世界の流れは、EV化(52)

主要諸元 日本仕様 

仕様 

2WD(FWD)モデル 

4WD(AWD)モデル 

車両重量 

1920kg~ 

2005kg~ 

車両総重量 

2195kg~ 

2275kg~ 

最小回転半径 

5.7m 

一充電走行距離(WLTCモード 

500km前後 

460km前後 

全長 

4690mm 

全幅 

1860mm 

全高 

1650mm(アンテナ含む) 

ホイールベース 

2850mm 

室内長 

1940mm 

室内幅 

1515mm 

室内高 

1160mm(ノーマル/ソーラールーフ) 

乗車定員 

5名 

モーター 

交流同期電動機 

最大出力(フロント) 

150kW 

80kW 

最大出力(フロント) 

 

80kW 

最大出力(システム) 

150kW 

160kW 

動力用電池 

リチウムイオン 

総電圧 

355V 

総電力 

71.4kWh 

AC充電器最大出力 

6.6kWh 

DC充電最大出力 

最大150kW 

サスペンション フロント 

ストラット式コイルスプリング 

サスペンション リア 

ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング 

加速性能(0-100km/h) 

8.4秒 

7.7秒 

 

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フロント駆動をベースに4WDもラインアップするbZ4X。フロント駆動ベースのレイアウトは直進性に優れ、スペース効率も高い   

 

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bZ4Xの底面構造。左がフロントで右がリア。前方、後方、いずれの方向の衝突に対しても力を逃がす構造が採られているのが分かる。前後にe-Axleが搭載されているため4WD車。左右の中央にユニットが置かれ、シンメトリーな構造で、駆動軸も等長になっている    

 

(略) 

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1362330.html 

 

 

 

なぜこのように自動車各社がEV化に突っ走らざるを得ないかと言うと、このブログのNO.1(2021.11.08)で述べているように、2021.7.14にEUヨーロッパ委員会(EC)の「ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が、CN・カーボンニュートラルに関する「欧州グリーンディール法案」を発表したからである。 

 

内容は次の通り。 

 

(1) 2030年までに2021年比でCO2は55%削減←当初は37.5%削減であった。 

 

(2) 2035年までにはCO2は100%削減→ICE禁止。HVやPHVも販売できない。 

              Internal Combustion Engine・内燃機関 

(3) 2050年にはCarbonNeutral(CN)とする。即ちCO2排出ゼロ目標(2019.12.11表明) 

 

と言う厳しいものであった。すでに半年以上経過しているが、法案なのでこのように決まったものではないが、これに準じた厳しい内容の法案となるものと思われる。 

(続く)