「日本学術会議」は親共・容共組織(35)

1948S23)年816日に、大阪府で誕生し、京都市で育っている、とWikipediaには書かれている。静岡で生まれ育ったものではないので、静岡県知事をやっていても、さらさら思い入れはないものと思われる。

 

19723月 早稲田大学経済学部経済学科を卒業

19753月 早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了

19754月 早稲田大学大学院経済学研究科博士課程理論経済学・経済史専攻入学

1977~1981年 オックスフォード大学ウォルフソン・カレッジで学ぶ

19823月 早稲田大大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学

198510月 オックスフォード大学博士号取得

19904月 早稲田大学経済学部・教授に昇任

20074月 静岡文化芸術大学の学長に就任(同大学の理事長は静岡県知事の石川嘉延

200977日 第17代静岡県知事(民主党推薦)に就任
        (~第18、第19代2017625~現在

 

日本学術会議の会員に選出されていたなどと言う記事は見つからなかったので、会員になったことはなかったのでしょう。選ばれなかったことで何らかの偏見を持ち、菅総理に対して「学問された人ではないですね」などと言う発言が出たのではないのかな、などと推測も出来そうだ。

 

 

その川勝平太が、リニア中央新幹線静岡工区の工事着工について、イチャモンを付けていると言う。そのため静岡工区の工事の着工が出来ていないので、JRサイドでは、2027年の開業が絶望的となっている、と言う。

 

 

次の記事を読むと、川勝平太JRの言う準備工事も本体工事の一部だとの認識で、「県の自然環境保全条例に基づく協定が必要」だと言い、協定がない限り工事の再開は認めることが出来ない、と主張しているようだ。まあ、これは一種の言いがかりなのであろう。彼は、リニアに、適当な理由を付けて邪魔をしているだけなのでしょう。

 

 

 

リニア工事、「準備」の解釈にずれ JR東海静岡県

2020/7/6 15:30
日本経済新聞 電子版

リニア中央新幹線を巡り、JR東海静岡県の間で「準備工事」の範囲について認識の隔たりが鮮明になっている。JR東海は3日夜、県に工事の再開条件について質問状を再び送付した。県が協定締結を求める工事の範囲が、従来の説明と食い違っていると主張している。2027年からのリニア開業延期は避けられず、計画を認可した国土交通省と協議も始める。

 

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リニア中央新幹線建設について会談するため静岡県庁に到着し、川勝平太知事(左)と会場に向かうJR東海の金子慎社長(626日午後)=共同

リニアの静岡工区は作業基地(ヤード)の整備などをする準備工事と、トンネルを掘削する「本体工事」の2つに分かれる。現在は県の許可が下りないため、準備工事の途中で滞っている。

JRはヤードの地ならしといった準備工事の再開を求め、626に金子慎社長が川勝平太知事と初めてのトップ会談に臨んだ。知事は再開の可否について明言を避けたが、その後の会見で「一切認められない」と従来の主張を繰り返した。

JR629日、知事の発言の真意を問う質問状を送付。県は3日、JRが再開を求める工事が本体工事の一部と主張し、「県の自然環境保全条例に基づく協定が必要」と回答した。

 

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認識のずれが起きているのは協定を結ぶ工事の範囲だ。両者とも本体工事に協定が必要な点では一致している。ただ、JRは再開を求めていた準備工事の範囲まで協定が必要とされた点は「説明を受けたことがない」と明らかにした。県が新たな解釈論を出してきたとの認識を示している。

求める準備工事はあくまでトンネル掘削の前段階のため、準備工事に新たな区分を設けること自体が「条例の目的に照らしても必須とは思えない」とも指摘した。このためJRは再度の質問状で、解釈を変更した理由と経緯について明らかにするよう求めている。

協定締結までの手続きについても隔たりが浮き彫りになった。県は4月から始まった国の有識者会議や県の専門部会で議論した後、環境保全の計画書を提出しなければならないとしている。一連の段階を経るには「数カ月かかる例もある」(県担当者)という。

 

リニア中央新幹線のルート リニアのルート

一方でJRは仮に協定が必要だったとしても、「県からの指摘を盛り込んだ書案に合意」といった比較的簡素な手続きで、工事が再開できる可能性があるとみていた。このため金子社長は626日の知事との面談後の会見で、手続きの時間軸について「確認しきれなかった」と悔いていた。

JRは県からの回答を「可能な限り早期に」と求めている。既に27年の開業は延期が確実とはいえ、協定手続きの確認は今後の工事の進捗に大きく関わるからだ。リニア計画はこれまで進んでこなかったトップ会談が実現したように、両者の「相互不信の連鎖」を解きほぐす点が次の一歩につながる。

(野口和弘)

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61187860W0A700C2L91000/?n_cid=NMAIL006_20200706_Y

 

 

 

 

何が原因で、川勝平太はダダをこねているかは知らないが、単にリニアを通させたくないの一点で反対しているようにも見えるが、如何かな。

 

このリニア中央新幹線は、先のルート図を見ても静岡県の北に出っ張った突先を突き抜けるだけで、静岡県には何のメリットもない、と思われる。地図によると、ここは「南アルプス」と呼ばれており、明確な範囲はわからないが相当部分が「南アルプス国立公園」となっている様だ。

 

川勝平太にとっては、このメリットのないことが気に入らないのであろう。事実、「リニア工事は静岡県にまったくメリットがなく、工事を受け入れるための“代償”が必要」だと、2019.6に述べているのだ。但し、この発言、あまりにも卑しいと思ったのか、川勝平太は後に撤回しているが。

 

駄々をこねているのは、案外こんな理由なのであろう。次の論考には、主題ではないがそんなことも書かれている。

(続く)