あまりに露骨な中国びいき判定連発 韓国は提訴へ=北京五輪ST
2022/02/08 11:30配信 Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved.最終更新:2022/02/08 12:04
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7日の男子1000メートルでは、あきれるような判定が繰り返された。
韓国のエース黄大憲(ファン・デホン)は準決勝1組で1位となったが、レーン変更が遅かったという理解し難い理由で失格となった。準決勝2組では韓国ホープの李俊瑞(イ・ジュンソ)が2位でゴールし、決勝進出を果たしたかに思われたが、やはりレーン変更時に反則があったとして失格となった。両選手が失格したことで、1、2組とも中国選手が決勝に進んだ。韓国は、準決勝での判定が不当だとしてCASに提訴する方針だ。
決勝でも、1位でゴールしたハンガリー選手が判定の末にイエローカードの処分を受け、2位だった中国選手が金メダルに輝いた。中国勢は同日の男子1000メートルの準々決勝から決勝まで一度も1位でゴールしていないにもかかわらず、ビデオ判定により金、銀メダルを手にするという最高の成績を収めた。
ショートトラックで繰り返される不可解な地元びいきの判定は、冬季スポーツの祭典を見つめる世界のスポーツファンの眉をひそめさせている。
https://www.wowkorea.jp/news/korea/2022/0208/10334557.html
同じような失格判定は、日本選手にもあった
2/8のスノーボード女子パラレル大回転ではソチ五輪銀の竹内智香が相手コースに転倒した際に、ドイツ選手を妨害したとして失格している。
特に妨害したわけでもないがすぐに立ち上がり先着していたが、相手選手はドイツ人で審判員は8人中6人がドイツ人であったから、意図して妨害と判定したものとみられる。
竹内 転倒で暗転 「妨害」判定で敗退…スノーボード パラレル大回転 決勝T
2022/02/09 05:00
女子パラレル大回転決勝トーナメント1回戦で滑走する竹内智香=早坂洋祐撮
8日の女子パラレル大回転で、三木つばき(キャタラー)は予選を3位で突破したが、決勝トーナメント1回戦で敗退した。15位通過の竹内智香(広島ガス)も1回戦敗退。前回 平昌ピョンチャン 大会でアルペンスキー・スーパー大回転との2冠を果たしたエステル・レデツカ(チェコ)が連覇を達成した。男子パラレル大回転では、ベンヤミン・カール(オーストリア)が初優勝を飾った。
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2022/20220318-OYT1T50284/
「99%は楽しく」悔しさ押し殺す
決勝トーナメント1回戦に臨んだ竹内はレース後半にバランスを崩し、同走選手のコース側に倒れた。すぐに立ち上がって先着したものの、転倒の際に相手の進路を妨害したとみなされて敗退。「最後にジャッジが下るところまで99%楽しかった。その99%をいい思い出にしたい」と悔しさを押し殺して語った。
5位だった平昌大会後に約2年半、競技から離れた。2020年夏に本格的な練習を再開した直後は、共に練習していたスイスの選手に歯が立たず、「復帰を取り消そうと思った」ぐらいだった。しかし、体を作り直して翌年2月のワールドカップ(W杯)パラレル回転で3位となり、翌月の世界選手権はパラレル大回転で7位。「(筋力の)数値は過去の一番良かった時と比べても全く落ちていない」と断言できるようになり、「選手と違う立場を経験し、スタートに立つ気持ちが楽になった」と精神面での変化も口にしていた。
「長く競技を続けてきた自分へのご褒美」と位置付けた6大会連続の五輪は、思わぬ形で幕を閉じた。今後について問われると、「自分の気持ちが向くままに生きていきたい」。1%の心残りは、38歳のベテランをどのような決断に導くのだろうか。(矢萩雅人)
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2022/20220208-OYT1T50406/
なんと言ってもおかしかったのは、2/7のノルディックスキー・ジャンプ混合団体での高梨沙羅選手が1本目で103mの大ジャンプを見せたのであるが、その直後に失格が告げられた事件である。スーツ検査を抜き打ち的に行われて、ジャンプ強豪国の4カ国の5選手が失格となっている。
(続く)