究極の悪、石破茂(6)

石破氏「民主主義、正しく実現」 総裁選立候補を表明

安倍首相辞任へ 松山尚幹
2020
911655

 

  

写真・図版自民党総裁選への立候補を表明する石破茂元幹事長=2020年9月1日午後4時30分、東京・永田町、林敏行撮影

 

 自民党石破茂元幹事長(63)は1日午後、安倍晋三首相の後継を選ぶ総裁選に立候補することを正式に表明した。石破氏は自身が率いる石破派(19人)の会合後、記者会見を開き、「民主主義が正しく実現する自由民主党でありたい。そういう自由民主党をつくっていくために私は最大限の努力をする」と意欲を語った。

 石破氏は衆院鳥取1区選出で当選11回。防衛相農林水産相を務め、2012年からの第2安倍政権以降は党幹事長、地方創生相を務めた。総裁選への立候補は安倍首相と一騎打ちになった前回18年以来で、4回目となる。

 総裁選をめぐっては、岸田文雄政調会長63)が1日午後、立候補を正式に表明した。菅義偉官房長官71)も2日夕に表明する。(松山尚幹)

 

https://www.asahi.com/articles/ASN915JHZN91UTFK016.html?iref=comtop_latestnews_04

 

 

 

と言うことで、冒頭の総裁選の記事へと繋がるのであるが、これに対して小泉進次郎氏はどんな状況なのか、興味のあるところである。

 

進次郎氏は安倍首相の健康状態に関して、マスコミなどが面白おかしく(かどうかは知らないが)報道することは、好ましくないという意味で、「醜(みにく)い」と(8/25に)発言したようだ。

 

まあ、一国の総理の健康状態を、面白おかしく(かどうかは知らないが、そんな風に)マスコミが報道することは、この場合日本の政治・経済の動向に何らかの悪影響を及ぼす可能性があるので、良くないと言ったまでだろう。直接的にひどいとは言わずに、「醜い」と表現したものと小生は感ずるものである。

 

至極当然のことなのだと思う。しかしこのことが気に入らないと、坂上忍が吠えている様だが、一寸違和感がするのである。それほど吠えなければならない表現でもない、と思われるのだが。

 

 

 

坂上忍、安倍首相の健康問題で小泉環境相の「醜い」発言に憤慨…「腹が立ってて…この物言いは気に入らない」

20208271243スポーツ報知

 

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坂上忍

 

 27日放送のフジテレビ系「バイキング」(前11時55分)で、安倍晋三首相の健康問題について特集した。

 安倍首相は、28日に記者会見を開き、新型コロナウイルス対応を説明する方針で、自身の体調にも言及する見通しとなっている。官邸での記者会見が実現すれば、通常国会閉会翌日の6月18日以来となる。

 番組では小泉進次郎環境相が首相の体調について「今、様々な憶測に基づく議論やうわさ、根掘り葉掘り様々なことが出て、そして尾ひれがついていろんな事が出る状況は私は醜いと思います」と述べたことを伝えた。

 この発言にMCの坂上忍は「腹が立ってて」と明かし「醜いっていうのは、日本のトップリーダーの健康状態は国民にとって関心事であり、不安になるわけじゃないですか。だから知りたいわけなんです。でも知れないわけです。だから憶測が飛び交うわけじゃないですか。だからこそ明日総理が会見をなさるわけであって、僕ちょっとこの物言いは気に入らないんです」とコメントしていた。

 

https://hochi.news/articles/20200827-OHT1T50125.html

 

 

 

まあこの表現の何に気が障ったのかは知らないが、一寸読んだだけでは「憶測が飛び交っても仕方がない」と坂上忍は割り切って考えているようにも感ずる。こちらの物言いの方がひどいものではないのかな。

 

「憶測が飛び交っても仕方がない」とは思っているかどうかはさておいて、それよりもそのことが「醜(みにく)い」と表現するほどのことでは無いと、直感的に感じていらしゃっているのではないのかな。

 

しからば「醜い」というほどのことでは無いとすると、どのように表現するのか。というよりも、「憶測が飛び交って当然だ」と、多分感じていらっしゃるのではないのか。

 

これこそが傲慢のなせる業なのである、と小生には感ずるのであるが。

 

坂上忍はこのところ、TVなどで大きな顔をして吠えているようなので、かなり傲慢になっているのではないのかな。その傲慢さに、小泉進次郎氏という有名人の「醜い」という言葉が、刺さってしまったのかな、と感ずるのである。

 

普通に読めば、何ともない言葉なのだが、そのことに敏感に反応した、意識的に反応したのだろう。

 

 

丁度、立憲民主党石垣のり子参議院議員ツイートと同じものなのではないだろうか。

 

 

石垣のりこ

@norinotes

総理といえども「働く人」。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。 が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます

3:53 PM · Aug 28, 2020

https://biz-journal.jp/2020/08/post_176739.html

 

 

 

これに対して立憲民主党は、石垣のり子氏に対して、「厳重注意処分」を口頭で伝えている。

 

石垣のり子氏はそれなりに謝罪している様だが、リプライ欄には、批判もある反面、賛意を示すリプもあり、石垣のり子は心底から過ちとは認めていないようだ。

 

これでは野党の在り方が問われてしまう良い例となってしまうではないのかな。

 

 

石垣議員「体を壊す癖」投稿を改めて謝罪「拙い表現で反省」党から口頭厳重注意処分

2020.08.31

  

石垣議員「体を壊す癖」投稿を改めて謝罪「拙い表現で反省」党から口頭厳重注意処分

安倍晋三首相    

 立憲民主党の石垣のりこ参院議員が31日夜、ツイッターに新規投稿。28日に持病の潰瘍性大腸炎を理由に辞任表明した安倍晋三首相に関して「大事な時に体を壊す癖がある」などとツイートしたことから批判が殺到して同日深夜に謝罪後、改めてこの日、「拙い表現で反省」と謝罪した

 石垣氏は自身のアカウント(@norinotes)で「本日、我が党の福山幹事長ならびに長浜参院会長より『口頭厳重注意処分』を頂戴しました」と明かし、「私の発言は疾病やそのリスクを抱える方々に向けたものでは決してありません。しかし、解釈の余地を残す拙い表現で、意図せず傷つけてしまった方たちがおられることには、改めて深く反省しお詫びを申し上げます」(以上、31日午後8時51分投稿)とつづった。

 さらに、同氏は連続投稿。「今後は、表現をさらに洗練させることに努め、時代の空気に屈せず、また、権力に萎縮することなく、政治家として言うべきことは毅然と発言する姿勢を貫いてまいります」(31日午後8時51分投稿)と、自身の姿勢を貫く覚悟を示した。

 リプ欄には「怒りしか感じません」「安倍総理の事を言ったとしても、あの文面だと疾患を持つ者、病弱な方が全て対象です」といった批判の半面、「支持します。#石垣議員は辞職する必要ありません」「常識を逸する発言を自民党の副総裁をはじめ多くの方々がしているのでお気になさらず」「説明責任も果たさず無責任にも総理を辞任する安倍総理への国民の計り知れない怒りを国民の代わりに代弁してくれただけであり病気で苦しむ人達へ発言したものではない事は明らかにわかります」などと支持する声も相次いだ。

https://www.daily.co.jp/gossip/2020/08/31/0013653782.shtml

 

 

 

何はともあれ、困窮者に30万円給付を全員に10万円給付といとも簡単に替えられてしまった岸田文雄政調会長よりも、菅さんが良いよと安倍さんは言った様だが、菅義偉と言う人物は、どんな総理となるのであろうか、まあある種の楽しみがある。

(終わり)