爆笑問題・太田光と(旧)統一教会(36)

しかしながら、'22.10.31のNO.11で紹介したように、先祖解怨」のために次のようなアダムとイブの話を使って、日本は韓国にすべてをささげなければならない、なんぞと言う話をデッチ上げているのである。

 

 

こんなことを知っていれば、果たして安倍晋三統一教会の行事に、ビデオメッセージなんぞを送ったことであろうか。

 

 

安倍晋三本人が調査してもよいが、秘書や議員を含むその取り巻きが、統一教会と言うどこの馬の骨ともわからない「えせ宗教団体」のことを、しっかりと調査して安倍晋三に忠告すべきであった、と思われるのである。今からでは「後の祭り」ではあるが、まことに惜しいことをしたものだ。

 

 

このビデオを見た山上徹也容疑者は、このビデオにより、安倍殺害の決意をし実行に移したのである。

 

 

《スクープ映像入手》旧統一教会のフロント組織「勝共連合」会長が安倍元首相との“ビデオ出演”交渉の裏話を激白

 

鈴木 エイト 

2022/07/30 

source : 文藝春秋 

 

朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子(ハン・ハクチヤ)総裁をはじめ、皆様に敬意を表します」 

 

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のフロント組織

UPF(天宙平和連合)主催の「神統一韓国のためのTHINK TANK 2022希望前進大会 (2021.9.12開催)で、安倍晋三元首相(享年67)がおこなった基調講演(ビデオメッセージ)安倍氏は冒頭のように発言し、旧統一教会トップの韓鶴子を持ち上げて見せた。 

 

 今年4月、この「ビデオメッセージ」を見たのが山上徹也容疑者だ。この安倍氏の姿を見て、「殺すしかない」と暗殺の決意を固めたと供述している。 

 

安倍晋三元首相が寄せたビデオメッセージ     

 

 今回、筆者が入手した映像は、

2021年10月17日統一教会松濤本部・渋谷教会で行われた梶栗(かじくり)正義・UPF-Japan議長・国際勝共連合会長による日曜礼拝の説教「神のかたち」を収めたものだ。この映像の中で梶栗氏は、ひと月前の9月12日に韓国で開かれた「希望前進大会」に安倍氏がビデオ登壇した裏側を明かしていた。 

 

梶栗氏の説教映像「元首相3人へもオファーした」

 

 説教の冒頭、「去る9月12日の希望前進大会においてとんでもないサプライズがあった」と切り出した梶栗氏。彼は統一教会国際勝共連合の会長を歴任した故梶栗玄太郎氏の長男で、UPF-Japan議長の他、国際勝共連合や世界平和連合の会長を兼任する

エリート2世幹部だ。 

鈴木エイト氏が入手した映像の一部。ロング・バージョンは文藝春秋digitalにて公開中 

  

「実際に9月12日以降、私たちは今後の信頼関係を守るためにいろいろと気を遣うのですが……」としながら、梶栗氏は本題に入った。 

 

 昨年夏ころ、各国首脳クラスのブッキングが決まる中、梶栗氏は日本からの登壇者が中々決まらずストレスを感じていたとしてこう明かす。 

 

「私とてアプローチをいくつかしておりまして、その難しさをずっとお伝え申し上げている。ただ、決まらないものだから、どういうトーンになってくるかというと、日本においてそれを成すことがいかに難しいかという言い訳じみた報告になっているわけですよ」 

 

 

元首相3人へのオファーしたものの、そのうちのひとつの事務所からはこう告げられたという。 

(続く)