日本のご皇室と英国王室(53)

この話は2021.5.23NO.52でいったん終了としていたが少し話を続けてみたい。

 

2021101宮内庁眞子さまと小室圭氏が、10月26日結婚されると発表した。とうとうある意味では日本のご皇室にとっては、最悪の事態に至ってしまった、と言うことである。

 

この「最悪の事態」とは、「日本国民の多くが、この結婚に納得して、喜んでくれる状況ではない」と思っていることである。

 

なぜ喜んでくれる状況ではないのか。それは小室圭の母親の佳代氏の「金銭トラブル」が解決されていないからである。

 

単に解決していないだけではなくて、佳代さんや小室圭までもが元婚約者から400万円余の援助を受けていながら、少しも感謝の情を示していないことに対して、日本国民はかなりの違和感を感じているからに他ならない。

 

だから眞子さまの父親たる秋篠宮皇嗣殿下は、多くの人が(結婚に)納得し、喜んでくれる状況にならなければ納采の儀はできないと、ご結婚に関するご皇室の公式行事を行わないことにしたのである。

 

異常といえば異常であり、異様である。それでも眞子さまは、結婚に向けて強硬姿勢を貫いておられる、ということである。

 

あくまでもご皇室の一員としてではなくて、一個人としての我を押し通そうとされているのである。

 

眞子さまは、なぜこのように間違ってしまわれたのか、まったくの理解ができないものである。秋篠宮家でのご皇室の一員としての教育がなされていなかった、ということか、そうは思いたくはないのであるが。

 

 

眞子さまと小室圭さん1026日に結婚、会見も 宮内庁発表

毎日新聞 2021/10/1 14:05(最終更新 10/1 21:40



ご婚約が内定し記者会見される、眞子さまと小室圭さん=東京・元赤坂の赤坂東邸で2017年9月3日(代表撮影)ご婚約が内定し記者会見される、眞子さまと小室圭さん=東京・元赤坂の赤坂東邸で201793日(代表撮影)







 

 宮内庁1日、結婚が延期されていた秋篠宮家の長女眞子さま29)が、婚約が内定している小室圭さん(29)と1026日に結婚されると発表した。婚姻届を同日提出し、2人で記者会見する。米国で弁護士試験を受けた小室さんは現地の法律事務所に就職を決めており、結婚後は2人で渡米する。

 

 国際基督教大ICU)の同級生だった眞子さまと小室さんは20179月に婚約が内定。納采(のうさい)の儀は183月、結婚式は同年11月の予定だった。しかし、週刊誌などで金銭トラブルに関する報道が相次ぎ、宮内庁182月、結婚を20年に延期すると発表した。秋篠宮さまは1811月の記者会見で「多くの人が(結婚に)納得し、喜んでくれる状況にならなければ納采の儀はできない」との考えを明らかにしていた。

 

 一方、小室さんは米国での弁護士資格取得を目指し188月に留学。米ニューヨーク州のフォーダム大ロースクール修了後の今年7月に同州の弁護士試験を受験した。合否は12月中旬までに判明するとみられるが、マンハッタンの法律事務所に就職を決めており、合格すれば弁護士として勤務する見通し。金銭トラブルについて小室さんは今年4月に経緯を説明する文書を公表。小室さん側に「見える形」での対応を求めていた秋篠宮さまや、宮内庁幹部からは一定の評価を得た。

 

 小室さんは結婚に向けて927日に一時帰国し、現在は新型コロナウイルス対策の待機期間のため、横浜市内の自宅に滞在している。【和田武士、井川加菜美】

 

https://mainichi.jp/articles/20211001/k00/00m/040/081000c

 

 

 

いくら我を通そうが、秋篠宮眞子さま秋篠宮皇嗣殿下のご長女で在らせられる。れっきとしたご皇室の栄えある一員で在らせられるのである。日本国民の敬愛や支持を一身に受け、ご皇室の弥栄を願い、ご皇室と日本を発展させてゆく義務をお持ちなのである。

 

いくら女性皇族といえども、ご皇室と日本を発展させてゆく義務をお持ちであるという『公人』としての側面を忘れてもらっては困るのである。

 

眞子さまのこの『我』を通されるお姿は、まさに「駆け落ち婚」そのものであろう。嘆かわしいことである。

 

秋篠宮皇嗣殿下の、このご結婚の公式諸行事を行わせない、ということは、眞子さまの「駆け落ち婚」に対して、勘当(廃嫡、廃妃)に値するお気持ちを示されたものであろう。

(続く)