抗議続く慰安婦像の展示、中止 愛知の国際芸術祭
2019.8.3 18:58 社会 事件・疑惑
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で展示されている「平和の少女像」=1日、名古屋市の愛知芸術文化センター 大勢の報道陣が集まった「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督の津田大介氏の記者会見=3日午後、名古屋市
津田大介afr1908030012-p2
愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会は3日、元従軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」などの展示を同日までで中止すると発表した。委員会会長の大村秀章・同県知事が記者会見して、明らかにした。
少女像は国内の美術館やイベントで近年、撤去や公開中止となった作品を集めた企画「表現の不自由展・その後」の一つとして出品された。実行委は少女像だけでなく企画全体の中止を決めた。
芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介氏が2日、事務局にテロ予告や脅迫ともとれる抗議電話が殺到しており「安全面の懸念がある」と説明していた。大村知事は3日の会見で「ガソリン携行缶を持って(会場の)美術館に行く」との京都アニメーション放火殺人事件を連想させる内容のファクスもあったと明らかにした。 大村知事に続いて会見した津田氏は「想定を超えた抗議があり中止となった。表現の自由を後退させる事例をつくってしまった」と述べた。
https://www.sankei.com/affairs/news/190803/afr1908030012-n1.html
この企画展の中止に対して、この「慰安婦像」(平和の少女像)の作者である朝鮮人の彫刻家と言われているキム・ソギョンとキム・ウンソンの夫妻だと言うが、共産党の新聞「赤旗」くらいにしかその詳しい紹介は見つけられなかった。と言うことは、こいつらは、芸術と言う名を借りたコミュニスト・共産党員なのであろう。
次の”しんぶん 赤旗” を読むと、間違ったことしか書かれていない。と言うよりも捏造されていることしか書かれていない。
「少女の時代に(日本軍に)動員され、謝罪を受けることのないまま年を重ねた」などと、虚偽・捏造されたことを述べている。
敢えて(日本軍に)と言う言葉は書かれてはいないが、そのことを暗に表している事を意味している”日本政府が建立を妨害している”などと、少女像の制作意図を述べようとしている。
先ずはその”しんぶん赤旗”を、ご一読願う。
「表現の不自由」考える
「少女像」日韓の懸け橋に 2019年8月28日(水)
制作の彫刻家キム・ソギョンさん キム・ウンソンさん語る
28年にわたり韓国ソウルの日本大使館前で「慰安婦」問題の解決を目指したたかってきた被害者の若かりし日をモチーフにつくられた「平和の碑」(少女像)。制作した韓国の彫刻家キム・ソギョンさんとキム・ウンソンさん夫妻に、「少女像」に込めた思いや、展示が中断された国際芸術祭・あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」について聞きました。(ソウル=栗原千鶴 写真も)
(写真)彫刻家のキム・ソギョンさん(左)とキム・ウンソンさん |
手を取り被害想像して
少女像は1992年1月から現在も毎週行われている「慰安婦」問題解決のための水曜行動が、1000回を迎えたことを記念して2011年12月に建てられました。日本の一部の政治家や保守系のメディアは、少女像を「反日の象徴」などといいますが、それは違います。「慰安婦」被害の歴史を記憶し、人権のためにたたかい続けるハルモニ(おばあさん)をたたえ、運動を継承するためのものです。
少女像には、ハルモニの苦しく長かった人生や未来への夢など、すべてを込めました。
馬韓国彫刻家2019082803_01_0 s5nk
韓国社会の問題も
少女の後ろに伸びている影は、ハルモニの姿になっています。少女の時代に動員され、謝罪を受けることのないまま年を重ねたハルモニの悲しみを表現しました。肩に乗っている小鳥は、平和と自由を象徴し、いまもこの地でたたかい続けているハルモニと亡くなって天にのぼったハルモニをつなぐ絆です。
(写真)ソウルの平和路に設置された「少女像」 少女像2019082803_01_0b |
被害に遭った当時、朝鮮の女性は長い髪を三つ編みにするのが一般的でしたが、あえて短く、毛先のそろっていないおかっぱ頭にしました。それは大切な家族や故郷から無残に引き離されたことを意味します。当初そっと重ねようと考えていた両手は、日本政府が建立を妨害していると聞き、ハルモニのたたかいを表す握り拳にしました。
(続く)