世界自動車大戦争(55)

グリーベレー崩れの二人組の他に、外国籍の協力者がいるようで、彼は芸能事務所の「渡辺プロダクション」の一族の所有するマンションの一室に住んでいると言うが、ゴーンもここを訪れていると言うので、ゴーンの交友関係は相当広いと思っている方がよかろう。当然その中には日本人もいる筈だ。

 

 

 

 

ゴーン被告に日本人が協力か 会見はサニーサイドアップが関与

        ・ ゴーン被告に日本人が協力した可能性があると週刊新潮が報じた

  • 同被告の会見を巡り、日本メディア向けの場を仕切った日本のPR会社だという

  • 「依頼があったために交通整理を引き受けた。それだけです」と同社関係者

ゴーン逃亡劇に浮上する「日本人」 レバノン会見を仕切った日本の有名企業とは

2020115170

デイリー新潮



 逃亡先のレバノンで開いた会見では、カルロス・ゴーン65)は日本の司法への批判を繰り返した。今後、日本バッシングの“キャンペーン”はさらに加速すると目されるが、そんな彼に“協力”した日本人が……。

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【動画】週刊新潮が直撃していたゴーン被告

 18日に開かれた件の会見に出席が許された日本のメディアは、小学館テレビ東京朝日新聞3社のみだった。10日に日本メディア向けの場が設けられたが、これを仕切った企業が「サニーサイドアップ」だったという。サッカーの中田英寿のマネジメントでも知られる有名PR会社だ。

 同社の関係者がこう明かす。

8日の会見も我が社が手伝いました。うちの次原悦子社長はもともとゴーンと面識があり、保釈後に本の出版の相談に乗っていた経緯があります。しかし、あくまで依頼があったために交通整理を引き受けた。それだけですよ」

墓場まで持っていきたいのはお金

 ゴーンの“協力者”らしき日本人は他にもいる。保釈後に暮らしていた東京・麻布の制限住居に出入りしていた人物だ。

「日本人と接触したゴーンが、麻布からほど近い、渋谷区広尾の高級マンションに入る姿も確認済みです。マンションは一棟丸ごと、芸能事務所『渡辺プロダクション』の一族の所有物件でした」(検察関係者)



 ただし、ゴーンが訪れた部屋は、不動産会社を介した賃貸で、外国人の表札が出ている。ナベプロの系列会社「ワタナベエンターテインメント」の吉田正樹会長も、次のように語る。

「賃貸人の方が(ゴーンと)接点がある可能性までは否定しませんけれど、我々とは全く関係ない」

 116日発売の週刊新潮で、6頁にわたって「ゴーン事件」を特集する。

週刊新潮2020123日号 掲載

 

https://news.livedoor.com/article/detail/17667879/

 

 

 

今回のゴーンの逃亡劇には、日本人の助っ人がいたことを、ゴーンはそれなりに遠回して認めている。

 

そして一般的にも、日本からの脱出なので、日本人の協力者が居て当然のような気もするが、ゴーンはずる賢く猜疑心も強く慎重な性格であると、小生は感じているので、日本人の協力者がいたと言う発言は、まやかしではないかと思っている。一種の目くらましであろう。

 

実際には、日本人の協力者はいなかったのではないかと、小生は思っている。なぜかと言うと、ゴーンは、日本人の協力者からこの逃亡劇の秘密が漏れる可能性を、非常に恐れていたものと確信に近い程度の想像をしているのである。

 

もし日本人の協力者がいたとしたら、ゴーンは、「皆さんの想像にお任せする」などと、ごまかしたのではないのかな。少なくとは重要な役割を担う日本人はいなかった筈だ。日産で「クーデターがあった」などと、自分の不正を棚に上げてうそぶくほどの厚顔無恥で日本人を信用していない輩なので、信用できない日本人を引き入れてこの逃亡計画を企画しなかった筈だ。

 

ゴーンは「日本人は迅速でない」などと批判しているではないか。

 

 

ゴーン被告、日本人は迅速でない

ブラジル紙に逃亡を語る

2020/1/13 10:14 (JST)1/13 10:25 (JST)updated

©一般社団法人共同通信社

カルロス・ゴーン被告(ロイター=共同)

 

 【サンパウロ共同】12日付のブラジル主要紙エスタド・ジ・サンパウロは、日本から中東レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告とのインタビューを掲載した。被告は逃亡について「決定、計画、実行とも迅速に行った。なぜなら日本人は迅速ではないからだ」と語った。

 被告は「日本人は綿密な準備と計画と理解がなければ、迅速に行動しない。逃亡を成功させるには、素早く出し抜く必要がある」と述べた。

 ベルサイユ宮殿をパーティーなどに利用したことなどについて、公私混同は「率直に言ってなかった」と強調した。

https://this.kiji.is/589261177490588769



 

だからこの逃亡計画には、日本人の協力者はいなかったと想定する方が、真っ当なような気がする。そのような日本人を信用しないようなゴーンのこれらの考え方や行動・言動を見ている限り、ゴーンは、根っからの悪人気質の持ち主なのである。そう言う気持ちで、このゴーンの写真を眺めると、いかにも悪人面その物ではないのかな。

 

だから前妻のリタさんにも、簡単に手を挙げるような暴力を振るう事も出来たのであろうし、ベルサイユ宮殿でのパーティ―の費用のごまかしもやったのであろう。

 

リタ夫人へのゴーンによる暴力行為などは、小生のブログ「Ghosn,Gone with the Money(52)」(2019.2.15)に詳しく記述されているので、是非参照願う。

一連の流れは、NO.51~532019.2.14~16)と続けて目を通されると、そのことがよくわかるのでご参考に。


(続く)