中国武漢・新型コロナウィルス(35)

新型コロナの終息宣言が出されるのかと思いきや、それは見送られたよ

うだ。成長率目標の設定も見送られ、軍拡路線のみが強調された全人代だった、と思ってもよかろう。なんと言っても19兆円越えの軍事費を計上している。きっと生物兵器の研究開発にも、莫大な予算が割り当てられていることでしょう。

 

 

 

中国「全人代」開幕 成長率目標は設定せず、コロナ成果強調

2020.5.22 19:01 国際 中国・台湾

中国全人代が開幕 北京の人民大会堂で開幕した中国の全人代=22日(共同)

 

 【北京=三塚聖平】中国の第13期全国人民代表大会全人代第3回会議が(5)22日、北京の人民大会堂で開幕した。全人代今月28日まで新型コロナウイルスの影響で経済の先行きが不透明なため、2020年の国内総生産(GDP)の成長率目標を設定しない一方で、国防費を前年実績比6・6%増とするなど軍拡路線は維持している。

 

 成長率目標を設定しないのは、極めて異例な事態だ。李克強首相は政府活動報告で新型コロナ対策が「大きな戦略的成果を収めている」としつつも、経済の落ち込みに関しては「大きな代価を払った」とし、厳しい認識を示した。新型コロナの終息宣言は見送られた

 

 22日に公表された20年予算案によると、国防費は1兆2680億500万元(約19兆1千億円)を計上。新型コロナで税収減や民生費増大が不可避な中、海洋進出を支える国防費は高い水準が維持された。

 

 急速に悪化した中国経済を支えるため、財政投資の規模を拡大する方針も示された。GDPに対する財政赤字の比率は前年から0・8ポイント引き上げて3・6%以上とするほか、感染症対策のための特別国債を1兆元発行。インフラ投資のための地方債の発行額も3兆7500億元と、前年から1兆6千億元増やして景気てこ入れを進める考え。

 

 李首相は、反政府デモが続く香港について「国家安全を守るための法制度・執行メカニズムを確立し、憲法で定められた責任を特別行政区政府に履行させなければならない」と強調。台湾については「『台湾独立』をもくろむ分裂行動に断固として反対し、食い止める」と主張した。

 

 新型コロナ対応で対立が深まる対米関係については、今年1月に署名した「第1段階」の貿易合意を「共同で実行する」と述べるにとどめた。

 

 

https://www.sankei.com/world/news/200522/wor2005220013-n1.html

 

 

 

それにしてもBSL4実験室から、SPF動物などが勝手に持ち出されることもあるなどと言う、恐ろしいことが中国科学院武漢病毒研究所で現実に起こっているようだ。中国はどうするつもりなのか。

 

オーストラリア政府が主張するように、この中国武漢新型コロナウイルスの出所を、国際的に公正に調査する必要があるようだ。

 

そうでもしないと、永遠にこのウイルスに全地球人類は悩まされることになる。

 

さていよいよ、孫向文氏の「武漢現役研究員の実名告発」文の続編 だ

 

 

 

武漢P4実験室・石正麗研究員の“コウモリ由来”はウソ」武漢現役研究員の実名告発!《続編》

 

孫向文  2020/3/03(火)  中国 [中国発新型肺炎]

こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

 前回に引き続き、武漢P4実験室・武小華博士の内部告発文を紹介します。

 以下は翻訳です

武漢P4実験室の石正麗研究員への怒り爆発!?

 「私は博士で、長い間、武漢P4実験室に勤め、普通の薬物実験、ワクチン開発といった基本の仕事をしています。生物実験室の作業と生物学基礎に詳しいです。私は人間としての良心、基礎研究者としての良心から、石正麗研究員の発言に怒りを覚えます」

 「現在、中国では大量の感染者、死者が増加し続けています。たくさんの家族が崩壊しています。石正麗研究員がよくも公然と嘘をつけるのでしょうか!? しかも『自然界からの天罰』なんていうセリフで被害者を罵倒しています。すべての被害者はコウモリを食べたのでしょうか? ふざけるな! しかもあなたは、あなたを指弾する外国の科学者らを黙らせようとしています。『すでに科学者失格だ』と。

 そもそも科学者である条件はまずは、『事実に忠実であること』だ。そして、人間性は科学者としてのボーダーラインだ」

 さらに武小華博士は、石正麗研究員のウイルス研究保存庫から、原始のSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルス見本を発見しました。以下は武博士による原始SARSウイルスについての解説です。    
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 「コウモリから人間へ、どうやって変異したのでしょうか?」「これはSARSのウイルスの模型です。表面に付着している紫色のキノコのようなものに注目してください。メモしてください。spike glycoprotrin(スパイク・タンパク質)と呼ばれるものです。略してSタンパク、これはとても重要な媒介です。鍵(かぎ)となる役割となるものです。一般的にウイルスが人間に移るか否かは、このタンパク質が鍵となります」

 「コウモリの体のコロナウイルスにもSタンパクが存在します。しかしこれは、人間には移りません。そうでなければ、1匹のコウモリで、数十万人の人間を殺してしまいます。つまり、『コウモリを食べた人がウイルスの発生源』という説は真っ赤な嘘です。ありえない話です」
 
 「ウイルスは地球上で、40万年にわたり生息してきました。それが今日まで生存するためには、新しい宿主を探さないといけません。では、宿主であるコウモリから、どのようにして人間にまで到達したのでしょうか? 自然発生する場合は、コウモリのコロナウイルスが人間に伝染する間に、人間に侵入する方法を探し、変異し続けます。その時間は1万年が必要です。つまり、人間が1万年の間に、毎日のようにコウモリを食べ続けていれば、生きているウイルスが人間のSタンパクの遺伝子コードを入手し、自身の変異に使われます」

<解説>
 「生きているウイルス」の意味は、人間がコウモリを生で食べるか、火を通したが不十分だった時です。また、生きているウイルスが人間に食べられた、というのが前提の話です。つまり、大量の人間が毎日のようにコウモリを生で食べ続ける、ということです。当たり前のことですが、そんな人間はどの国にもいません。

 「コウモリは犬猫のようなペットではありません。人間との接触は少ないのです。動物だから、コウモリのコロナウイルスが人間の血液、体液からSタンパクのメッセージを手に入れません」

<解説>
 コウモリのコロナウイルスが人間の体に入る鍵を見つけるのは至難の業です。

 「例えば、猫でもHIVウイルスがあります、俗に言う猫エイズ。しかしHIV保菌者である猫が人間と濃厚接触しても、人間に猫エイズは移りません。猫エイズのウイルスは人間への鍵(Sタンパク)を持っていません」

<解説>
 鳥インフルエンザや豚コレラが人間に移らないのと同じ理由です。物種が違うからSタンパクの遺伝子コードが違うのです。

コロナウィルスはどのように拡散したのか!?

 「では、コウモリ体内のコロナウイルスが、どのようにして、現在拡散されている『コロナウイルス 2019-nCoV』に変異できるのでしょうか?

 可能性が2つがあります:

自然変異
実験室でウイルスを人工的編集

 詳しく解説しましょう。
 
自然変異

 コウモリのコロナウイルスが人間の体に渡るまで、1~2の『異種宿主』を探すことが必要です。まさに遺伝子コードを探し出すのは、茨の道です。例えばSARSの時に、ハクビシン、たぬき、イタチの体から発見されました。

 しかし、最初はコウモリからハクビシンに移し、そして人間へ。つまり、コウモリから直接に人間へ渡るのは不可能です。

 今回は中国CDC疾病対策センター)の高福院士が発表した「コウモリから人間への2019-nCoV」は真っ赤な嘘だ。しかし、高福さんは政府官僚であり、真実を公開できる立場ではありません。つまり、自然変異の可能性が基本的に排除されます。

実験室でウイルスを人工的編集

 では、なぜ高福院士が、中間宿主を抜いて2019-nCoVの発生源はコウモリと認定したのでしょうか? 唯一の可能性は、中国では、コウモリのウイルスのビッグデータ保有してることです。

 こうなると、『真犯人』の疑惑は石正麗研究員に集まります。石正麗研究員は長年に渡ってコウモリのウイルスを研究する専門家でした。彼女は50以上の種類のコロナウイルスの見本を保有し、このビッグデータのおかげで高福院士が迅速にコウモリと特定することができました。

 2019-nCoVの最初のウイルスは、石正麗研究員のウイルス見本庫にあります。
 では、上述の画像に戻ります。

 コロナウイルスの表面に付着してる紫色のキノコ状のSタンパク、差し替えるのは難しいのでしょうか? 実はとても簡単です。この差し替えができない人は生物学の専門家ではありません。要するに中国の8割の生物研究生ですらできる入門レベルの知識なのです。武漢大学の生物学研究所から適当に生徒を呼んで来てもできます。実は中国の研究者は、とても成熟した技術を持っています。

 これができないなら、卒業すらできないほどの基礎中の基礎です。それでも、操作はあまり一般人には向かないので、ここでは省略します。

 次に、紫色のキノコ(Sタンパク)を差し替えたら、新しい宿主の体に注射します。この時にタグを貼ったら、番号を記入しないといけません。

 新しい宿主って何でしょうか? それは実験室内の動物のことです! 通称SPF動物(無菌室で生まれ育った動物のこと)。*日本語では「特定病原体除去動物」とも呼びます。

注釈:
【SPF動物】
 specific pathogen‐free animalの略で、医学、薬学、獣医学などで実験動物を用いて実験を行う場合、その実験動物がある特定の病原体、とくに指定された微生物・寄生虫をもたず、特定環境下で維持生産される動物群を指す。このような動物群では指定以外の微生物・寄生虫は必ずしもフリーではない。

 また微生物を制御している実験動物としてはこのほか,無菌動物、ノトバイオートgnotobioteなどがある。

《出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版》から引用

 私はSPF動物を飼育した経験から知っていますが、それは実に残忍そのものです。人間が研究のため、動物を無理やり感染させて患者にします。私は懺悔(ざんげ)しないといけません。いつも病院の患者を見かけると、私は実験室内のSPF動物を思い浮かべてしまいます。とても可哀想です。彼ら(動物)でさえ魂があるからです。

 では、差し替えたSタンパクのコロナウイルスが新しい宿主に入る時ですが、それはSPF動物、ラット、マウス、サルです。

 ウイルスの主要な感染ルートは
1)呼吸器(インフルエンザ)
2)血液(エイズ) 
3)母子感染(B型肝炎

 実はこの『移す方』はウイルスの特定の遺伝子配列を編集すれば、感染ルートが編集できます。

 ではここは科学者の良知と利益の試しどころです。もし母子感染ルートを選んだらラットや鶏は、子供、卵を生むまで22日くらいの時間が必要となり、コストがかかります。

 血液ルートを選ぶと、難度の高い操作となります。ミスがあったら大惨事になります。つまり、実験室は実験周期と難易度とを想定したら、呼吸器感染が一番汎用性の高い選択肢となります。

 そこで、今回は2019-nCoVは人間の呼吸器である肺の上のACE2細胞のタンパク質を入り口として採用されました。

*ACE2細胞とは、Angiotensin-converting enzyme 2 アンジオテンシン変換酵素2血管収縮、血圧を制御する役目のタンパク質のことです。

以上は翻訳です。

 次回は武小華博士の告発文の最終回になります。上記の「ACE2」タンパク細胞に潜む驚いた秘密を暴きます。

乞うご期待!!

 

https://vpoint.jp/world/china/155641.html

 

 

 

さて中国は1/23武漢市を封鎖すると同時に、海外旅行を禁止するかと思いきやそれは禁止しなかった。禁止したのは、国内の団体旅行だけであった。中国の春節1/24土から1/30木までの1週間であることは既に紹介している。旧正月1/25日だ。中国人はこの春節の前後で休みを取り、大勢が海外旅行に出かける習慣がある。そのため中国共産党政府は、海外旅行は禁止しなかった


(続く)