中国武漢・新型コロナウィルス(49)

独首相がG7欠席も 政府「安倍首相が出席しない選択肢ない」

2020.5.30 18:19 政治 政策

ドイツのメルケル首相=4月23日、ベルリン(ロイター)

 

 ドイツのメルケル首相来月下旬に米国で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)への出席要請を辞退したと報じられたことをめぐり、日本政府関係者は30日、安倍晋三首相のサミット出席への影響は「ないと思う」と語った。

 

 日本政府は、メルケル氏がサミットへの出席に前向きではないとの情報を事前に把握しており、別の政府関係者は「欠席する首脳はいるかもしれないが、サミットに出席しない選択肢はない」との見方を示した。安倍首相は従来通り、開催される場合は出席のため訪米する方針だ。

 

https://www.sankei.com/politics/news/200530/plt2005300006-n1.html

 

 

 

G7・先進7カ国首脳会議は、当初は上記に示すように6月下旬開催予定であったが、トランプ大統領の意向で今秋に延期となっている。しかしながら113アメリカ大統領選の投票日となっているので、どんな形の延期になるのであろうか。トランプ大統領はやる気満々で、大統領選後でもよい、と言っている。

 

しかもロシア、韓国、オーストラリア、インドの4カ国を追加招待すると言う。一般的には、中国包囲網を築きたい意向で、もちろん中国なんぞは招待しないが、そのため、ドイツのメルケルは出席したくないようだ。

 

 

 

G7サミット、9月以降に延期 トランプ氏意向、ロシア・韓国も招待

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30日、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に向かう機内で記者団に話すトランプ米大統領(中央)(AFP時事

 

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日、ワシントンで6月中の開催を目指していた先進7カ国首脳会議(G7サミット)9月以降に延期する意向を明らかにした。また、日本など正規の参加国に加えてロシア、韓国、オーストラリア、インドの各国を招待する考えを示した。



安倍首相、帰国後は隔離? 来月のG7サミット―新型コロナ

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052801006&g=pol



 トランプ氏は記者団に、現在の国際課題に対応する上でG7が「時代遅れの集まりだ」と述べ、新たな枠組みを構築する必要があると指摘した。大統領報道担当官はサミットで中国問題が話し合われるとの見通しを示した。
 トランプ氏は9月中旬にニューヨークで始まる国連総会の前後にサミット開催が可能と述べる一方、11月3日の米大統領選の「後になるかもしれない」と語った。韓国政府高官はロイター通信に「招待については認識している」と述べ、詳細は今後米側と話し合う予定という。
 米政府は先に、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてテレビ会議への切り替えを発表していたG7サミットについて、通常形式での6月下旬の開催を表明。安倍晋三首相らは出席に意欲を示しているが、米メディアによると、カナダのトルドー首相が難色を示し、ドイツのメルケル首相は参加辞退の意向を米側に伝えている
 「G8」のメンバーだったロシアは、ウクライナ南部クリミアを併合した2014年以降、排除されている。トランプ氏はこれまでもロシアの復帰に意欲的で、19年のG7サミットでも実現を働き掛けたが、英仏独は「時期尚早」と反対した。

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020053100113&g=int

 

 

 

ドイツのメルケルは、G7サミットでの中国包囲網の議論に加担したなどと勘繰られたくないので、出席を辞退する訳だ。メルケル習近平に何らかの脅しをかけられているかもしれない。G7で中国問題の議論に参加するなら、中国でのVWの販売に支障をきたすのではないか、などとささやかれているかもしれない。全くだらしがないと言ったら、ありはしない。日本の安倍晋三も似たり寄ったりだ。習近平の来日なんぞは、きっぱりとあきらめるべきことなのだ。



メルケルは、この中国人サッカー元代表カク・カイトウ氏の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものだ。「中国共産党殲滅宣言」を発したのだ。



 

 

中国サッカー界のレジェンドが「共産党打倒」宣言 国内世論に衝撃 

2020.6.5 19:47 国際 米州

天安門事件31年、中国厳戒 天安門=4日、北京(共同)

 

 【北京=西見由章】中国当局民主化を求める学生らを、北京で武力鎮圧した1989年天安門事件から31年となった4日、サッカー元中国代表で、歴代最多ゴールを記録した●(=赤におおざと)海東(カク・カイトウ)氏(50)が米サイト「ユーチューブ」に「新中国連邦宣言」と題した動画を顔を出して投稿し、「中国共産党の殲滅(せんめつ)は正義にとって必要だ」と主張した。

 

 ユーチューブは中国で遮断されており、カク氏の発言に関する報道も禁止されたもよう。ただ特殊なアプリを使えば中国内からも同サイト視聴は可能で、サッカー界のレジェンドによる突然の「共産党打倒」宣言は一部に衝撃を与えている。

 

 カク氏は動画で、中国共産党全体主義統治が「人権を無視し、民主を踏みにじり、香港で殺戮(さつりく)を行ってきた」などと主張。また新型コロナウイルスによって「世界に生物化学兵器による戦いを発動した」とも語った。トランプ米大統領の首席戦略官だったスティーブン・バノン氏や米亡命中の中国人元実業家、郭文貴氏との連携も示唆した。

 

 カク氏の発言を含む動画が撮影された時期や場所は不明だが、カク氏は現在、海外に滞在中とみられる。

 

 中国の有力スポーツ紙「体育界週報」が4日、「元中国代表のHが政府を転覆し、中国の主権を侵害する言論を発表した」としてカク氏を匿名で非難する声明を公表したところ、中国のネット上で「Hとはだれだ」との声が相次いだ。

 

 Hとはカク氏の「●(=赤におおざと)」の漢字の中国語読み「Hao」の頭文字だ。

 

 ユーチューブのコメント欄には中国人とみられるユーザーから非難や困惑、称賛の声が書き込まれた。「ヘディングの後遺症でおかしくなったのか」などと嘲笑する声もあった。

 

 

https://www.sankei.com/world/news/200605/wor2006050036-n1.html

 

 

 

日本でも米国でも、中国からの留学生は、すべからく中国人民解放軍の傘下に属しており、その指令で動いていることは周知の事実である。最近では、世界各地でマスクなどのコロナ対策品を買い占めて本国に送付していたことは、記憶に新しいことである。中国からの留学生は、本国に帰れば、例えば日中友好に寄与するなどとまことしやかに言われているが、そんなことはわずかなことで、実際には日本や米国などの留学先の国に対して害になることしかやっていない、と見る方がよい。例えば、スパイ活動とか、知的財産の窃取、偽情報の発信などである。

(続く)