尖閣諸島問題(50-1)

いつまでも核アレルギーに罹っているわけにはいかない。

いくら「核には絶対反対」で座り込みをするくらいの能の無さでは、この「無政府

状態の世界」を、日本は生きていけない。彼らの意思は尊重はするが、あまりに

も情緒的で、目の前のことしか頭に無く無策だ。そんなことでは日本は滅んでし

まう。この「大和の国のまほろば」を、君等の子孫には残せないぞ、もちろん我々

の子孫にもだ。君等の子孫には残せなくても、我々の子孫には「大和は国のまほ

ろば」を残さなければならない。「核には絶対反対」で日本が滅ぼされることを選

ぶより、我々は、このきれいな日本を守り、そして子孫に残す為に、核を持つこと

を選択する。今のこの世界の中で、「自分の国を自分で守らない」ことが通用する

はずが無い。「座り込み」でこの日本が守りきれると考えるあなた、(座り込みの

意思表示は尊重はするが)もっと冷徹にならなければ、日本は滅ぼされてしまう

よ。

現在、中国は核爆弾を450発から500発持っていると、推定されている。

そのうちの200発くらいが、対日本戦に照準を定めていると、小生は推測してい

る。この現実をどのように考え、どのように対抗策を構築してゆくのか。北朝鮮

の核実験くらいで、右往左往する必要は無い。「これで日本も核武装する必要が

極限まで増大した。」くらいの、コメントを流しておく必要がある、と言うものであ

る。

さらに、中国への技術供与には、慎重にならなければならない。北朝鮮の核技

術には日本の技術が相当流れていると言う。中国の空母にも日本の技術が使

われる恐れは、かなりある。日本政府もこのことには注意しておく必要がある。

環境技術なども、喜んで中国には供与すべきではない。その分、中国人民解放

軍は、対日本戦に向けて近代化が進むのであるから。(続く)