静岡県川勝平太・悪逆無道(5)

静岡県知事の川勝平太大井川水系の水問題で、JR東海に工事許可を出していないので、しかも今後も許可を出す意向は更々無いようなので、大雑把に言って、リニア中央新幹線のとる方策は、次の三つしかないことになろう。

 

 

(1)静岡県南アルプストンネルを諦めて、山梨県に迂回するルートに変更する。

 

(2)富士山静岡空港を建設する代わりに、南アルプストンネルを認めさせる。

 

(3)リニア中央新幹線そのものを諦めてしまう

 

 

(3)の方策は、今のところ俎上には一切上がっていない筈である。最悪の選択となろう。

 

今となっては一番の上策は、(2)であろう。

 

JR東海も腹をくくって、川勝平太に密使でも送って密かに(2)案を提案してみたらどうかな。今となっては(2)案+αが必要となろうが、これも交渉事だ。これで川勝が工事再開を許可すれば、それに越したことはない。

 

奥の手としては、静岡県から大井川の管理権を取り上げてしまう手もあるようだが、これは余程うまくやらないと大混乱を引き起こすことになろう。

 

先ずは(2)案を提案して、詰めてゆくことだ。これがダメであれば、リニアは通じなくなってしまう。最後の手として、(1)のルート変更を真剣に考えなくてはならないことになる。

 

どっちみち次の4年後のことを考えてもルート変更しても、10年は遅れてしまう訳であるので、

この際潔くルート変更に着手すべきではないのかな。静岡県のイチャモンには一切関係なくリニアを進めることが出来るのであるから、費用や遅れの問題はあっても

 

ただ、JR東海は何を考えているのかは知らないが、ルート変更は考えていないようだ。

 

 

 

リニアルート変更「あり得ない」 JR東海副社長、総会で

 

202162312:10

f:id:altairposeidon:20210627160642j:plainJR東海の株主総会が開かれたホテルに入る関係者(23日、名古屋市 


JR東海は23日、名古屋市内のホテルで定時株主総会を開いた。株主からはリニア中央新幹線について質問が相次ぎ、宇野護副社長は静岡工区について「ルート変更はあり得ないと考えている」と答えた。このほど4選が決まった静岡県川勝平太知事は大井川の水環境への影響を問題視しており、ルート変更を正式に要請する意向を22日に示している。

リニアは技術や環境への影響を考慮したうえでJR東海が東京・品川―名古屋間の工事認可を受けている。宇野副社長はルートの変更は「すべてが振り出しに戻ることになる」と述べた。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD2329U0T20C21A6000000/

 

 

 

 

まあ、静岡県議会の自民党もだらしがないと言ったら、誠にだらしがないの一言に尽きる。もっとマシな立候補者を撰ぶことはできなかったのかな。1年以上も時間があった訳だから、真剣に知事候補者探しに熱中するべきであった。明らかに負けることがわかっている様な岩井茂樹しか選べなかったのか。

 

まあ静岡県民も支那工作員まがいの川勝平太なんぞを知事に選ぶとは、誠に情けないと言ったらありゃあしない。

 

それと同じくらいに、JR東海も傲慢すぎる。酸いも辛いも噛分けて、もう少し静岡県を平たく言えば懐柔しておく必要があった訳だ。

 

 

 

リニア、ルート変更で「静岡抜き」も現実味…地元の要望無視したJR東海の傲慢がアダ
企業・業界 2021.06.13 05:55 文=編集部
【この記事のキーワード】JR東海, 川勝平太, JR東海リニア中央新幹線

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静岡県庁本館(「Wikipedia」より) 

 静岡県知事選(6月3日告示、20日投開票)は現職の川勝平太氏が4選を果たしそうだ。自民党静岡県連は、参院議員を務めた岩井茂樹氏を擁立。ただ、もともと知名度も高くない岩井氏は秘書に暴行を加えるなどのパワハラ疑惑が報じられ、逆風が吹く。JR東海リニア中央新幹線の工事着工に反対する川勝氏の勝利が見込まれており、リニアの2027年の開業は絶望的となりそうだ。

水量減り農業に影響も
 今回の知事選の最大の争点は、まったく進んでいないリニア新幹線静岡工区のあり方だ。川勝氏はトンネルの掘削を行えば、大井川の水量が減って農業に支障が生じると主張。トンネルを貫く南アルプスの生態系に悪影響が出るとも指摘しており、工事を認めていない。

 JR東海は工事に伴い発生する湧き水をポンプで戻す案を提案。これは10〜20年かけて流出した量と同じ分を戻すもの。川勝氏はあくまでも「全量戻し」にこだわる。JR東海が示す案は時間がかかり、全量戻しに相当せず、利水者が不利益を被る可能性があるとして、批判を強める。

 静岡工区を挟む山梨、長野両県では、工事がすでに始まっている。しかし、同工区をめぐっては、トンネル掘削の前提となるヤード整備などの準備工事にも入れず、膠着状態が続いている。

自民党会派は「ヤクザ」「ゴロツキ」
 リニア以外でも、川勝氏は周辺との軋轢を生むことが多々ある。例えば、文化拠点の整備計画に反対する県議会自民党会派を念頭に「ヤクザの集団」「ゴロツキ」と罵ったほか、リニア新幹線の駅設置をめぐる三重県知事の説明に関して「嘘つきは泥棒の始まり」と非難するなど、暴言エピソードは枚挙にいとまがない。JR東海関係者は「川勝氏の言動は滅茶苦茶なため、県幹部も面従腹背だ」と指摘する。

 本来協力し、地域活性化に取り組まなくてはいけない静岡市長とも折り合いが悪い。田辺信宏市長は5月14日の記者会見で、川勝氏について「いろいろな組織を攻撃、批判してばかりの方とは連携がなかなかできない」と非難している。
(続く)