そんなわけで、NBCは今年の5月には東京五輪の放送体制を発表していると言う。
【東京五輪】放映権持つ米NBCは「中止意思なし」の動き
2021年05月20日 18時40分
このまま〝強行開催〟へと突き進むのか
今夏の東京五輪の放映権を持つ米放送局「NBC」に開催中止の意思はないようだ。
新型コロナ禍の深刻化により国内外で中止を求める声が高まっている東京五輪。その中で巨額の放映権料を払っているNBCの動きに注目が集まっているが、同局は開催強行へ向けた動きを強めている。
米メディアは一斉にNBCが東京五輪の放送体制を発表したことを報道。米紙「カンザスシティースター」は「NBCの五輪部門が、東京五輪の解説者の編成を発表した。また、日中の総合司会はレベッカ・ロウに決まった」と東京五輪の開催へ向けて準備が進んでいる様子を報じた。
また米紙「ペンシルバニアニューストゥデー」は「NBCは数週間以内に正式なスケジュールを発表する」と指摘。東京五輪全体の詳細な放送日程を6月中に決定する見込みを報じた。
東京五輪の開催可否に関しては、放映権を持つNBCがカギを握るとの指摘が大きい。同局が中止に舵を切る可能性も指摘されていたが、東京五輪の放送体制を次々と正式発表し始めたことで開催強行を決断したとみられている。
世界中から開催反対の声が強まる中、東京五輪に巨額のカネを出している企業はやはり強行へと突き進んでいるようだ。
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/3187662/
「世界最終戦争」が起きても、やるつもりの様だ。そんな意味にもとれそうだ。
アルマゲドンない限り五輪開催
IOC最古参委員、英紙に
2021/5/27 20:11 (JST)5/27 20:27 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社
IOC委員のディック・パウンド氏(ロイター=共同)
【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)で最古参のディック・パウンド委員(カナダ)が、開催に批判的な声が高まっている東京五輪について「予見できないアルマゲドンでもない限り実施できる」と語った。26日までに英紙イブニング・スタンダード(電子版)が伝えた。
アルマゲドンとは世界最終戦争を意味する言葉。79歳のパウンド氏は同紙の取材に対し「何が問題なのか分からない。十分な情報を持つ科学者たちが保健所と連携し、五輪を開催しても日本国民へのリスクは増加しないと言っている」と持論を展開。来日者の大半が「バブル」内にとどまるため安全を確保できると主張した
https://nordot.app/770605224263172096?c=65699763097731077
カナダ人のディック・パウンド委員のほかにも、オーストラリア人のジョン・コーツ調整委員長やドイツ人のトーマス・バッハ会長までもが、東京五輪に関して暴言を吐いている。
日本人が幾らか犠牲になろうとも、オリンピックは開催される、と言っている。
IOC「アルマゲドンない限り五輪開催」 再三の傲慢発言に「何様なのか」と批判噴出
2021年05月27日13時01分
国際オリンピック委員会(IOC)の最古参委員であるディック・パウンド氏(79)の「アルマゲドン」発言が波紋を広げている。
英紙「イブニング・スタンダード」(電子版)は2021年5月25日、東京五輪開催へ向けてのパウンド氏の見解を報じた。記事の中でパウンド氏は「前例のないアルマゲドンに見舞われない限り、東京五輪は計画通りに進むだろう」と持論を述べた。
画像はイメージ
最終戦争、人類滅亡意味する「アルマゲドン」
パウンド氏が口にした「アルマゲドン」とは、最終戦争、人類滅亡を意味する言葉で、とても過激な表現だ。
パウンド氏は、突発的な大事に直面しない限り五輪は開催されると強調したかったかもしれないが、残念ながら「アルマゲドン」を用いたことで理解に苦しむものになった。
そもそも東京五輪・パラリンピックは、スポーツを通じて東日本大震災の復興を後押しするもので、「復興五輪」を掲げてきた。そして現在、新型コロナウイルスの影響で先行きに不安を抱えている国民もおり、そのような中であまりにも配慮に欠けたIOC委員の発言だった。
五輪中止の選択肢を事実上排除したパウンド氏の発言は日本でも話題となり、このニュースを伝えたインターネットのコメント欄では批判的な声が相次いでいる。
(続く)