシム元監督の時は300人を超えるファンが殺到したが、この日は1人の姿も見えなかった。それでも生々しい暴露本となれば話は別。自宅のあるフランスと日本で弁護士と契約し日本協会への訴訟を準備しているともいわれるだけに、需要はありそうだ。(山戸英州)

https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180502/spo1805020003-n1.html

 

 

しかも429日のハリルの帰国の日には、成田から出国したようだが、誰一人として見送るファンの姿はなかったと言う。さもありなん。ハリルとしてはそれなりのファンの姿を期待していたものと思われるが、誰もいなかったと言う事は相当落胆した筈だ。いたのは報道陣だけであった。

(続く)