日本のご皇室と英国王室(37)

小室文書に宮内庁震撼「眞子さまのご意向でここまでこじれてきた」
2021.04.15 19:00
 女性セブン

 皇室の懸案事項となっていた秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚問題が新局面を迎えた。結婚を妨げる要因となっていた小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者Aさんとの金銭トラブルについて、小室さんが全28ページにも及ぶ文書を発表。その内容は、受け取ったお金を返すことを拒否するものだったが、4日後に方針を一転させ、解決金を渡す形で事態解決に向けて進む意志を示したのだ。

 この状況について宮内庁は、表向きは“平穏”だが、内部に深い亀裂が入っている。「小室文書」が発表された日の午後、西村泰彦宮内庁長官は会見で、「非常に丁寧に説明されている」「小室さん側と元婚約者の話し合いの経緯について理解ができた」と述べた。宮内庁関係者の話。

「西村長官が文書を高く評価したとみる向きがあり、宮内庁には“長官はなぜ文書を認めるのか”と抗議する声が届いています。しかし、西村長官は『経緯は理解した』とは言っていますが、『内容を評価する』とは言っていません。本音では、内容に疑問を抱いているはずです。

 実際、ある幹部は“文書を読んで震撼した。あんな一方的で矛盾だらけの論文みたいな文書で国民に受け入れられるはずがない。何か思い違いしているのではないか”と不満をあらわにしていました」

 宮内庁内部には少なからずそんな鬱憤がたまっている。しかし、そうした意見が表になることはない。なぜか──。

言葉を失うぐらいの衝撃を受けている。それは『小室文書』についてではない。内親王である眞子さまが、小室家の借金トラブルの対応に積極的にかかわられ、眞子さまのご意向でここまでこじれてきたことがはっきりしたからだ

 皇室のなかからは、こんな悲愴な声が聞こえてきた。文書発表の翌9日、秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫は会見で、Aさんに解決金を払わないという小室家の基本方針は、「眞子さまのご意向が大きかった」と明かした。

秋篠宮ご夫妻も小室文書について、金銭トラブル解決のための対応が目に見える形になるべく努力している、と評価する受け止めをされているそうです。眞子さまのご意向が反映され、秋篠宮さまも紀子さまも、文書を評価された。文書の公表の方法については、事前に秋篠宮家の側近に相談されていたので、この文書は事実上、秋篠宮家の“公認”のものといえるでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 現在に至るまでの小室家の借金トラブルに対する頑なな態度や、それを正当化する文書は、そもそも秋篠宮家の“お墨付き”──そうであれば、皇族方を支える立場である宮内庁職員が身動きを取れないのは当然だ。「この状況に絶望している」と語るのは別の宮内庁関係者だ。

秋篠宮家は“次の天皇家”で、宮内庁として絶対にお護りしなければならない対象です。忸怩たる思いを抱えていても、眞子さまのご意向を否定することは、誰にもできないのです。それは、たとえ長官であっても、です」

眞子さまはトラブルに積極的にかかわった

 2年ほど前、「婚約前だから他人の家について何か言うのははばかられる」とおっしゃったのは秋篠宮さまだったが、実際には眞子さまを中心として、小室家の借金トラブルに“介入”。結果として、一般人であるAさんは追い込まれ、泣き寝入りに近い状態にある

「戦後、歴代の天皇を中心に皇族方は、あらゆる民間の競争や紛争に、徹底して中立を貫いてこられました。特に、お金や経済に関することには注意を払われてきた。もし一方に“皇室の権威”が加担すれば、不平等になるからです。

 しかし、眞子さまはそうした注意を払われず、積極的にこのトラブルにかかわられ、いまでは、秋篠宮家や宮内庁幹部が一方的な主張である『小室文書』に権威を与えてしまっている。一般人のAさんにしてみれば、どれほど恐ろしいことでしょうか」(皇室記者)

 国民に祝福される形での結婚への道は、果てしなく遠い。

女性セブン2021429日号

https://www.news-postseven.com/archives/20210415_1651577.html?DETAIL

 

 

 

ここで「眞子さまのお気持ち」とやらを紐解いてみたい。

 

天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっているとは本当かな、怪しいものだ。

 

 

 

「結婚に向けて進んでまいりたい」 眞子さまのお気持ち全文

   2020.11.13 16:39ライフ皇室

 

妹の佳子さまと写真を見られる秋篠宮家の長女眞子さま赤坂御用地の宮邸(宮内庁提供) 眞子lif2011130031-p1

 

 

 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが13日、宮内庁を通じて公表されたお気持ちの全文は以下の通り。

 一昨年の2月7日に、私と小室圭さんの結婚とそれに関わる諸行事を、皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の本年に延期することをお知らせいたしました。

 新型コロナウイルスの影響が続くなかではありますが、11月8日に立皇嗣の礼が終わった今、両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います。



 前回は、行事や結婚後の生活について充分な準備を行う時間的余裕がないことが延期の理由である旨をお伝えいたしました。それから今日までの間、私たちは、自分たちの結婚およびその後の生活がどうあるべきかを今一度考えるとともに、様々なことを話し合いながら過ごしてまいりました。私たちの気持ちを思いやりあたたかく見守ってくださっている方々がいらっしゃいますことを、心よりありがたく思っております。

 一方で、私たち2人がこの結婚に関してどのように考えているのかが伝わらない状況が長く続き、心配されている方々もいらっしゃると思います。また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です

 今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況ですが、結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております。

 この度、私がこの文章を公表するに当たり、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました。天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております。

https://www.sankei.com/life/news/201113/lif2011130031-n1.html

 

 

 

それにしても「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して」おられるのであろうか、はなはだ疑問を感ずるものである。

(続く)