トーマス・バッハは、2021.7.14に菅義偉首相と官邸で会談した時に「新型コロナウイルス感染状況が改善した場合は観客入場を検討してほしいと要望」したと言う。
まあ、コロナの状況が改善した場合には、と断ってはいるが、無観客となってしまってある意味「憤懣やるかたなし」の気持ちではなかったのかな。
だがこの発言は、トーマス・バッハの金の亡者の面目躍如と言ったものである。まあ「ナチス」を生んだドイツ人のバッハのことである。トーマス・ナチス・バッハの考えそうなことである。
ＩＯＣは米国のNBCから多額の放映権料をせしめているので、どうしても有観客のオリンピックにしたかったものであろう。金の亡者と言われても仕方ないでしょう、ナチス・バッハは。
余りにも虫の良い話なので、日本政府はこのやり取りを公表はしなかった。
バッハ会長「有観客要望」報道に…「KY通り越して怒り」「ここまできたら朝令暮改で」さまざまな声
2021/7/15(木) 23:37配信
夜に伝わった。SNS上では「有観客開催」がトレンドワードとなり、さま。 国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長が14日に菅義偉首相と官邸で会談した際、23日に開幕する東京五輪について、新型コロナウイルス感染状況が改善した場合は観客入場を検討してほしいと要望していたという報道が、15日深夜に伝わった。SNS上では「有観客開催」がトレンドワードとなり、さまざまな声が寄せられた。
フォトジャーナリストの安田菜津紀さんはツイッターで「来日前から『緊急事態宣言でも五輪開催』を変えず、来日してから『緊急事態宣言はどういうものなのか』と言い、今度はこの要望」とあきれ、政治学者の山口二郎さんは「ええ加減にせえよ。オリンピックが平和の祭典と言いたいなら、会長自ら世界の紛争地帯を回って停戦を実現してみろよ。金もうけの亡者のくせにえらそうなこと言うな」と厳しく批判した。
「ジャパニーズピープルは二の次の炎上ぼったくり男爵」「昨日今日の東京の状況で有観客開催検討を言い出すバッハさんにはKYを通り越して怒りすら感じる」「だとしたら、感染拡大している今は中止してよいということですよね？」など憤りや怒りの声が上がる一方、「有観客開催良いと思うけどな。皆さん否定的ですね。観客無の方が違和感あるよ。ここまできたら朝令暮改で行きましょう」との声もあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2f80c9ea43f178f5bacbea423d2522a4d240418
「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長も、この発言には吃驚仰天と言った感じであった。きっと、「素人の馬鹿が何を言っているのか！」と言った趣である。
バッハ氏「感染改善で有観客」発言 尾身会長「普通の判断ではない」
毎日新聞 2021/7/16 20:40（最終更新 7/16 20:41）
記者会見する新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長＝東京都千代田区で2021年7月16日午後4時5分、宮間俊樹撮影
国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が感染状況の改善時に観客を入れての開催を求めたことについて、政府の有識者会議「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長は16日の記者会見で、「2週間後に有観客というようなことは、普通の判断ではないと思う」と述べた。
尾身氏は「急に人流（人の流れ）も下がって、ということを私も願うが、リアリティー（現実）としてはそうはならない」とけん制。バッハ氏が求める有観客開催の議論よりも、現在の感染拡大を食い止めるための対策に集中すべきだとの考えを示した。
尾身氏を含む感染症や医療の専門家グループは6月に、五輪の無観客開催を政府や大会組織委員会に提言していた。【原田啓之】
https://mainichi.jp/articles/20210716/k00/00m/050/365000c
バッハには、このコロナ禍での東京五輪の成功を手に、「ノーベル平和賞」でも貰いたいと言う魂胆があるらしい。そのために、３年前のことであるが、北朝鮮にまで足を延ばしたというではないか。
やはりどこまでもトーマス・バッハは、ナチス・バッハであった。
（続く）
