中国武漢・新型コロナウィルス(33)

カナダがパンダを中国に期限を待たずに返却すると言う。パンダは竹しか食べない変った動物で、珍しさのために一時動物園の人気者になった。

それを良いことに、中国は積極的にパンダ外交を進めた。高額な賃貸料の確保と(えせ)友好の促進のためだ。

 

パンダは中国の珍獣ではない。チベットの動物である。中国はチベットを武力で隷属させて、さもパンダが中国の珍獣でござい、と宣伝を始めた訳だ。ある意味世界がそれに載せられてしまった、と言う事である。

 

今ではパンダと言えば中国、と言うことになりつつあるが、本来はパンダと言えばチベットである。

 

日本でも神戸市のパンダを、中国に返すことになった。理由は高齢化だと言うが、みすみす中国のパンダ外交に載せられる必要はない。現在日本には、上野動物園と白浜のアドベンチャーワールドの2ヵ所になってしまったとの記事もあるが、中国におべんちゃらを言ってまで、パンダを借り受けたくはないものだ。チベットのパンダなら必要だが、中国のパンダなら必要はないのだ。

 

 

 

竹ストップ、パンダがピンチ 動物園が中国に返還前倒し

  ニューヨーク=鵜飼啓 2020513815

竹ストップ、パンダがピンチ 動物園が中国に返還前倒し 

中国に返還されることになったオスのターマオ(カルガリー動物園提供)



 カナダ西部のカルガリー動物園が12日、中国から借り受けていたパンダ2頭を予定を早めて返還すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大のあおりだというが、なぜ人気のパンダを手放さなければならない事態になったのか――。

 返還されるのは、アルシュンとターマオのカップル。2頭は中国が10年間の約束でカナダに貸し出し、2014年に東部のトロント動物園に到着。183月からカルガリー動物園に移っていた。カナダメディアによると、トロントにいた15年に赤ちゃん2頭も生まれたが、この2頭は今年1月に中国に引き渡された。

 動物園が今回の決定に追い込まれたのは、コロナ禍で国際貨物の輸送が滞り、パンダの食べる竹が十分手に入らなくなったためだ。パンダの食べ物の99%は竹で、おとなのパンダは1日に約40キロの竹を食べるという。動物園では新鮮な竹を中国から取り寄せていたが、感染拡大で中国とカルガリーを結ぶ航空便が運休に。トロント経由などに切り替えたが、便数削減でうまくいかなかった。

https://www.asahi.com/articles/ASN5F2JSTN5FUHBI001.html?iref=comtop_list_int_n08

 

 

神戸のパンダ 中国への返還決まる

2020.5.19 15:17 ライフ くらし

WEB パンダ 王子動物園の旦旦 中国への返還が決まったパンダのタンタン=平成21年3月、神戸市立王子動物園(彦野公太朗撮影)

 

 神戸市は19日、市立王子動物園(同市灘区)で飼育している24歳の雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」について、貸与契約が7月に満了するため、中国に返還すると発表した。

 タンタンは繁殖目的とともに、平成7年の阪神大震災で被災した子供たちを元気づけようと、12年に雄の「コウコウ(興興)」とともに10年契約で借り受けた

 

 繁殖では、雄の入れ替えを経て2度の人工授精に成功したが、いずれも死産などに終わった。また、22年に人工授精のための麻酔中に雄が急死。それから同園のパンダはタンタン1頭だけになっていた。

 

 市は、タンタンの契約延長を前提に新たな雄の貸与を要望していたが、中国側から今年3月、高齢のタンタンについては医療環境が充実した中国で飼育したいとの回答があったという。

 

 同園の上山裕之園長は「最後まで飼育していたいという気持ちもあったが、タンタンの体への負担を考えた。名残惜しいが、感謝の意を表したい」と話した。

 

 タンタンの返還後、国内でパンダが飼育される施設は上野動物園(東京都台東区)とアドベンチャーワールド和歌山県白浜町)のみとなる。

 

https://www.sankei.com/life/news/200519/lif2005190034-n1.html

 

 

 

 

 

次は孫向文氏の「武漢現役研究員の実名告発」文の中編 だ

 

 

 

「実験室から卵、豚、ネズミ不法に持ち出す」武漢現役研究員の実名告発!《中編》

  孫向文  2020/2/16(日)  中国 [中国発新型肺炎]



こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

「新型コロナウイルスは人工編集のウイルス!?」武漢現役研究員の実名告発!《前編》

武漢P4実験室現役研究員の内部告発

 引き続き、前回の武漢P4実験室(バイオセーフティーレベル4実験室)の武小華博士による内部告発文の紹介です。武小華博士は現在、武漢で発生したコロナウイルスが人工的に編集された証拠を提示した「内部告発の勇者」となっています。

以下は直訳です:
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ココから

 わかりやすいように説明します。多くの科学者と、石正麗さんも新型コロナウイルスがコウモリ由来と認めましたが、コウモリから人間に感染させるまでのDNA変異は、1~2の中間宿主が必要です。ということは、ネズミと霊長類の間に、あるタンパク質が媒介の役目を果たしました。

 つまり、このような経路となります。コウモリ→ネズミ→霊長類(猿)→人間の感染経路の橋渡しがあったわけです。

 では、この感染経路を実現させるためにはどうすればいいでしょうか?

 武漢P4実験室は以下のような実験をしました。霊長類(猿)のDNAから、とあるタンパク質を人工編集で、ネズミのDNAに付着させました。この作業はP4レベルの実験室以外では完成できませんが、さほど複雑ではありません。すでに多くの新薬開発に使用されており、我々は熟練した技術を持っています。

 では、石正麗氏の研究記録にネズミと霊長類の使用履歴があれば、その謎が解けるわけですよね?

(続く)