次のニュースは2020.1.17のものであるが、既に肺炎の専門病院は患者であふれかえっている、と報告されている。
新型肺炎めぐり情報統制強化 感染訴える投稿削除―中国当局
2020年01月17日14時12分
肺炎で死亡した男性患者を収容していた医療施設を後にする女性=12日、中国湖北省武漢市(AFP時事)
【上海時事】中国湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、インターネット上に投稿された「感染」を訴える書き込みが削除されたことが分かった。武漢市衛生当局は16日夜、新型肺炎で2人目の死者が出たと発表。中国当局は、人々の間で感染拡大によるパニックが起きないようネット上の情報統制を強めている。
中国版ツイッター「微博」には16日昼、「父親が9日に肺炎を発症し、母親と自分もここ3日間、発熱が続いている」との投稿があったが、夕方に削除された。既に投稿者のアカウントも閉鎖された。
微博の書き込みによると、父親は熱が下がらず、武漢市内の新華病院で肺炎と診断されたが、専門治療が受けられる同市内の同済病院に転院させられた。しかし、同病院は発熱患者であふれ、検査部門もフル稼働中で、注射を打った後、自宅での隔離療養を指示されたという。
しかし症状は悪化。別の病院の紹介状をもらってようやく、新型肺炎患者が集められて隔離されている金銀潭病院(武漢市)に収容された。その後、母親と本人も肺炎を発症し、同病院に電話したが、「外来患者は受け付けていない」と、診療を断られたという。
中国武漢・新型コロナウイルスは、昨年の2019年12月末には、その存在が明らかになっていたのであるが、中国政府はわざわざ文書で、公表しないように指示していたと言うではないか。何も知らない一般人民は、当時はSARSの再来だと疑っていた。
武漢市で「原因不明の肺炎」発生 SARS疑うネット情報も
2019年12月31日 13時41分

湖北省武漢市保健当局は30日夜、「原因不明の肺炎」が発生したと発表した。(微博)
湖北省武漢市保健当局は(12月)30日夜、「原因不明の肺炎」が発生したと発表した。同市の医療関係者による中国版ツイッター・微博への投稿で、新型肺炎コロナウイルスが原因であるSARS(重症急性呼吸器症候群)による感染が疑われ、すでに7例の患者が確認された。
12月30日、武漢市衛生委員会は通達で、同市の華南海鮮市場で「原因不明の肺炎」に罹患した患者が相次いでいると公表した。同委員会の別の通達は市内の医療機関に対し、1週間以内に同様の患者がいなかったか報告するよう求めた。
中国メディア、第一財経が同委員会に問い合わせたところ、通達の内容に間違いはないとのコメントを得た。
医療関係者が微博チャットグループに投稿した情報によると、同市場の関係者でSARS感染が確認されたのは7例あり、すでに隔離された。1例目の患者は青果卸売業を営んでおり、武漢同済病院で検査したところ、SARSコロナウイルスが検出されたという。武漢協和紅十字会病院でも、同ウイルスによる感染1例を診断した。
台湾メディアによると、台湾衛生福利部疾病管制署は現在、大陸の関連部門に情報確認している。
(翻訳編集・李沐恩)
https://www.epochtimes.jp/p/2019/12/50315.html
しかしながら、その直後の2020.1.3には、この新型肺炎に関することは、一切外部に公表するなと、文書で指示していたと言う。2019年12月末には、このSARS似のウイルスは、新型コロナウイルスだと、究明していたようだ。
生物兵器として使えるように研究していたために、すぐに「新型コロナウイルス」だと判断できたわけだ。
肺炎患者の数は、ますます増大している。既にパンデミックだ。
SARSの可能性否定 肺炎患者59人に―中国・武漢
2020年01月05日23時06分
【北京時事】中国湖北省武漢市政府は5日、市内で多発しているウイルス性肺炎について、これまでの調査結果として、新型肺炎(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の可能性を排除したと発表した。
先月末に原因不明の肺炎拡大が報告された際には、2002~03年に中国で大流行したSARSではないかとの情報が広がったが、これを明確に否定した。感染源は引き続き調査中としている。
(続く)