日本のご皇室と英国王室(32)

小室圭氏の文書で言及されている元婚約者の『返してもらうつもりはなかった』という発言の音声記録は公表されているのか。ぜひ確認したいものだ。

 

事ここに至っては、何が正しいのかは皆目見当がつかないが、元婚約者側の音声記録では『もう最初から差し上げます、と言った覚えは、僕は一言もない。』と言っていることは確かなようだ。

 

 

小室文書の信憑性も、結構怪しくなってきたようだ。

果たしてどちらが正しいのか、小生には元婚約者に軍配が上がるような気がしているのであるが。

 

だがこの小室文書、宮内庁はそれなりに評価しているようだ。結局は宮内庁と小室家との出来レースだったのではないのかな、この分かりにくい小室文書は。

 

うがった見方をすれば、宮内庁眞子さまには匙を投げた感じではないのかな、早く結婚させて(皇族を離脱させて)問題を片づけたい、と言った雰囲気だ、だからこの文書を心からは信用しているわけではなさそうだ。宮内庁としては、廃嫡も考慮の対象となってきたのではないのかな。

 

 

眞子さまのご結婚に対する対応としては、次のようなケースが考えられる。

 

(1) 宮内庁秋篠宮家共々、ご結婚をみとめる。お2人は正式なご婚儀でご結婚となる。

 

(2) 宮内庁秋篠宮家共々ご結婚を認めないが、お2人は結婚を強行する。

 

(3) その場合、眞子さまを御皇族としての取り扱いになるのか。→儀式はないが支給金はある。

 

(4) 眞子さまを御皇族としての取り扱いはしない。→儀式もなく、支給金もない。廃嫡扱い。

 

現在の国民感情からすれば、(1) は絶対にない、と思いたい。あるとすれば(2) であるが、国民感情からは支給金は出しづらい。結局、(4) の対応とならざるを得ない、のではないのかな。

 

即ち眞子さま皇籍を離脱して(させて)から、小室圭と結婚すると言うこと。

だから、結果的に廃嫡と同じになろう、と以前から(小生は)主張しているのである。

 

 

さて話を元に戻す。

 

もちろんこの小室文書、元婚約者とは何の了解も取られてはいない。

 

 

 

小室圭さん文書は元婚約サイドも寝耳に水 なぜ宮内庁長官はベタ褒めしたのか?

永井貴子2021.4.8 20:22



 

「非常に丁寧に説明されている印象だ」「小室さん側と元婚約者との間の話し合いの経緯についても理解ができた」

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 48日、西村泰彦宮内庁長官は、秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚が延期となっている小室圭さんが、公表した文書について、妙に感じるほど高く評価した

 それもそうだろう。

 秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、小室さんサイドに、金銭問題を「見える形で対応することが必要」との趣旨を述べた。この発言を受けて動いたかのように、その翌月2020.12月)に西村長官は、小室さん側の代理人弁護士を宮内庁に呼び出し、会見でも説明責任を果たすよう求めた

 そして、今回の文書は秋篠宮家の側近から8日の午前中に、西村長官に渡されたという。

 宮内庁とのすり合わせは、完璧であった一方で、元婚約者サイドは、寝耳に水であったようだ。婚約者の代理人に文書の感想をたずねると、「説明文書を出すことなどまったく知らされていませんし、まだ読んでもいない。元婚約者も同じでしょう」と吐露した。

「長官会見の木曜日を狙って文書を出したのは、明らかですよね。小室さんサイドとのすり合わせがあったわけで、長官としては自分の『仕事』が形になったわけですから、べた褒めも当然でしょうね」(皇室ジャーナリスト)

 宮内庁長官をはじめ、宮内庁眞子さまと小室さんの結婚をあと押しする体制にかじを切ったと見ていいだろう。

 
 だが、要職も経験した宮内庁関係者は、計28枚の文書に目を通したうえで、こう顔をしかめた。

「まるで学生のレポートだなというのが、最初の印象です。中身は、おカネの話とご自身とお母さまの正当性の主張と元婚約者への非難に終始しており、誠実さがにじむ内容ではない。裁判書類そのものです。秋篠宮殿下は、『国民の理解と納得してくれる状況』というキーワードを口にしていたが、彼の文書に好感を持つ人は少ないのではないか。一般のお金持ちのお嬢さんとの結婚であればいいが、皇室の方のお相手として、相応しいという印象は受けませんでした。いま皇室は国民の支持や敬愛を失いつつあります皇室の危機的状況ともいえる状況で、出すべき文書ではなかったと感じます」



 そう感じるのは、一部の宮内庁関係者だけではない。弁護士で、米国ミシガン州の弁護士資格も持つ、芝綜合法律事務所の牧野和夫さんは、小室さんの文書は、眞子さまとの結婚への強い思いよりも、プライドの高さが強い印象を残す文書だったと話す。

「訴訟大国である米国で、報告法律を学び過ぎたがゆえに、さらに禍根を広げる結果になったような印象です。米国は自己主張が強くなければ、生き残れない社会ですから、これほどの大作になったのでしょうね」

 また、報道や元婚約者の証言による実誤認を訴えるために、元婚約者との返済の有無についてのやり取りについて、録音した音声データを引用するなど詳細な説明をしている。

「しかし、強権に法律論を持ち出す方が皇族の結婚相手として相応しいかという問題もあります。一般の企業の対応でも、正当な法律論をかざして反対に批判を浴びた例もあります。相手や世間の理解や共感を得るためには、法律を振りかざすのではなく、世論など他の側面も考慮して考えなければいけないという典型例です。小室さんも真の法律家になるには、まだまだ法律以外の勉強が必要かもしれませんね

 西村長官は、宮内記者との記者会見でも手放しに近い高評価を口にしていたという。このままでは皇室と国民の感覚のかい離はますますひどくなるばかりではないだろうか。

AERAdot.編集部/永井貴子)

https://dot.asahi.com/dot/2021040800082.html?page=1



 

この小室文書の評価として、次のような文言を列挙している。

 

誠実さがにじむ内容ではない

相応しいという印象は受けません

出すべき文書ではなかった

さらに禍根を広げる結果になった

結婚への強い思いよりも、プライドの高さが強い印象

 

小室さんも真の法律家になるには、まだまだ法律以外の勉強が必要かもしれませんね

 

 

・・・と、あげくの果てにはまともな法律家になれないかも知れない、と予想しているのだ。

 

にも拘らず、宮内庁はこのいわくありげな「小室文書」を評価している、と言う。

 

この意図には、次の2点が考えられる。

 

 

(1)

小室文書の不評さから、小室圭氏の弁護士としての実力に、宮内庁としても疑問が生じ始めている、と言うこと。だから早くお2人を結婚させて(皇室離脱)、終わりとしたい(関わらない)。

 

(2)

内庁の眞子さま離れ、即ちご結婚をお止めにならないならば、廃嫡も致し方ないという気持ちに傾いている、と言うこと。

 

 

先ず(1)から、その理由を述べてみよう。

 

 

なんと言っても、本職の弁護士がこの「小室文書」にダメ出しをしていることだ。

 

それは本職の弁護士で衆議院議員も経験している「横粂勝仁」が、「こんな長く、分かりにくい文章を書く人は、能力がない人のやること」と、辛辣だ。

(続く)