中国武漢・新型コロナウィルス(44)

その年を表現するのに、十干と十二支で表していた訳だが、十と十二の最小公倍数の60年に一回同じ干支となる訳であるので、・・・・・

 

2020年の60年前の1960は中国の「大躍進」政策の失敗が招いた最も悲惨な大飢饉(ききん)の年であった。

 

その60年前の1900には「義和団の乱」があり、英・米・露・仏・独・墺・伊、日の八カ国の公使館員とその護衛兵約1,500名は北京で籠城することとなる。1900.6.19より8.14までの2ヵ月義和団と清国軍の攻撃に対しての北京籠城戦が続くのである。この籠城戦を指揮したのが、砲兵中佐として北京公使館武官として赴任していた、柴五郎中佐であった。柴五郎中佐の指揮の下、この籠城戦を戦い抜いたのであり、後に「北京の55日」として映画にもなっている。北京解放後、全世界から柴五郎中佐は賞賛されている。いわゆる「北清事変」である。詳しくは小生のブログ「日韓併合100年(NO.44~)」(2010.12.20~)を参照願う。

 

1840には、あの有名な「アヘン戦争」が起こっている。

 

そして今年の2020には、中国武漢新型コロナウイルスパンデミックが起こっている。

 

 

このように60年ごとの庚子(かのえね)の年に中国では、大きな問題が起こっているのである。この論考の言うとおりである。と言うよりも、中国ではいつでも何か大きな問題が起こっているので、たまたま60年毎にその問題を羅列しただけなのかもしれない。40年毎に拾っても、それなりに大きな問題が羅列できるかもしれないのだ。

 

中国武漢新型コロナウイルスのお陰で、アメリカでのコロナ死者は5.289:00am時点で10万人を超えてしまった。(https://www.news24.jp/articles/2020/05/28/10651582.html

 

何故アメリカで感染者が増えて、新型コロナによる死者が10万人も超えてしまったのかは、定かではないがアメリカとしては怒りをぶつける先がなく(と言う訳でもないが)、フラストレーションがたまりにたまっているのではないのかな。

 

WHOの事務局長のテドロスも無能の上に、習近平の言いなりになっているのが、トランブとしては癪に触っているのである。

 

とうとう米国は、WHOからの脱退を決めてしまった。トランプ大統領は以前からそのように公言していたから、突然の脱退と言う訳ではないが、これからの世界情勢には、コロナの蔓延もあって、一波乱もふた波乱も起り得ることなってしまった。

 

 

 

米、WHOと関係断絶 資金拠出停止へ=トランプ大統領

ワールド 2020530/ 05:55 / 18時間前更新 Reuters Staff

f:id:altairposeidon:20200605123359j:plain

トランプ米大統領は29日、世界保健機関(WHO)が実質的に中国の傀儡(かいらい)機関になっていると批判した上で、WHOとの関係を断絶し、資金拠出を停止すると表明した(2020年 ロイター/Denis Balibouse

[ワシントン/国連 29日 ロイター] - トランプ米大統領29日世界保健機関(WHO)が実質的に中国の傀儡(かいらい)機関になっていると批判した上で、WHOとの関係を断絶し、資金拠出を停止すると表明した。

トランプ氏は「米国はWHOに年間で約4億5000万ドルを拠出しているが、中国はたったの4000万ドルしか支払っていないのにWHOを完全に支配している」と指摘。

その上で「WHOには本当に必要な改革を行うよう求めたが、WHOは要求を拒否した。われわれはWHOとの関係を断ち、WHOへの拠出金は喫緊の世界公衆衛生問題のために割り当てる」と語った。

 

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-trump-who-idJPKBN23532T

 

 

 

米脱退、WHOに打撃 「中国寄り」加速する恐れも

2020.5.30 20:56 国際 米州

米、情報隠しと中国非難 HEALTH-CORONAVIRUS_WHO 世界保健機関(WHO)本部=18日、スイス・ジュネーブ(ロイター)

 

 【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)の最大拠出国である米国が脱退すれば、新型コロナウイルスへの世界的な対応に影響を与えることが予想される。WHOは今後、財政的支援に積極的な姿勢を見せる中国を頼る可能性があり、「中国寄り」がさらに進むことも懸念されている。

 

 米国の脱退は、年間4億5千万ドル(約480億円)規模とされる拠出金をWHOが永久に失うことを意味する。世界最大の新型コロナの感染国である米国との情報共有が滞る恐れがあり、感染症の英専門家は「新型コロナの流行を食い止めるために必要な資金や国際協調に致命的な打撃を与える」と危機感を示す。

 

 WHOのテドロス事務局長は、トランプ米大統領からWHOの改革が進まなければ脱退も検討するとした18日付の書簡を受け取っていたが、対応策を示してこなかった。米国の警告に即座に対応しないテドロス氏にトランプ氏が業を煮やしたとみられる。

 

 WHOは今後、不足資金の穴埋めを他の加盟国と協議する見通しだ。中国の習近平国家主席は「国際社会にWHOへの財政的支援を強化することを求める」と強調しており、WHOは中国に資金拠出を求める可能性がある。今月開催されたWHO総会は、新型コロナをめぐるWHOの対応について独立した検証を求める決議を採択したが、検証作業は進んでいない。「中国寄り」と批判されるWHOの対応が見直されないまま、中国依存が進行する恐れもある。

 

https://www.sankei.com/world/news/200530/wor2005300030-n1.html

 

 

 

まあこれも元を糺せば、中国が中国武漢新型コロナウイルスの流出を隠蔽し、しかも人から人へは感染しないなどと、正反対の情報を世界に流していたからである。

 

中国は何としてもアメリカに勝たなければならない。その手段として、「すべての境界と規制を超えた戦争」を実行しなければならないとして、「超限戦」なる理論を確立させた。即ち、中国はアメリカに勝つためには、生物兵器化学兵器核兵器サイバー攻撃、テロ攻撃、放射能、スパイ、だまし、賄賂、ハニートラップ、暴力、殺人何をやっても許されると理論づけている。

 

日本に対しても同じである。中国共産党工作員の手順書である「日本開放第二期工作要領」は、将にそのことを要領書としてまとめたものである。この件は、当ブログの2009.4.9~16の「尖閣諸島問題(13~20」で詳述しているので参照願う。なお中国による日本侵攻の実際については、2010.12.27の「日韓併合100年(48)」でも簡単に述べているので参照願う。

 

 

それが「超限戦」なのだが、その結果、最も手っ取り早いものとして、20年以上も前から生物兵器を開発していた。それが、今回の中国武漢新型コロナウイルスであった。これはれっきとした中国の生物兵器なのである。(2020.5.21NO.28参照のこと)


(続く)