2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
CO2を大量に排出した結果、中国大陸では砂漠化が進んでいるという。地球の温暖化の影響は、もちろん地球規模ではあるが、大陸の内部ほど大きいと言う。日本は周りが海に囲まれているから、内陸部ほどには深刻ではなく、中国大陸、アメリカ大陸、ロシアの三大…
さてここで、今までに使ってきたデータ(数字)をまとめて掲載しよう。 (1)先ず先に挙げた2007年の世界のCO2の排出量だ。(IEAデータ)(95P)---当ブログの'09.12.28,NO.50を参照のこと。 2007年・世界のCO2排出量NO. 国別 % CO2排出量 1、 …
そして現在欧州が中心の市場となっている「クリーン開発メカニズム(CDM)」も、米国にも導入されるかどうかが、注目の的となっているのである。そして排出枠の供給国となる中国の削減目標があまりにも小さすぎる事が気がかりである。中国のあんな目標では、…
小生は、付属書に記入する数字は「0.0%」でよいと思っている。以前にも主張しておいたが、参加する主要国が日本の省エネレベルに到達できた時には、日本の削減目標を提示します、とでも言っておけばよい。それくらいの強引さと戦略が必要だ。鳩山のあの…
オバマは弁護士に戻ったようだった オバマ大統領や仏サルコジ大統領、独メルケル首相、英ブラウン首相など世界の首脳が机を並べて一言一句をチェックする様子は異様だったという。鳩山首相も12時間くらい座りっぱなしで作業に当たったという。オバマ大統領は…
そのため「コペンハーゲン協定」は、法的拘束力の無いあやふやな政治合意となった。鳩山のボンクラが、先走って何の押さえも無く「25%削減」などと口走ってしまったのであるが、とりあえず、日本だけが突出した削減目標を課されなかっただけでも、良しとしな…
○一部の国が妨害したと 12年前の京都議定書策定の頃からずっと、温暖化対策の議論を国際的にひっぱってきた欧州では、京都議定書に代わる、強制力をもつ削減目標を含んだ合意が得られなかったと激しく落胆(国際条約における強制力にはそもそも限界があるの…
グループ77(G77)とは一体何者なのであろうか。先に、アフリカや中南米のいわゆる「ごろつき」国家を中国が率いて、と説明したがその「ごろつき国家」が、いわゆるグループ77(G77)なのだ。 先の「トムソンライター」の記事の中にあった、次の文章を参照願い…
英国のミリバンドエネルギー・気候変動相は、名指して中国を糾弾したのだ。 英国、COP15交渉妨げたとして中国など非難=新聞 200912211420(トムソンロイター) 2009年12月21日(月)14:20 [ロンドン 21日 ロイター] ミリバンド英エネルギー・気候変…
【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 正視に耐えぬ現政権「朝貢の図」2009121703482009.12.17 03:48 ≪天皇陛下にも非礼な会見≫ 15日付の朝刊各紙は、第1面で大々的に≪小沢-羽毛田≫論争をとりあげていた。 天皇陛下の習近平中国国家副主席との「特例」会…
特例会見、小沢氏が要請…「政治利用」批判強まる 200912122020(2009年12月12日20時20分 読売新聞) 鳩山首相が14日に来日する中国の習近平国家副主席と天皇陛下との会見を特例的に実現するよう指示していた問題は、民主党の小沢幹事長が首相側に会見実現…
日本国憲法には「天皇の国事行為」については、次のように記されている。 第七条 [天皇の国事行為] 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の告示に関する行為を行う。 一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。 二 国会を召集すること…
【小沢会見詳報】(14日夕)「30日ルールって誰がつくったの?知らないんだろ、君は」2009121420332009.12.14 20:33 民主党の小沢一郎幹事長が行った14日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席が特例的に会見することになった経緯や永住外国…
宮内庁に意見1千件超、羽毛田長官支持が多数 2009121503062009年12月15日(火)03:06 YOMIURI ONLINE 天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が特例扱いで決まった問題は、「二度とあってほしくない」と苦言を呈した宮内庁の 羽毛田 ( はけた ) 信吾長官…
諸外国との国際的な親善の意味で、正しいことなのか。と言う前にそんな言い訳を言わなくても良いように、ある意味で「危機管理」的な配慮をしておくべきです。だから鳩山政権は、管理能力・即ち政治能力が無いのである。それよりも、小沢の思い上がりが危険…
しかも小沢は、その中国への土産として習近平が天皇陛下と会見出来る事をセットしたのだった。将に「天皇陛下の政治利用」そのものだ。と言うよりも小沢は、日本の魂を中国に売ったのに等しい。そのためには、何度も関係者に圧力を掛けていたと言う。小沢と…
小沢は12/10の一日だけ北京に滞在するだけだ。12/11には単独で韓国へ行く。そして李明博大統領と夕食会に臨み翌日には帰国する。これでは何も出来ない。小沢にとっては、自分の力のある事を外に向かって示す事だけが目的なのだ。鳩山政権の漂流振りなどそ知…
次にその解説を次に示す。 ★「鳩山イニシアチブ」では四つ程の事を言っているが、そのすべてが金の事だけなのである。この地球をまだ見ぬ未来の子供たちのために残すには、先進国も、途上国も、共に、必死に削減努力をしてゆかなければならないのであるが、…
もともと「共通だが差異ある責任」などと言う言葉からして大間違いだ。言っている事は解るが、CO2を削減するための責任には差異はない。先進国も途上国も、共に同じ責任があるのである。先進国が発展のために排出したCO2が問題で、中国などの途上国がその発…
しかし、しかし本日('09.12.7)の東京新聞の、「京都」と同内容なら離脱、政府、COP15で方針、との記事が本当なら、現政権もたいしたものだと思わなければならない。それでこそ、11/6の当ブログNO.20で指摘していたように、「どっち道、削減しなければ…
将にその通りである。小生のこのブログの10/24のNO.9や同じく10/30のNO.14では、COP15何ぞは(このままの各国の削減目標数字では)離脱すればよい、と提案している。もし離脱すれば、鳩山政権としては、唯一のヒットであろう。中国が削減しないような状…
鳩山の25%削減の大法螺には全国民がびっくりしたのであるが、更には、我々はどのようにしてそれを実現させるのか戦々恐々としているのである。削減するのは鳩山ではない。我々国民である。鳩山は日本国の首相としてその仕組みを構築し、実際に行動するの…
もちろん中国は、自力でそれくらいのことは出来る力がある。国慶節の軍事パレードを見ればその事は良くわかる。だから、日本は中国以外のインドやブラジルなどの途上国で日本の省エネ技術を行使して、CO2を削減すればよいのである。中国は自力で削減でき…
本日('09.12.3水)の日経新聞にこんな記事が載っていた。 [温暖化ガス削減の上積み]政府、中国に要求へCOP15、交渉は難航必至 (1) COP15では、中国を含むすべての主要排出国の参加が必要。(2)温暖化防止のためには、中国のあの目標では不十分である…
(★)2005年から2020年まで年5%でGDPが成長すると、2020年のGDPは約2倍に増えている事になる。仮に2005年のCO2排出量に対して40%減分(X)だけ2020年も削減する、と言う意味ならば、2020年も同じ比率で排出されたCO2からX分だけ削減に努力する、と解釈すると…
しかし中国国内では、「なんでこんなにも削減しなければならないのか」と言った批判が相次いでいると言う。やっぱり中国はHIVだ。10月1日の60周年国慶節には、あれだけの軍事パレードなどをして、「中国は既に超大国だ」などと宣伝したはずなのに、…