憤慨するのであれば、それは中国武漢・新型コロナウイルスを流布させた中国に文句を言ってもらいたいものだ。
東京五輪無観客「失望する」「観客は憤慨」 海外報道
- 2021/7/8 23:25 (2021/7/9 0:57更新)
- 日本経済新聞 電子版
五輪開催を間近に控えた国立競技場周辺(8日、東京都新宿区)
東京五輪・パラリンピックの都内と神奈川、千葉の3県の競技・式典が無観客で開催されると決定したことについて、海外メディアは8日相次ぎ速報で伝えた。英BBCは「楽しみにしていた観客にとって失望するニュースだ」としたうえで「日本のワクチン接種は進んでおらず、インド型(デルタ型)流行への懸念が強くなっている」と無観客開催の背景を分析した。
米国での五輪放映権を持つ米NBC系列のCNBCは「観戦客のいない試合で視聴者を飽きさせないことは難しい」とした。そのうえで、歓声を人工的に放送に取り入れる技術などについて紹介した。ただ「それでも観戦者のいないオリンピックはチケット収入(の見込み)を打ち砕くことになる」と大会収支への影響に言及した。
ロイター通信は「開会する2週間前に観客を入れるかどうかの最終決定がされたことに憤慨している観客は多い」と伝えた。「まず新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による1年延期、イベントの縮小、海外客の受け入れ断念、国内客の上限設定などをへて、無観客の決定は最新の打撃になった」と評した。
2022年2月に北京冬季五輪を開催する中国では、主要メディアが相次ぎ東京大会の無観客見通しを伝えた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB08DQ3008072021000000/
東京五輪の無観客開催に対して、海外からも戸惑いの声が上がっているが、開かれるだけでも有難いものと理解してもらいたいものである。
IOCのバッハ会長も、東京五輪の無観客開催に理解を求めるメッセージを発している。
IOC バッハ会長 五輪の無観客開催に理解求める動画メッセージ
2021年7月14日 6時05分 オリンピック・パラリンピック 大会運営
東京オリンピックのため来日しているIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長がメッセージを発表し「選手のことを思うと心を痛めながらだったが、難しい決定であっても安全第一で実行していく」と、多くの競技が無観客で開催されることへの理解を求めました。
IOCのバッハ会長は13日、東京・江東区の「東京ビッグサイト」に設置された、各国の取材拠点となるIBC=国際放送センターを視察し、そこで撮影した動画メッセージを発表しました。
この中でバッハ会長は「ほとんどの会場に観客がいないという決定は、選手のことを思うと心を痛めながらだったが、難しい決定であっても安全第一で実行していく」と述べ、多くの競技が無観客で開催されることになった東京オリンピックへの理解を求めました。
そのうえで、観客のいない会場で行われる競技について「大会の雰囲気を観客に代わってともに作り出していくために、放送がかつてなく重要になっている」と述べ、会場ではリモートで観戦する人が会場の選手に拍手を送ったり、競技を終えた選手がすぐに家族や友人と話したりできるようにすると説明しました。
バッハ会長は16日には広島を訪問することが発表されたほか、競技が始まってからは福島県や北海道の競技会場を視察する方向で調整が行われています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210714/k10013138201000.html
IOCのバッハはこんなことを言っているが、これはどうも本心ではないようだ。
(続く)