東京五輪2021、成功するか?(27)

但し、このホームページの文言は、回りくどくてトヨタが具体的に何をしようとしているのか、ぴんとこないのだ。

 

例えば、大会関係者の輸送支援(3)を行う中で、このようなことが移動の自由(1であり、環境や安全(2

にもこのように配慮出来ています、と言ったストーリーでしかも簡潔にポイントをついた表現をすれば、より光ったものとなったのではないのかな。移動問題を解決します(モビリティソリューションの提供)と言っている以上、何をだけでなく、

どのようにも示す必要があろう。

 

かねがね感じていたことではあるが、トヨタ得意の「TPS」は「課題」が決まればそれを解決するための手法である。問題は「TPS」で課題が見つかる訳ではないので、「百年に一度の大変革期」に対してその課題を見つけるために、そのため、豊田章男社長は大変苦労しているのである。課題を見つけるのは、だから、ボードメンバー」の責任・仕事なのである。TPSは、多分役には立たない。巨艦トヨタが、この大変革期を無事乗り切ることを祈念している。

 

さてこのH.Pageの文章は、しっかりと社内で練られたものなのか疑問が残るものである。または、関係部署間でこねくり回されてこんな表現になってしまったのか、と小生には思われてならないのである。小生の理解が間違っている様なら、どしどし訂正願いたい。

 

 

 

トヨタ自動車、東京2020オリンピック・パラリンピックを最先端モビリティとトヨタ生産方式でサポート

20180723



大会を通じ、「すべての人に移動の自由を」提供することにチャレンジし、モビリティ社会の未来の方向性を提案

  • 最先端技術を備えた多様なモビリティにトヨタ生産方式TPS)を融合したモビリティソリューションの提供により、サステナブルで円滑な大会運営に貢献

トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、オリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)に、すべての人に移動の自由を(Mobility for All)、水素社会の実現を核としたサステナビリティ環境・安全)、トヨタ生産方式を活用した大会関係者輸送支援、を3つのテーマとし、従来の車両供給の枠を超えたモビリティソリューションの提供を目指します。

トヨタは、オリンピック・パラリンピック両大会の同時開催が二度目となる、初めての都市である東京において、国際オリンピック委員会(以下、IOC)、国際パラリンピック委員会(以下、IPC)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、組織委員会)と連携し、競技会場や選手村、国際メディアセンター間のスムーズな移動を支えるモビリティソリューションを中心に、誰もが自由に移動できる、未来の豊かなモビリティ社会を提案することで、大会ビジョンである「史上最もイノベーティブで、世界にポジティブな改革をもたらす大会」に貢献にしていきます。

社長の豊田章男は、「高齢の方や障がいのある方が、より社会に参画するためには、移動の自由が鍵を握ると思います。誰かが何かに挑戦したいと思っている時、もし、移動が障害になっているのであれば、トヨタは、その課題に正面から向き合いたい。移動が挑戦するための障害ではなく、夢をかなえるための可能性になってほしい。だからこそ、私たちトヨタは“Mobility for All”を目指します。それは、『世界中のあらゆる人が、安全・安心で、自由に移動を楽しむことができるモビリティ社会』の実現に向けて、あらゆる努力を惜しまないということです。私は、オリンピック、パラリンピックスペシャルオリンピックスという、スポーツを通じた3つのグローバルなムーブメントに積極的に関わっていくことで、トヨタに関わるすべての人が、世の中に存在する様々な違いをお互いの個性として尊重しあい、多様性を受け入れることができるようになることを願っております。それが実現できた時に初めて、私たちは“Mobility for All”という目標に近づき、そして、『移動が夢をかなえるための可能性になる』世界にも近づくことができると信じております」と語りました。

以下は簡略化しているので、そのつもりで。

1)すべての人に移動の自由を(Mobility For All

TOYOTA Conceot-愛、e-Palette、ウェルキャブ、JPN TAXITOYOTA i-ROAD

2)水素社会の実現を核としたサステナビリティ(環境・安全)

FCVMIRAI」「SORA」、FC FLiftTOYTA(LEXUS) Safety Sense(System+)

3)トヨタ生産方式TPS)を活用した大会関係者輸送支援

TPSによる大会運営、MSPF_DCM


https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/23541540.html

(続く)