2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

同社は「MQB」停滞の主要因であるドイツ本国の高い人件費を抑制すべく、内製部品の投資を凍結、外部調達に切替えてコストダウンを図る動きを見せており、日本の部品メーカーにも安値による部品調達の打診が続々と舞い込んでいるそう。 トヨタもVWと同様に設…

次世代エコカー・本命は?(108)

そしてもう1つ、MQBで造られた車に関するもの。 ゴルフ・ヴァリアント MQBシャシーが馬脚を露わした・・・ 2014-01-28 http://web.volkswagen.co.jp/information/promotion/2014/122203/#/flash=e20ff794485c9256b4c5a7996108006b@Golf%20Variant%20R-Line …

次世代エコカー・本命は?(107)

FCV普及のためには車両の低価格化・インフラ整備が急務 FCVは次世代カーの本命とされているため、多くのメーカーで開発が進行中。前述のとおり、市販直前の段階までこぎつけているメーカーも多いようです。トヨタがハイブリッドカー「プリウス」を発売したと…

次世代エコカー・本命は?(106)

充填時間は3~4分 パッケージ型スマート水素ステーションは24時間に1.5kgの水素を製造可能だ(図4)。これはFCXクラリティが約150km走行可能な量だ*3)。パッケージ内には蓄圧タンクが8本内蔵されており、35MPaの水素を最大約18kg、貯蔵できる。蓄圧タンク…

次世代エコカー・本命は?(105)

白金の使用量の低減から白金の代替触媒の開発、更には人口触媒の発明にまで言及しているので、そのうちに白金に代わる画期的な触媒も開発されることになるであろう。これが技術革新である。日進月歩とは言うがそれほど早く開発されるほど簡単なことではない…

次世代エコカー・本命は?(104)

燃料電池車への白金の使用量は、大型車で150g×7,000円=105万円となり、FCV「ミライ」には一台で百万円程度の白金が使われていることになる。尤もトヨタとしてはこの白金の使用量を相当減らすことに成功しているようなので、これほどまでにはなっていないもの…

次世代エコカー・本命は?(103)

新型電池と言い、ワイヤレス給電と言い、今年はさらに進化した内容のものが出てくるものと思われる。このように技術は日進月歩しているのでEVにしろFCVにしろ、しばらく目を離していると、格段に進んだものに進化して世に出てくることにびっくりすることであ…

次世代エコカー・本命は?(102)

KAISTが走行中給電が可能なシステム「OLEV:On-Line Electrical Vehicle」の開発を始めたのは今から6年以上前。2009年2月には、KAISTの敷地内でゴルフカート、同年6月に大型バス、同年7月にSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の実車走行を実験(図2…

次世代エコカー・本命は?(101)

Qualcomm社は、買収によって獲得した技術をベースに電動車両向けのワイヤレス給電システム「Qualcomm Halo」の開発を進めている。最近では、MERCEDES AMG PETRONASのF1チームとの共同研究も始めた(関連記事3)。 図2 Qualcomm社の3.3k~20kWの出力範囲で対…

次世代エコカー・本命は?(100)

EV「リーフ」などで試作済み 図3 日産自動車のEV「リーフ」を用いた試作車 過去を振り返ると、日産自動車はこれまでに、「ハイパーミニ」と「リーフ」によるワイヤレス給電システムの実験を報道関係者に公開している(関連記事2、関連記事3)。展示車両で想…

次世代エコカー・本命は?(99)

しかもこれだけの本数のバッテリを積んでいるから、何かあると火災にもなりやすい。だから早いとこ新型電池の発明が待たれるのである。 それに一万個にも及ぶこれだけの大量のバッテリへの充電には、相当の時間が必要となろう。そして次に説明する非接触充電…

次世代エコカー・本命は?(98)

しかしながらこの「リチウムイオン電池」は、何を言おう日本の発明品なのである。だからと言うわけでもないが、是非ともこの「未解決リスク」は、日本人の手で解決してほしいものである。 ノーベル賞有力候補、リチウムイオン電池の「未解決リスク」 2014/12…

次世代エコカー・本命は?(97)

第一原理計算で裏付け 山田氏らの研究グループは実験と並行して、高濃度溶液の構造や電子状態、反応機構の理論的な解明を進めた。物質・材料研究機構の館山佳尚氏らと共同で密度汎関数法理論をベースとする第一原理分子動力学(DFT-MD)計算を実施した。 高…

次世代エコカー・本命は?(96)

アセトニトリルが候補に 高濃度電解液は、キャリアイオン密度が極めて高く界面反応頻度の向上に寄与することから、本質的には高速電極反応を実現し得る。しかし、同時にイオン伝導度の著しい低下や粘度の上昇が起こってしまう。このため、電池全体としての抵…

次世代エコカー・本命は?(95)

電解液の定説が覆る 「Liイオン2次電池の常識が覆されるかもしれない。インパクトは大きい」─。電池の中心材料である正極/負極材の改良が進む一方で、一部の電池関係者の間で、ある技術がにわかに注目を集めている。それが、“濃い電解液”と呼ばれるものだ。 …

次世代エコカー・本命は?(94)

もしここにあるように2017年にも日産・ルノーがこの「空気アルミニウム電池」を、搭載して売り出したとしたら、トヨタの反応はどんなものであろうか。この記事では、「場合によっては2018年ないしは2019年に遅れるかも知れない」ような書きっぷりもあったが…

次世代エコカー・本命は?(93)

空気アルミニウム電池とは、空気中の酸素をアルミニウムで反応させることによって電力を発生させる電池。その仕組みは古くから知られていたものでしたが、実用化にはさまざまなハードルが立ちはだかっていました。 電池の内部では薄いアルミの板が負極の電極…

次世代エコカー・本命は?(92)

2014年06月14日 18時00分49秒水と空気で走れる電気自動車が2017年頃にルノー・日産から実用化の見通し http://gigazine.net/news/20140614-phinergy-alcoa-electric-car/ トヨタ・プリウスに代表されるハイブリッドカーが街中にあふれ、さらにニッサン・LEAF…

次世代エコカー・本命は?(91)

同電池は端的に言えば、絶縁膜(絶縁性樹脂または無機絶縁物)で覆ったn型金属酸化物半導体〔例えば、二酸化チタン(TiO2)、酸化スズ(SnO2)、酸化亜鉛(ZnO)など〕の微粒子を充電層に用いたものである。製造の過程で、同充電層に紫外線をある条件で照射…

次世代エコカー・本命は?(90)

これまでのプロジェクトの成果としては、リチウム空気電池が二次電池として動作することを実験室レベルのモデルで実証したことなどが挙げられます。これは、コンピュータを用いたシミュレーションと実際の実験を結合させたことによる成果であるといいます。…

次世代エコカー・本命は?(89)

燃料電池車の開発はホンダも行っている。そろそろホンダの燃料電池車の開発も佳境となっていることであろう。2015年発売を2015年度中に発売すると、燃料電池車の発売時期を延期している。しかも2014.11.18のトヨタのFCV「MIRAI」の記者発表の前日に、ホンダ…

次世代エコカー・本命は?(88)

トヨタはBEVの開発には消極的だと思っていたら、リチウムイオン電池ではなくて、この「リチウム-空気電池」を本命として開発しているのではないのかな、と思われる。 次世代二次電池の研究成果 トヨタでは、将来の電気自動車の幅広い普及、即ち、ファースト…