東京五輪2021、成功するか?(32)

東京五輪選手村の福島産食材拒否した韓国で「日本産魚介類」→「韓国産」の産地偽装事件が!

2021/8/12 21:22 (JST) ©株式会社東京スポーツ新聞社


韓国選手村では垂れ幕問題も発生 

 

韓国のオリンピック委員会を兼ねる大韓体育会は、選手村で提供される食事に福島産食材が使用されるとして独自の給食センターを設置していたのは記憶に新しいが、同国内で日本産魚介類の産地偽装事件が起きていた。

 

東京五輪前から韓国は福島など8県産の水産物輸入禁止措置を取っている中、韓国紙「国民日報」は、同国の黒山島の一部食堂が「黒山島産でなければ料金は受け取らない」と掲げたにもかかわらず、実際は日本産などの魚介類を入れていたとして警察に摘発されたと報じた。同紙によると、原産地は日本(47件)、中国(37件)、ロシア(1件)が韓国産に化けていたという。

 

韓国国内では、消費者の日本産離れが進んでおり、低価格で仕入れた日本産魚介類を何とかして売るために、韓国産とした極めて悪質な行為だ。福島など8県産のものが含まれていたどうかは不明だが、日本側からしたら風評被害でしかない福島産などの食材の扱いが、地方の水産物を扱う業者にも影響を及ぼしてしまったようだ。

 

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(7) 以上の結果、馬韓国はメダル数激減で、意気消沈だ。

 

これらのことから、韓国社会では「健全な上昇志向の意識が失われた」と言う。文在寅政権の自分たちだけが良ければよい、という間違った政権の在り方では、当然の帰結であろう。今後とも馬韓国では「負の側面」が顕在化してくることでしょう。

 

 

メダル数激減で意気消沈の韓国、「健全な上昇志向」どこへ消えた

武藤 正敏 2021/08/10 17:00 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66414

 

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84日、東京五輪野球準決勝の日本対韓国戦。2-2で迎えた8回裏、リリーフに立った高佑錫投手は、山田哲人選手に試合を決定づける3二塁打を許し、思わず肩を落とした(写真:YONHAP NEWS/アフロ) 

(武藤 正敏:元在韓国特命全権大使

 

 88日に閉幕した東京オリンピックで、韓国の選手たちは過去にないほどの不振を極めた。メダル目標に達しなかったばかりか、お家芸であるテコンドーでは初めて金メダルなし、「世界最強」のはずの女子ゴルフも振るわず、団体スポーツで期待されていた野球、女子バレーでもメダルは取れなかった。

 

 原因は何か。おそらく、文在寅政権になってから若者が生活苦から逃れられず、スポーツどころではなくなったことが大きな要因になっている。日本のオリンピック選手はインタビューで一様に「オリンピックを楽しむ」と語っていた。スポーツや文化を楽しむためには精神的、物質的余裕が必要なのだろう。だが、韓国の若者にはその余裕がないのだ。

 

日本への対抗心を活力源にしてきた韓国

 韓国の若者は精神的、物質的に追い詰められ、未来に希望が持てなくなっている。そして、そうした中でも文在寅政権は、北朝鮮追従、日本批判に血道をあげている。米韓同盟に対しても中国、北朝鮮に配慮するあまり、約束を忠実に履行する姿勢に欠けている。韓国の進むべき道は、米国や日本と協力することで安全保障を確保し、経済成長活力を取り戻すことではないのか。

 

 しかし、東京オリンピックに際し、文在寅政権と与党民主党がしたことは竹島旭日旗福島原発の処理水などに難癖をつけることであった。オリンピック開会式を機に文在寅氏が訪日し、日本側にごり押ししてきた諸問題について決着させようと画策していたが、これは失敗に終わった。目算を誤ったのは国内政治の意識で日本を見ているからである。

 

 韓国はこれまで、日本への対抗心を活力源としてきた。それはスポーツにおいても発揮された。そのことは一概に悪いこととは言えない。しかし、今の韓国の対抗心は「過去」を批判することで成り立っているように思われる。これでは互いの建設的な発展には結びつかない。では、韓国が未来志向的な対抗心を持つようになるにはどうしたらよいのか。それは、今の政治姿勢を改める以外にない。そうした前向きな国になった時、韓国のメダル獲得数も再び上昇に転じるであろう。

 

不振を極めた韓国選手団

 オリンピック東京大会で、韓国のメダル獲得数は6、銀4、銅10の計20、メダル獲得順位は16位という結果に終わった。開会前には「金メダル7個以上、総合10位以内」を目標に掲げていたが、残念ながら達成できなかった。金メダル獲得数は1984年のロサンゼルス大会(6個)以来の最少に終わった。

 

 今回の金メダルの6個の内訳を見てみると、アーチェリーが4個で、それ以外の金はフェンシング男子サーブル団体と体操男子種目別跳馬の申在煥(シン・ジェファン)の2つにとどまった。韓国の金メダル獲得数は2012年のロンドン大会(13個)が最高で、以来減少を続けている。

 

 期待されている種目での苦戦も目に就いた。

 

 韓国伝統の武術であるテコンドーは2000年のシドニー大会で正式競技となって以来、金メダルを逸したのは今回が初めてだったし、得意種目の柔道、レスリングも不振であった。前回の女王を含め世界ランキング6位までの4人が出場したゴルフ女子でも韓国勢のメダルはなかった。

 

 2008年の北京オリンピックでは野球が金メダルに輝いたが、今回は団体競技でも成績を上げることができなかった。野球代表は日本、米国に相次いで敗れ、3位決定戦でもドミニカ共和国に敗れ、メダルを取れなかった。

(続く)