続・うつけ者・文在寅、滅びよ韓国(32)

こんな体たらくでよいものか。よい筈がない。防衛省は大臣からしていい加減であったが、省内の末端までもが、真っ当な事務処理もできない程、堕落していたのだ。もう一度言う、こんな体たらくでは、日本の安全保障は確保することが出来ない。

 

これこそ、岩屋敦防衛大臣の責任ではないか。

 

 

防衛省、縮尺異なる地図で計算 地上イージス調査ミス

201968日 朝刊


 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア配備計画を巡り、陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田市)を「適地」とした防衛省調査に誤りが見つかった問題で、縮尺が異なる複数の地図のデータを計算に使用していたのが原因だと分かった。同省筋が七日、明らかにした。同省は新屋演習場への配備方針は不変としているが、地元はずさんな調査内容に態度を硬化させている。

 誤りがあったのは、防衛省五月に公表した調査結果。配備可能か検討対象となった新屋演習場を除く東北地方の計十九カ所のうち、九カ所でレーダーが出す電波を遮る山の仰角を調べたが、いずれも数値が過大だった。

 防衛省はイージス・アショアの立地について、レーダーの電波の障壁となる高い山がない場所が望ましいとしており、ミスに気付かないまま「十九カ所は配備に向かず、新屋演習場が最適だ」と結論付けていた。

 防衛省がミスの原因を調べたところ、仰角の計算に用いた「高さ」と「距離」のデータについて、それぞれ異なった縮尺の地図を使っていたことが判明。最も誤差が大きかった秋田県男鹿市の「秋田国家石油備蓄基地」では、実際は約四度なのに約一五度と記されていた。山形県酒田市国有林は約五度過大だった。その他の七カ所も約五度から約二度の誤差があった。

 安倍晋三首相は七日の参院本会議で、調査の誤りに関し「地元の皆さまがさまざまな不安や懸念を持っていることは防衛省から報告を受けており、真摯(しんし)に受け止めている」と話した。

 岩屋毅防衛相は事務方から今回のミスについて報告を受けた際、ぼうぜんとして言葉が出ない様子だったという。

 新屋演習場近くの住民でつくる「新屋勝平地区振興会」の佐々木政志会長(69)は「防衛省が本当のことを説明してくれるのか疑問が残る」と取材に語った。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019060802000171.html

 

 

間違いのもとは、グーグルアースの断面図の縦(高さ)と横(距離)の縮尺の違いを考慮しなかったためである。国土地理院の正確な地図を使わずに、安直にグーグルアースの断面図をダウンロードして印刷し、その紙の断面図の縦と横を定規で測って、そのまま三角関数で仰角を計算したのであるが、その断面図は高さを視覚的に違いを見せるために、縮尺を弱めていたのであるが、その補正もせずに計算したものであった。三角関数を知っていたとは大したものではあるが、地形図面の基本の「基」である縮尺に思いが至らなかったとは、誠に以って言語同断である。

 

防衛省内は、全く以って腐りきっている。これも岩屋敦防衛大臣のだらしなさの影響なのであろう。

 

そのいきさつをおさらいしてみると、こんな形になる。

 

1) 20195
防衛省が、5月に「イージスアショア」の配備に関する「報告書」を発表する。これは配備候補地が、レーダー照射に支障がないかを調査したものである。即ち電波を遮るものがあるかないかを検討したものであり、その結果、新屋演習場が最適地立だと結論づけている。

 

2) 65

防衛省の「イージスアショア」の配備に関するその「報告書」にある男鹿市の本山の仰角に、間違いがあることを、地元紙の「河北新報」が報じる。地元の記者は、直感的に防衛省の検討資料の間違いに気付く。

 

使用したグーグルアースの断面図の縦(高さ)と横(距離)の縮尺の違いを考慮しなかったためである。秋田県男鹿市の西に位置する本山と言う山の高さを間違えて、実際には4度しかない仰角を、4倍も高い15度として計算をしていたものであった。

岩屋毅防衛相は事務方から今回のミスについて報告を受けた際、ぼうぜんとして言葉が出ない様子だったという。」事だったが、これも岩屋防衛相自身のだらしなさが原因であること、十分に認識することだ。早急に辞表を出すことだ。

 

3) 68

防衛省は、秋田市で調査ミスなどに関する住民説明会を開催する。しかしその最中に、東北防衛局の男性職員居眠りをしていたため、住民達から厳しい叱責を受ける。

(続く)