日本のご皇室と英国王室(19)

2018年の報道では、破談の文字もあったのであるが。

 

 

小室家問題、進む秋篠宮家の“破談”の台本 周囲は「まるで結婚詐欺に…」

国内 社会 週刊新潮 2018222日号掲載



眞子さま 小室圭さん衝撃を受けられた眞子さま(他の写真を見る)


 あたかも「ボタンの掛け違い」のような、小さくとも重要な齟齬が、お二人の間には横たわっていたのではあるまいか。小室さんの存在が世に知られた昨年5月以降、次々と報じられてきた自身や家庭の“事情”は、秋篠宮ご夫妻はおろか、当の眞子さまも「初耳」の話ばかりだった……。

ICU」「海の王子」「メガバンク勤務」――。煌(きら)びやかなプロフィールとともに明らかになったのは、慶事不穏な影を落とすような事柄ばかりであった。

 小室さんの父と祖父が相次いで不幸な亡くなり方をしていたことや、母の佳代さんと霊媒師との関わりなどがたびたび報じられてきたのは、ご存知の通り。

「こうした報道を目にされるたび、秋篠宮殿下は驚かれていました

 そう振り返るのは、さる宮内庁関係者である。

「殿下にとっては、一つ一つが初めて聞くお話ばかりでした。とはいえ『小室さんではなくご家族にまつわる話であるから大きな問題はない』とのお考えでした。何よりも、眞子さまのご意思を尊重なさっており『眞子が選んだ人だから』とのスタンスは、終始崩されなかったのです」

 報道によって新事実を知らされるとは、皇族のご結婚においてあり得べからざる事態である。が、その理由は、小室さんから身の上を縷々(るる)聞かされていた眞子さまが、ご両親に内密にされていたからでは決してない。というのも、

眞子さまご自身が、こうした事実をつぶさにご存じなかったのです。つまりは、小室さんが正しく伝えていなかったということに他なりません」(同)

 年末を迎え、事態は一気に深刻化する。佳代さん(51元婚約者との間に、430万円を超す金銭トラブルがあるという内容の記事を女性誌が掲載し、年明けには本誌(「週刊新潮」)を含む複数のメディアも報じるに至った。前出の関係者は、

「年末の時点では、宮内庁もまだ半信半疑といった受け止め方でした。ですが、年明けに報道が相次いだことで、本格的に対処せざるを得なくなったのです。決定的だったのは、その男性と佳代さんとの話し合いの場で、圭さん本人が『(貸与でなく)贈与だと認識している』と発言していた点。これで宮内庁としても、母親でなく明らかに“本人の問題”だと見なさざるを得ませんでした」

 小室さんの大学の入学金や留学資金を援助してくれたこの男性から、佳代さんは一方的に婚約解消を言い渡されていた。それからおよそ1年後、突如返済を迫られたというのだから、まさしく寝耳に水だったかもしれない。加えて、母を助けたい一心から交渉の場で援護に回った小室さんの思いも、決して理解できなくはない。

 が、見解の相違に端を発したトラブルは、今なお厳然と存在するのだ。


文書で“取り止め”を示唆

 関係者が続けて、

「延期発表で読み上げられた、眞子さまと小室さんのお気持ちを記した文書には『諸行事や結婚後の生活について、充分な準備を行う時間的余裕がない』とありました。実は、これが全てを物語っています。行事の日程はあらかじめ決まっているので時期が来ればこなす他なく、延期の理由にはなりません」

 問題は「結婚後の生活」のくだりだという。

眞子さまが『将来の設計図を描けない』と述べられているわけで、つまりは“取り止め”を示唆しています。といっても『無期限延期』などと発表できるはずがない。根拠の乏しい『再来年まで』とせざるを得なかったのです」(同)

 トラブルが表面化したのち、小室さんは頻繁に秋篠宮邸を訪問。が、その間、秋篠宮さまとの面会が叶わなかったこともあった。

ご一家はもちろん、宮内庁も不信感を募らせる一方です。再来年に延期とは、すなわち“最も長く見積もって2年間が、取り止めへの準備期間である”という意味。穏やかながらも着実に、破談に向けた筋書きは進められているのです」(同)

 小室さんは昨年9月の婚約会見後、長らく疎遠になっていた神奈川県藤沢市の親族に自ら連絡し、現地で20人ほどの親類から歓待を受けたという。出席者によれば、

「『1月にまた会いましょう』と約束していたのですが“インフルエンザにかかった”とのことで、再会は実現しませんでした」

 若いお二人の蹉跌は、確実に両家をも巻き込んでしまったのだ。

 とはいえ、430万円のトラブルはあくまで一般人同士の事案で、秋篠宮家と小室家との間で金銭問題が生じているわけではない。それでも皇室や宮内庁の内部からは、きわめて直截かつ辛辣な声が出始めている。

 そもそも慶事が報じられて以降、皇族方の間からもご結婚を疑問視なさる声が上がっていたという。

「小室さんについては、収入などの不安が当初から指摘されていました」

 とは、さる宮内庁関係者。

「続いて家庭事情が明らかになるにつれ、皇族方からは『聡明な紀子妃殿下が付いておられるのに、なぜこうしたことに』とのご心配が漏れてきました。とりわけ女性皇族の中には『民間人になるとはいえ、元皇族という立場は変わらない。恋愛はともかくご結婚のお相手となると、おのずと相応しい方が求められるはずなのに……』と、眞子さまの行く末を懸念される方もいらっしゃいました」

 秋篠宮家の関係者が語気を強める。

「お金のトラブルもさることながら、迎え入れるお相手とそのご家族に秘匿していたことが、より問題です

 一般人同士でも破談になりかねないケースで、まして今回のお相手は、将来の天皇の姉となる内親王。ご婚約に先んじて誠実に対処すべきだったのは言うまでもない。

「小室さんは婚約会見を経てもなお、こうした問題が未解決であることを伏せていた眞子さまのお受けになった衝撃は察するに余りあり、周囲では『まるで結婚詐欺に遭ったようなものだ』などと、強い言い回しで嘆く者もいるほどです」(同)

 偽らざる本音であろう。



https://www.dailyshincho.jp/article/2018/02220559/?all=1&page=2



 

将にこれでは、正真正銘の「結婚詐欺」である。

 

眞子さまご自身が、こうした事実をつぶさにご存じなかったのです。つまりは、小室さんが正しく伝えていなかったということに他なりません

 

このような重要事項を結婚相手に伝えていなかった、と言うことは、将に詐欺、結婚詐欺なのである。

 

しかも秋篠宮さまは、『眞子が選んだ人だから』と言って、眞子さまを信用しきっていた様だ。

 

これでは困るのである。秋篠宮さまは、(世間知らずの)『眞子が選んだ人だから』、しっかりと調べてください、と宮内庁を叱咤激励しなければならなかった立場ではないのか。

 

甘く考えられていた、としか思われてならないのだ。これではご皇室に汚点がついて回ってしまうことになる。

 

 

それでも眞子さまは、結婚する気でいるようなので、その気が知れないと言うものである。

 

ならばご皇室としてのご結婚と言うことでは無くて、一市民としての結婚とすべきなのである。眞子さま秋篠宮家から離脱、即ち、秋篠宮さまが親子の縁を切る、眞子さま廃嫡(はいちゃく)すべきなのである、と言うことが、恐れ多くも最もふさわしいことと思えるのであるが。


(続く)