高木菜那は、高木菜那で、マススタートで再び転倒、トップを滑っていた最終の16周目のこれまた最終コーナーで転倒してしまったのだ。本人は足に来ていたと言っていたが、そのようになるように氷質を周回ごとに変えていたかもしれないのだ、とはうがった見方かな。
それにしても氷質が、普通と違い硬くざらざらして悪かったものと思われる。普通の氷質だったら、刃がもっていかれることはなかったのに、と思いたい。
高木菜那、再び最終コーナーで転倒…ネットに衝撃「何があったんや」「また魔物が潜んでたか!」
2022/02/19 19:06
© iza 準決勝(1回戦)で敗退となりスケートを見る高木菜那=19日、国家スピードスケート館(桐原正道撮影)
北京冬季五輪第16日の19日、スピードスケートは最終種目のマススタートが行われ、女子で連覇を狙う高木菜那=日本電産サンキョー=は1回戦の2組に登場し、最終コーナーで転倒。14位に終わり、決勝進出を逸した。15日に行われた団体パシュート決勝の悪夢を繰り返すようなアクシデントに、ネット上では衝撃が走った。
スタンドで妹・美帆が見守るなか、連覇を目指した菜那。16周で争われる同種目は、4周ごとの通過順位とゴール時の順位に応じて獲得したポイントの合計で最終的な順位が決まるが、菜那は途中でポイントを奪えぬまま終盤へ。残り1周で先頭に出たものの、最終コーナーで転倒した。
15日の団体パシュートでも、ゴール目前のカーブで転倒して金メダルを逃した。まるでその時のリプレーを見ているかのような展開に、実況していた日本テレビの上重聡アナウンサーは「あーっと、またここだ!」と絶叫。テレビ画面には、立ち上がった菜那がゆっくりとゴールに向かう姿が映し出された。
その後のテレビインタビューでは「2シーズンぶりのマススタートでけっこう気合を入れて行ったんですけど、なかなかいいレース展開が作れなかった」とコメント。転倒した場面は「エッジングだったり(ほかの選手と)ぶつかってしまって、もう左足が言うことを聞かなくなっていた。足にきて転んだというよりも、スケートが持っていかれた感じ」などと、言葉を選びながらレースを振り返った。
まさかの展開にネット民は「テレビ観てて叫んでもうた」「何があったんや」「神様の悪戯が過ぎる」などと呆然。ほぼ同じ場所での転倒に「また最終コーナーに魔物が潜んでたか!」「最終コーナー悪夢過ぎる」「なんだあの最終コーナー、、塩まけ!塩!!」「ここ何か住んでんの?」「最終コーナーに高木菜那専用の穴があるね」などの声が殺到した。
ほかにも「怪我ない?大丈夫?」「メンタル大丈夫かな」と心配する声や、「果敢に前を狙う姿はカッコ良かった!ありがとう!」「カッコイイ勇姿でした。お疲れ様でした!」などとねぎらうコメントもたくさん寄せられた。
女子団体パシュートのチームメイト、佐藤綾乃=ANA=はこの日の決勝戦に進出。最終ラップでほかの選手と接触して失速し、8位に終わった。
https://www.iza.ne.jp/article/20220219-FRGMXFSDHRAWZM4PAJ5DXWPW2M/
氷質についてではないが、似たようなことは、まだある。
女子カーリングの日本対英国戦だ。それまで調子のよかった日本のロコ・ソラーレは、最初から調子が良くなかった。その上に、氷上のごみのためにストーンが急に失速してしまったのだ。
これでは勝てない。なんでごみがあったのか。
よくある話でもあるようなので、ごみと言っても見えなければ対処のしようがないのだ。
きっとロコ・ソラーレには、運がなかったというより仕方がない。
とは言うものの、国家水泳センターのカーリング会場の管理状態が悪かったということではないのかな。中国側が、それなりにきれいにしなかった可能性も無きにしも非ずではないのかな。
氷上にゴミ、ロコ痛恨の連敗で3敗目 大混戦の4強争い、16日米国撃破で抜け出す
[ 2022年2月16日 05:30 ]
北京冬季五輪第12日・カーリング女子1次リーグ 日本4―10英国 ( 2022年2月15日 )
女子1次リーグで、18年平昌五輪銅メダルで世界ランク7位の日本(ロコ・ソラーレ)は、同8位の英国に4―10で敗れた。第1エンドにいきなり3失点するなど苦しいスタートで、第6エンドにはスキップ藤沢五月(30)のラストショットが、氷上のゴミの影響で急失速する不運もあった。韓国戦に続く連敗で通算4勝3敗となり、16日は世界6位の米国と対戦する。
波に乗りきれないロコを象徴するようなシーンだった。3―7の第6エンド。藤沢のラストショットが急失速し、ハウスのはるか手前で止まった。2点取れる展開だったが、1点しか取れず。髪の毛か、あるいは小さなゴミが、氷上にあったとみられる。「アジア系の人なら髪の毛が黒で(氷上でも)見えるんですけど、金髪の方だと髪の毛が見えづらかったりする」と説明した藤沢は、「ただのバッドラック(不運)だった」と振り返った。
前日(14日)の韓国戦で敗れ連勝が4でストップ。英国戦も第1エンドにいきなり3失点し、第3エンドにも3点奪われた。「試合の入りから、あまり自分たちのペースをつかめなかった」とリード吉田夕は言う。ストーンをはじき出すテークアウトのショット成功率が、英国82%に対し、ロコは65%。精度で劣り、第8エンド終了時点で負けを認めた。
1次リーグは残り2試合。大混戦となっており、準決勝進出の上位4チームに入るためには、16日の米国戦は落とせない。「氷の上でも氷の外でも、グッドラック(幸運)は自分たちから。ゴミを拾うとか、そういうことを少しでもして、運を持ってくるようにした方が、大事な氷の上でも、きっと運が来る」と藤沢。人事を尽くして、アイスに立つ。
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/02/16/kiji/20220216s00039000209000c.html
まあ残念としか言いようがないが、それにしてもいろいろとあった北京冬季五輪であったことよ。
(続く)