中国武漢・新型コロナウィルス(12)

中国報道官、米軍関与説を提起 ウイルス起源、ツイッターで主張―新型コロナ

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 【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は13日、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの発生源が米軍の研究施設だと推測する記事をツイッターで紹介し、拡散するよう呼び掛けた。趙氏は12日夜には「(湖北省武漢市にウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれない」と主張した。

【感染症専門医に聞く】新型コロナウイルスの正しい知識と適切な対処とは?

https://www.jiji.com/jc/v4?id=202003coronakc0001

 新型コロナウイルスは、野生動物から人間に感染したとみられており、武漢市から世界中に広がった。しかし、趙氏が紹介した国際ニュースを扱うサイトの記事は、昨夏に閉鎖された米メリーランド州の米軍施設にあったウイルスに感染した米軍人がスポーツ大会に参加するため昨年10月に武漢市を訪れ、「数千人の市民に感染させた可能性」があるとしている。


 趙氏はツイッターで「米国はデータを公開せよ!」と訴えた。しかし、この記事は米軍施設のウイルスが発生源だと断定する具体的な根拠を示していない。筆者は、上海在住で復旦大学客員教授を務めるラリー・ロマノフ氏とされている。


 趙氏のツイッターに対しては「デマ」「共産党の宣伝」などと批判的なコメントが多い。中国外務省の耿爽副報道局長は13日の記者会見で、趙氏の主張が中国政府の見解かどうかについて言及を避け、「ウイルスの発生源(がどこか)は科学的な問題だ」と述べた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031301221&g=cov&utm_source=jijicom&utm_medium=referral&utm_campaign=jijicom_auto_aja

 

 

 

中国は米国の新聞記者の記者証を取り消したり追放したり、言論統制を強めているが、早い段階から、この新型コロナウイルスによる新型肺炎情報を隠蔽していたのだ。

 

そのため感染拡大が広がってしまった、と非難されている。中国政府の発表はデタラメだとする医師の告発がある。

 

 

 

中国政府の発表はやっぱりウソ 武漢の医師がコロナ実態隠蔽を告発

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武漢を視察し、住民に向かって手を振る習近平国家主席新華社=ロイター)  

 やっぱり信用できない! 新型コロナウイルス感染症の被害が最も深刻な中国湖北省武漢市で、10日に行われた習近平国家主席による視察に合わせ、症状の残る多数の患者が隔離を急きょ解除され、一部の感染検査も停止されたことが19日、分かった隔離施設の医師共同通信の取材に、武漢市の状況改善は欺瞞(ぎまん)だと告発した。

 医師は、習氏への忖度から対策成功アピールのため治療中の患者数を意図的に減らしていると指摘した。中国政府は武漢で18日に新規感染者が0人になったと発表したが、政府の集計は「信頼できない」と断言した。

 患者が隔離される武漢市の施設で退院の可否を判断する立場にある40代の男性医師が、匿名を条件に書面や通信アプリを通じて取材に応じた。実態が隠されれば、再び大流行が起こる恐れがあると強い懸念を示した。

 中国の診療方針は感染症患者の退院について、ウイルス検査の結果が2回連続で陰性となり、コンピューター断層撮影(CT)で肺炎の症状の明らかな改善が確認されることなどを条件としている。

 医師によると、習氏の視察以降、自身が担当する患者に肺炎の所見が見られたにもかかわらず、感染症対策を担う当局の「専門団」の判断で隔離が解かれた。このころから解除の判断が甘くなり「感染者の大規模な隔離解除が始まった」という。

 外来患者も発熱などの症状がある人への問診が簡略化され、感染時に体内で生成される抗体を検出する血液検査が停止された。結果として「感染疑い例が野に放たれている」としている。

 昨年12月にいち早く感染症の存在に警鐘を鳴らして当局に摘発された医師、李文亮氏=2月7日に死去=とは面識がないものの「仲間だ」とし、「当局が彼の声に耳を傾けていれば悲劇は避けられた」と声を詰まらせた。

 習氏は武漢市の病院などを視察し「(感染状況に)前向きな変化があり、重要な成果が出ている」と強調、感染が終息に向かっていると内外にアピールしていた。

 中国政府の発表では、湖北省でこれまでに5万8000人近くが治療を終えて退院、武漢市では3月中旬に入って1日当たりの新規感染者数が10人以下で推移しているとしている。

 

https://www.tokyo-sports.co.jp/social/1784160/

 

 

 

このように国家主席習近平はのうのうと手を振っているが、それもそのはず、肝心な新型コロナでの死者はすぐさま焼却処分しているから、それなりの証拠が残らないと言う事なのか。武漢市では、次々と火葬処理を続行しているので物理的な証拠は残っていないが、衛星画像には武漢市からの火葬による二酸化硫黄の煙の様子が、はっきりと映っていると言う。

 

その濃度は20倍を超えていると言うではないか。

 

 

 

中国新型肺炎「死者数1桁違う」説を追跡 武漢上空に1万4000人分遺体焼却ガス発生か



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上海では防護服を着てオフィスを消毒する光景も…(ロイター)  

 本当の死者数は1桁違うのでは…。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、台湾メディアが中国・武漢市で大量の火葬が行われている可能性が高いと報道したため、ネット上には「やっぱり!」の声があふれている。根拠は遺体を焼却したときに出る二酸化硫黄の数値が、武漢市上空で異常に高いレベルだったためだという。「死者数も少なく見積もって1桁違う」と医療関係者が語るように、中国当局の隠蔽体質は相変わらずなのか――。

 中国の国家衛生健康委員会は12日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の死者は1113人、感染者は4万4653人と発表。昨年12月に感染者が確認されて以来、10日には初となる一日100人以上の死者数増加が判明し、深刻な状況をうかがわせたが、実態はもっとひどい可能性が出てきた。

武漢市の周辺で二酸化硫黄が、非常に高いレベルで放出されている」と伝えたのは台湾の英字紙「タイワン・ニュース」だ。

 同紙によると、気象情報サイト「ウィンディ」が9日に掲載した衛星画像には、武漢市を中心に二酸化硫黄が拡散している様子がはっきり写っていた。その量は、危険レベルとされる1立方メートル当たり80マイクログラムをはるかに超えており、1700マイクログラムに達していた。

1700/80=21.2520倍を超えている。)

 原因について同紙は、火力発電所によるものとの可能性にも触れながら「中国国内の他の場所にある複数の発電所も稼働しているはずなのに、武漢だけ大量のガスが発生することは考え難い」と指摘。また、生活ゴミなどの焼却についても、この日だけ大量のガスが検出されたとするのは不自然だとした。

 そんな中で飛び出したのが「相当数の死者を火葬したことで発生した二酸化硫黄ではないか」とする仮説だ。

 この説はたちまちツイッターなどで広がり、あるネットユーザーが「この数値レベルのガスには1万4000人分の遺体の焼却が必要」との数字まで算出したとも報じられている。

 とはいえ、一日でそれだけの遺体を焼却することはできないだろう。そこで同紙は、火葬のためだけでなく、大量に出た医療廃棄物の焼却などにより異常な量の二酸化硫黄が排出されたのではないかとも推測している。それでも、中国当局発表の死者数をはるかに超える犠牲者が出ている可能性は高いとしている。実際に、ある医療関係者は「本当の感染者数や死者数は少なく見積もっても1桁違うだろう」とみている。

 また、中国事情通は「中国の田舎は衛生状態が悪いんです。武漢ベッドタウンの黄岡(こうこう)の家庭のトイレはいまだ水洗じゃなく、大人のおまるを使っているところが多い。そこで感染が広まっているよう。また、そういう地方の人は“死ぬなら自分の家で死にたい”として、病院に行かず、家で亡くなる人も多いのです。だから、当局にカウントされていない死者はかなりいるんです」と話す。

 中国当局の発表といえば、過去に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)をはじめ、共産党政権に不都合な数字は必ずと言っていいほど隠蔽・改ざんをし続け、中国ウオッチャーたちの間では「当局が発表する数字を信じる人はいない」が定説だ。

 封鎖された武漢市の状況はSNSなどで漏れ伝わっており、街中に感染者があふれ、突貫工事で建設した1000床のベッドがある2つの病院にも収容しきれないありさまだ。当局は封じ込め作戦が奏功し、感染者数の増加幅は減少していると胸を張るが、10日には湖北省の保健当局トップとナンバー2が更迭されており、コントロールは限界に近づいているともいえる。

 COVID19を発症したとしても検査キットの不足で、正しく診断されていないのが実情だ。そのまま亡くなった場合、新型コロナウイルスによる死者数にカウントされないため、数字が小さくなるのは必定。ネットには「死者が子供だと、3人分の遺体を1つの袋に入れて、カウントは1人」などという書き込みもある。

 やはり中国内で起きていることの真実を知ることはできないようだ。

 

https://www.tokyo-sports.co.jp/social/1738425/

 

 

 

このように中国当局が如何に虚偽の報告をしようが、武漢上空の二酸化硫黄の煙は嘘をつかない。

 

武漢市の二酸化硫黄の濃度は、危険だと言うレベルの1立方メートル当たり80マイクログラムの21倍以上になっているのだ。

 

これに対して中国サイドは、このデータは真っ赤な嘘とは言わないが間違いであり、武漢市上空の二酸化硫黄の濃度は平常値だと、白々しい講釈をしている。

(続く)