異形の北京冬季五輪(10)

そして中国側により、氷質に何らかの手が加えられて、その時だけ氷質が荒くなっていた可能性がある、と考えたくもなる事件である。例えばスケートの刃でできた小さな溝が、氷温を下げてあえて溶けない様に細工がなされたとか、物理的に細工がなされなくても氷温細工を加えるとかの異常な手段がとられた可能性も無きにしも非ずではないのかな。

 

高木菜那は、悔しくて悔しくて仕方がないのではないのかな。

 

 

羽生結弦高木菜那北京五輪の「氷」に2つの疑惑=韓国&英国メディア報道

2022/2/16() 18:06配信

高木菜那(右)が転倒する悲劇が起きた(東スポWeb

北京五輪で使用されているスケートリンクの「氷」について、様ざまな疑念が生じている。        

 

まず疑惑の目が向けられたのが、フィギュアスケートショートトラックで使用されている首都体育館のリンクだ。

 

韓国メディア「シビックニュース」は「氷の質がめちゃくちゃで引っかかったり、滑りやすくて転倒しやすい。氷質不良の原因としては同じ競技場でフィギュアショートトラックが行われいる中で、競技によって温度を変える過程で問題が起きているのでは」と指摘する。

 

両競技を同じ会場で併用することはこれまでの五輪でも行われてきたが、その時に重要なのが温度変化における管理体制。フィギュアはジャンプやスピンをしなければならないため、滑らかで柔らかめのリンクに仕上げるが、ショートトラックではスピードを上げるためにリンクを硬くする。そのためフィギュアは氷の厚さが約5センチで温度がマイナス3~4度ショートトラックは厚さが約3センチで温度がマイナス7度でリンクを製造する。

 

競技間でリンクの仕様を変更する際には冷凍システムをフル稼働させるが、韓国選手団からこのプロセスに問題が発生したとの指摘が出ている。チェ・ヨング代表チーム支援団長は、氷の質が悪い理由として「中国の氷質管理能力が不足している」と批判したのだ。

 

そして、日本が〝北京の悲劇〟で銀メダルに終わった女子団体追い抜きやスピードスケート各種目などが行われた国家スピードスケート館にも重大疑惑が浮上している。

 

男子5000メートルと1万メートルで2冠を達成したニルス・ファンデルプール(スウェーデンが、メダリスト会見で明かしたところによると、オランダ代表チームと関係のある科学者のサンダーバン・ギンケル氏が、国家スピードスケート館のリンク製造責任者であるマーク・メッサー氏とともに会場のリンクをチェックしていたと暴露した。強豪国オランダの関係者とリング製造責任者のツーショットは臆測を呼ぶ組み合わせだ。

 

英スポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」によると、ファンデルプールはこの点を追及して「フェアプレーをしなければならない。非倫理的な方法で状況を有利にしようとしたオランダは、なぜこのようなことを放置するのか理解できない」と猛批判。オランダ選手の体型や特徴などに合わせたリンクづくりをしていたとの疑念を持っているという。

 

フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)など日本勢にも影響が出ていた可能性があるだけに、両会場でのリンク問題は今後物議を醸しそうだ。

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c62bdad586e33597e6f5672dc764870b19a20356

 

 

 

フィギュアスケートショートトラックは、首都体育館のリンクが使われている。ここでも氷質が不良で韓国メディアは「氷質管理に問題あり」と批判している。

 

フィギュアスケート 氷厚5cm 温度-3~4℃

ショートトラック  氷厚3cm 温度-7℃ だというので、

 

その都度氷質を変更しなければならないのだ。そこで氷質管理の問題が生じるのである。

北京の場合は、この氷質管理の能力が不足していたために、フィギュアースケート用とショートトラック用に氷質がうまく管理されていなかった可能性があるのだ。

 

だから羽生結弦の四回転が一回転になってしまったのだ。普通なら羽生結弦のスケートの刃が溝なんぞにハマる筈がないのだ。

 

フィギュアーの羽生結弦の4回転ジャンプが、溝にハマってしまい1 回転しか飛べなかったことも、普通は溶ける溝もそんなことが影響してそのまま残っていたかもしれないのだ。

これで羽生は3連覇が途絶えてしまった。

 

 

北京冬季五輪】 フィギュア男子シングル、羽生は「穴」で失敗 チェンが首位でフリーへ

202229

 

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羽生は男子フィギュアで1928年以来となるオリンピック3連覇を目指している

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大会前に右足首を痛めていた羽生は、この日の最初の4回転サルコーを、氷上に穴があったため失敗したと話した。

 

NHKによると、演技後のインタビューで羽生は、「一番自分がふわふわしている。正直ミスをした感覚がない」と話した。

 

朝日新聞によると、羽生は「完璧なタイミングでいったら、跳んだ瞬間にもう穴がはいっていて。完全にトウジャンプの穴だったので毛と説明した。

 

また、「6分間練習もすごく良かった」、「(2019年のショートプログラムでも同様の失敗をしたので今回は)ちょっと(軌道を)ずらしていたんです。本番の時に完璧なフォームで、完璧なタイミングでいったら、跳んだ瞬間にもう穴がはいっていて。完全にトゥジャンプの穴だったので。もうしょうがないです」と話した。

 

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https://www.bbc.com/japanese/60313521

(続く)