2007-01-01から1年間の記事一覧

戦略的互恵関係とは、幻(まぼろし)である。(2/2)

5.外交「ディプロマシー」とは、公文書を意味する。 これは12/11の日経新聞の社説欄に載っていたものだが、外交とは交渉によって「合意文書」を作る作業であり、外交の世界では合意文書には重い意味があり、一方的に変えることはあり得ない、と言っ…

戦略的互恵関係とは、幻(まぼろし)である。(1/2)

1.戦略的互恵関係とは、まことに心地よい響きを持っている。 これは安倍前総理が中国に行った時に、どうしても意見の一致しない相手と話を合わせるために作り出した、マスコミ向けに出した文言である。中国もこれ幸いとこの便利な言葉を使って好き勝手な…

小沢一郎、悪魔の密約(6/6)

[3] 小沢とヒットラーの共通戦法 年金問題を政治のテーマにすると言うことは、考えてみれば有権者に年金と言う賄賂を握らせると言うことと同じなのだ。 ヒットラーは1920年代、大量の失業者を抱えるドイツで、この手法をとって年金支給額を増やすと訴え…

小沢一郎、悪魔の密約(5/6)

5.小沢一郎の密約 2007年7月4日からのブログ「日中戦争は中国共産党が惹き起こしたものだ。」では「スターリン-コミンテルンは、何としてでも日中戦争の長期化で国民党と日本を弱体化させ、共産党の拡大と日本のソ連攻撃の阻止を行い、中国で、そし…

小沢一郎、悪魔の密約(4/6)

4.中国と朝日新聞の反安倍キャンペーン '01.4.26~'06.9.26は、小泉総理の在職期間である。小泉政権は戦後第3位の長期政権となった。この間、「首相に就任したら8月15日の戦没者慰霊祭の日に靖国神社を、いかなる批判があろうと必ず参拝します。」('01…

小沢一郎、悪魔の密約(3/6)

3.テロ特措法延長と安倍晋三の場合 第15回2007年APEC首脳会議は豪州・シドニーで、9月8日~9日で開催された。 本年の主要議題は、気候変動(地球温暖化)問題である。 この席上、安倍総理は、6月6日~6月8日に開催されたG8ハイリゲンダ…

小沢一郎、悪魔の密約(2/6)

2.アメリカから三行半を突きつけられた総理大臣 日本の総理大臣が、アメリカとの交渉において難局に直面し、詰め腹を切らされる形で実質的に「首を切られる」形で退陣させられたケースは数多く存在する。 [近衛文麿の場合] ・昭和15年(1940年)7月2…

小沢一郎、悪魔の密約(1/6)

1.安倍内閣総理大臣の軌跡 2002年8月、南アフリカのヨハネスブルクで「WSSD:World Summit for Sustainable Development、持続可能な開発に関する世界サミット」いわゆる環境サミットが開催された。1992年リオデジャネイロの地球サミット「国…

竹島は、明らかに、日本領。(3/3)

6.この状態をみて、チンコロ中国が尖閣諸島近海へ断りもなく海洋調査船を派遣した。 '06.7.3 の中日新聞によると、7/2 午前5時50分ごろ、尖閣諸島・魚釣島南西24キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「東方紅2号」(3,23…

竹島は、明らかに、日本領。(2/3)

2.先占理論による竹島日本領。 (古くは江戸幕府が1661年、伯耆藩(鳥取県中西部)の大谷、村川両家に竹島領有の権利を与えるなど、竹島は日本海漁業の拠点として知られた存在でした。漁民たちは更に韓国よりの鬱陵島まで手を伸ばすのですが、さすがそ…

竹島は、明らかに、日本領。(1/3)

2007.9.7の日経新聞の2面に、次のような小さな記事が出ていたのをご存知だろうか。 「韓国海洋水産省は日韓が領有権を主張する竹島(韓国・独島)周辺の日本海で、9/11~18に放射性廃棄物による汚染状況の日韓共同調査を実施する。」 これは旧ソ連がウラジオ…

北京オリンピック(6.2/6.2)

もう一つ付け加えておこう。 それはWiLL,7月号に掲載された日下公人氏の「北京五輪、報道八原則を突きつけろ!」に書かれている。 ・数ヶ月前に中国政府は『オリンピック報道はすべて新華社を通せ』と言ったのだ。そこで報道各社は、次のことを掲げて一致団…

北京オリンピック(6.1/6)

(5)中国は日本併合もたくらんでいる。 チベット併合の一部始終は日本とっても非常に参考となる。 貴重な他山の石とすべきである。 尖閣列島の占領などと言う生易しいものではない。中国政府は本気で日本占領を検討している。そして日本を中国に併合し、自…

北京オリンピック(5/6)

そしてチベットの独立の否定と共産体制の押し付け、民族文化の破壊を繰り返し、目にあまる民族弾圧を実施し、漢民族を移住させ、チベット民族をこの世から消滅させようとしている。 以下は、産経新聞社「正論」07/6月号、「中国に五輪開催の資格なし」(…

北京オリンピック(4/6)

[閑話休題] 話を元に戻そう。ミア・ファローなどの「ジェノサイドオリンピック」論などの結果、欧 米諸国でも、「北京オリンピックボイコットを働きかけて、ダルフールの虐殺を止め させるべく、中国政府が動くべきだ。」と言う機運が盛り上がってきた。 …

北京オリンピック(3/6)

[ここで一休み] 2005年4月、中国の温家宝首相はスリランカを公式訪問した。 スリランカは、前年の2004年12月26日(日本時間9:58)に、スマトラ島沖で発生したマグニチュード9.3と言うインド洋大地震による大津波の被害にあっている。…

北京オリンピック(2/6)

(3)北京オリンピックボイコット そこで、ついに人々が北京オリンピックボイコットに立ち上がった。その先鋒にたつのが、アメリカの有名女優「ミア・ファロー」である。 2007年3月28日、ウォールストリート・ジャーナルに「ジェノサイド五輪」と題…

北京オリンピック(1/6)

スーダンのダルフール紛争については、最近北京オリンピックと絡めて盛んにニュースとなっているので、少しは一般の人達の耳にも入るようになっている。そこら辺の事情をいま少し探ってみたいと思う。 (1)ダルフールとは アフリカ大陸の北東部、紅海に一…

創価学会と中国共産党(4/4)

(7)公明党事案 ・2002年4月30日、北京訪問中の公明党の神崎武法代表(当時)は、中国国営テレ ビ局のインタビューを受けていた。その時、神崎はインタビューに答えて、小泉首相の 靖国参拝を痛烈に批判した。 「日本はかっての侵略戦争を率直に反省…

創価学会と中国共産党(3/4)

(4)創価学会の利用価値 ・「中国は統一方針の下で、対外宣伝活動を理論的かつ組織的に行っている。」と公安機関の元最高幹部は語っている。 ・中国共産党指令の下に、「国家安全省」と「人民解放軍情報部」の2機関が主に対日情報収集や宣伝工作を統括してい…

創価学会と中国共産党(2/4)

・1965年7月、有吉同席の元、秋谷らは「孫平化、劉徳有」らと会った。これが中国と創価学会との最初の接触となった。 ・1968年9月の創価学会第11回学生部総会で池田大作は「日中国交正常化の提言」を行った。これで中国側は俄然、池田に注目する…

創価学会と中国共産党(1/4)

Chinkoro中国の手長猿・温家宝が、今年4/11~4/13の間日本を訪問したことは、記憶に新しいだろう。 やらせなくても良いものを、4/12には日本の国会で演説もしている。この演説は中国国営中央テレビを通じて、中国へも生中継された。 その際に、原…

Chinkoro中国との接し方。(2/2)

更には、・毒性物質を使用したうなぎ、マツタケ、ウーロン茶、醤油などの危険 有害食品、・鉛を塗りたくった玩具、G.グリコール入りの練り歯磨き、有毒薬剤BPMC 使用の 香取線香、メラニン入りペットフード、毒入りシロップ、偽卵 などの無責任毒性製品・発…

Chinkoro中国との接し方。(1/2)

1. 中国人は、残酷な統治者には従順となり、やさしい統治者には増長してはむかうと言う性格がある、といわれている。異民族の統治に慣れた西洋人は早くからこれを見抜き、排外運動には容赦ない武力弾圧を加えて中国人を屈服させている。そして彼らに畏敬の…

靖国神社への公式参拝は必要。(3/3)

8.靖国神社参拝 2007年8月15日午前、小泉前首相は、東京・九段の靖国神社を参拝された。とても良いことである。 更に、超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー46人も同日午前、靖国神社を参拝された。 自民…

靖国神社への公式参拝は必要。(2/3)

6、サンフランシスコ対日平和条約の調印 日本は1951年9月8日サンフランシスコにて平和条約を調印した。これで晴れて独立国となったわけである。その独立から1か月後の、1951年10月18日の秋の例大祭に吉田首相以下が靖国神社を参拝したことは…

靖国神社への公式参拝は必要。(1/3)

1、A級戦犯とは いわゆる東京裁判において、「平和に対する罪」として、戦争を指導した罪として被告とされ処刑された7名と同受刑中などに死亡した七名の合計14名が靖国神社に合祀されている。1978年10月17日である。 平和に対する罪とするならば…

慰安婦問題の誤報(4/4-補足)

(31)東京大空襲について、以下「松山大学法文学部教授の田村譲氏のホームページより、お言葉に甘えて、その「歴史関連」から、抜粋させてもらう。 (http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/) [東京大空襲] 1945年3月10日未明、東京下町に対す…

慰安婦問題の誤報(4/4)

(18)1996年5月、『週刊新潮』5/2・9日号でのインタビューで、吉田清治は、 自分の著書の記述の一部に創作があったことを認める。 「カムフラージュした部分もある。だから、クマラスワミさんとも会いませんでした。事実を隠し、自分の主張を混ぜ…

慰安婦問題の誤報(3/4)

(13)1993年8月4日、河野洋平内閣官房長官が旧日本軍の強制連行を認める、いわゆる「河野談話」を発表。 これは、日本政府の「慰安婦問題に関する第2次調査報告結果」の公表 に関連して発表されたもので、この裏には、(10)項に述べたように当時の 日…