東京モーターショー2019における環境対策車一覧表
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Maker |
Model |
Etc. |
1 |
ICOICO(軽クラスEV)W/補助ロボット |
mini-ePalette風 |
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2 |
スズキ |
HANARE(自動運転EV、In Wheel Motor) |
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3 |
MX-30(航続距離200kmのBEV) |
200km WLTP |
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4 |
MX-30(レンジエクステンダーPHEV) |
ロータリーEG搭載 |
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5 |
デミオEV |
過去にテスト販売あり |
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6 |
Flat Former(5No sizeEV、In Wheel Motor) |
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7 |
Vision F-CELL(小型トラックのFCV) |
Fuel Cell |
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8 |
ホンダ |
ホンダe(航続距離220kmのBEV) |
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9 |
ホンダ |
Clarity Fuel Cell とSmart水素Station |
Fuel Cell Vと水素ST. |
10 |
日産 |
日産アリア(ARIYA)コンセプト、4WDのSUV |
航続距離は? |
11 |
日産 |
IMk(Intelligent Mobility K、軽タイプのEV) |
航続距離は?軽デナイ |
12 |
日産 |
リーフe+ と |
WLTP 458km(日本) |
13 |
三菱 |
MI-Tech(ガスタービンPHEV) |
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14 |
三菱 |
デリカEV |
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15 |
e-Palette, e-4me(1人乗り) e-Care e-Trans Micro Palette(物流) |
150km程度 |
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16 |
LQ(AI搭載自動運転EVコンセプト) |
航続距離は? |
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17 |
ミライコンセプト(FCV,航続距離850km程) |
Fuel Cell |
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18 |
超小型EV(最高速度60km航続距離100km程) |
100km程度,5h充電 |
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19 |
トヨタ・レクサス |
レクサス創業30周年記念EV |
500km WLTP |
20 |
トヨタ・レクサス |
レクサス創業30周年記念FCV LF-30 |
Fuel Cell |
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と言ったところだと思われるが、SUBARUからは電動車の展示がなかったようで、ネットで探したがどこからでも引っかかってこなかった。SUBARUのTMSのホームページを見てもEVのイの字も見当たらなかったので、今回は簡単に済ませたようだ。
トヨタは今年2019年の9月にスバルへの出資比率を、16.8%から20%に引き上げて持ち分法適用会社とすることをお互いに決めているので、スバルは実質的にトヨタグループ入りすることになる。そして既にSUVのEVを共同で開発することを始めているので、スバルに電動化に関するものが何もないと言うことは無い筈である。このクルマは来年2020年前半には発売される予定のようなので、今はとても忙しい時なのでしょう。だからTMSくんだりにそれほど力を注ぐ余裕はない、と言う事か。
トヨタ、スバルに追加出資 20%以上で持ち分法適用に
- 2019/9/27 10:00
- 日本経済新聞 電子版
トヨタ自動車はSUBARU(スバル)に追加出資する方針を固めた。出資比率を現状の約17%から20%以上に引き上げて、経営への影響力がより強い持ち分法適用会社にする。新たにスバルもトヨタ株を取得し相互に出資する。資本関係をより強固にして自動運転技術などを共同開発し、次世代車を巡る世界規模の競争に対応する。
【関連記事】
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トヨタは8月末にスズキとの資本提携も発表。今後もトヨタを中心に業界再編が進む可能性がある。スバルを持ち分法適用会社にすることで、同社の損益は出資比率に応じてトヨタの連結決算に反映されるようになり、実質的にトヨタグループ入りする。
27日に両社で取締役会を開いて決める見通しだ。スバルの時価総額から単純計算すると、トヨタによる追加出資は700億円以上になるとみられる。スバルも同程度をトヨタに出資し、出資比率は1%未満となる。
自動運転など「CASE」と呼ばれる次世代技術が急速に普及する中、自動車各社は莫大な投資を迫られている。
新たな事業提携では自動運転技術やコネクテッドカー(つながる車)のほか、スバルが強みを持つ四輪駆動(4WD)車、新型スポーツ車の共同開発などを検討している。4WD車は高度な制御が必要で、自動運転技術開発の基盤となる。 トヨタ仲間づくり
電動化分野ではすでに電気自動車(EV)の多目的スポーツ車(SUV)をトヨタとスバルで共同開発し、2020年代前半に両社のブランドで発売する計画を発表している。相互出資も含めて資本関係を一段と深めることで事業パートナーとしての位置付けを明確にする。より機動的な投資や研究開発につなげる狙いだ。
トヨタとスバルの提携関係は10年以上に及ぶ。05年に米ゼネラル・モーターズ(GM)が保有する富士重工業(現・スバル)株を放出。その株の一部をトヨタが引き受けて資本業務提携した。さらに08年にはトヨタが追加出資して比率を約16%まで引き上げた。
トヨタはコスト削減や生産効率を上げる「カイゼン」のノウハウをスバルに提供。スポーツ車「86(ハチロク)」の製造をスバルに委託している。また、スバルはトヨタからシステムの提供を受けてプラグインハイブリッド車(PHV)の開発も進めてきた。
スバルの業績は堅調だが、17年秋に発覚した一連の検査不正問題からの信頼回復は道半ばだ。投資がかさむEVなどの開発では出遅れ感もある。今後の生き残りに向けてトヨタとの関係強化を選択したようだ。トヨタもスバルとの関係を強め、投資リスクを分散しながら技術開発のスピードも上げられるとみている。
トヨタはスズキとの資本提携も発表したほか、マツダとも資本提携済みだ。トヨタは他社との連携を「仲間づくり」と称し、資本関係は必ずしも重視しない姿勢だったが、自動車産業にはCASEの大波が押し寄せている。相互出資することで対等なパートナーであることを示しながらも、トヨタグループの結束を強める方向で動きが加速している。
約5%を出資するスズキや、今回持ち分法適用会社となるスバルなどを含めたトヨタグループ(少額出資を含めて資本関係のある企業)の自動車販売台数は年約1600万台となる。CASE時代は、自動運転に力を入れる米アルファベット(グーグルの持ち株会社)など米IT大手とも競合関係にある。トヨタはグループ力を強めて、新技術を巡る主導権争いも優位に進めていく考えだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50277980X20C19A9MM0000/?n_cid=SPTMG002
(続く)