2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

尖閣諸島問題その3(64)

「日本解放第二期工作要綱」(B) B.工作主点の行動要領 第1.群衆掌握の心理戦 第2.マスコミ工作 第3.政党工作 第4.極右極左団体工作 第5.在日華僑工作 第1.群衆掌握の心理戦 駐日大使館開設と同時になされなければならないのは、全日本人に中…

尖閣諸島問題その3(63)

【16】中国の「日本殲滅」政策の証拠 尚申し遅れたが、先に掲げた南西諸島の概略図についての説明は、当ブログの2013.6.10のNO.12に、各諸島の構成を示したが、間違いを修正して次に載せるので参考にして欲しい。 先の図に示した南西諸島とは次の島々(島…

尖閣諸島問題その3(62)

「九段線」(別名牛の舌)については、小生ブログ「尖閣諸島問題その2」の2012.8.9~10のNO.18~19や2012.8.23のNO.28などを参照願うが、これが現実なのだ。しかしだからと言って、中国が尖閣諸島に攻め込んできても、アメリカは本気で中国の侵略を押し返して…

尖閣諸島問題その3(61)

そして中国海警局は海警局で、公船「海警」4隻を動員して尖閣諸島の日本領海を侵犯してみせた。いよいよ中国と中国軍の兆発が本格的に活発になってきた。 尖閣周辺の領海 中国船侵入、最長の28時間超える2013.8.9 00:02 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日…

尖閣諸島問題その3(60)

中国海警局、正式に発足…武器配備との報道も2013年7月22日(月)18:59(読売新聞) 【北京=牧野田亨】中国国家海洋局に属し、沖縄県・尖閣諸島がある東シナ海や、南シナ海などでの監視活動を担う統括組織「中国海警局」(海上保安庁に相当)が(2013.7.)22日…

尖閣諸島問題その3(59)

中国の「5頭の龍」とは しかし、軍事力で列島線を奪い合った帝国主義の時代はもはや過去である。現在、列島線はアメリカの同盟国・友好国の施政下にあり、中国がこれを軍事力で強引に奪うことは容易ではない。そこで、中国はこれら列島線が生み出す沿岸海域…

尖閣諸島問題その3(58)

中国は第二列島線への勢力拡大のために、この東シナ海から尖閣諸島の東側を通過して、宮古島と久米島の間を通って太平洋に出なければならないので、尖閣諸島は是が非でも盗み取りたいのである。それにこの海域に石油が埋まっている可能性があるといわれてい…

尖閣諸島問題その3(57)

このように中国の世界戦略は、太平洋をアメリカと分割統治しながら、アメリカの軍事力を凌駕してこの地球をなかば自分のものとすることであり、この戦略は全くぶれていない。Big3の日本はBig2の中国のこの戦略に飲み込まれないよう、Big1のアメ…

尖閣諸島問題その3(56)

この「海軍発展戦略」に言及する前に、この元中国国防大臣の遅浩田の「米国打倒・日本殲滅」論について、年代順に簡単におさらいしてみよう。 (1)、第一列島線、第二列島線(1982年,1993年) 1982年に中国国家主席の鄧小平は、自国防衛の考え方とそれに伴う中国…

尖閣諸島問題その3(55)

「第二列島線とは、伊豆諸島、小笠原諸島、マリアナ諸島(サイパン、グアムなど)、カロリン諸島、パプアニューギニアに至るラインである。中国は現在は第二列島線内へ進出して、台湾有事の際にはこの海域で米海軍の増援を阻止・妨害することを目指している。…

尖閣諸島問題その3(54)

以上が2010.6.28の「年央雑感(6)」に載せた文章であるが、 ここでは、第一列島線内の制海権の確保は、2010年までに達成されていると言っている。そして2020年までに第二列島線内の制海権を確保する計画だという。そして2040年までには、米国の軍事力と対…

尖閣諸島問題その3(53)

中国海軍力の脅威ーもはや第一列島線の突破は可能2009/02/13/Fri冷戦時代、大陸勢力に対する防波堤の役割を担ってきた日本列島だが、今やその波に呑まれるのか。 米国のマレン統合参謀本部議長が打ち鳴らす警鐘に耳を傾けよう。同議長は(2009年)二月五日の講…

尖閣諸島問題その3(52)

そのため南シナ海では既に中国は軍事侵攻をして、西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島をあらかた占領してしまっている。 1974年、西沙諸島海戦でベトナムと交戦して、西沙(パラセル)諸島を分捕り、1988年にはこれまたベトナムが統治していた南沙諸島の六つの島を…

尖閣諸島問題その3(51)

さてこの宮古島島民遭難事件の交渉では、当初日本は「台湾は化外の地」として清国と交渉を始めたが、清国は前言と裏腹に「台湾は清国の属地である」として、譲らなかった。そのため土壇場にきて大久保は賠償金を引き出すためことに論点をかえて、台湾は清国…

尖閣諸島問題その3(50)

しかし、わずかな可能性として、 「尖閣諸島は地理的に台湾の附属島嶼であり、台湾が清代に中国領土となったときに、いわば自動的に尖閣諸島も中国領土となった」と言うことも、確認する必要がある、と言ってそれを検証して「そんな事実はない」と結論づけて…

尖閣諸島問題その3(49)

中国は明の時代に尖閣諸島は中国領土となったといっているようだが、明代にも、清代にも、尖閣諸島は中国の領土となったことはないのである。 明の時代(1368年~1644年)の考察をまとめてみよう。 当ブログの2013.7.3のNO.41では、次のように記載した。「・15…

尖閣諸島問題その3(48)

まず、明代について。ここでは、明代には台湾島がまだ中国領土ではなかったという紛れもない歴史的事実を前提に考える必要がある。そうすると、その台湾島よりはるか遠方に位置する尖閣諸島が当時中国の領土であったことはありえないのである。絶海の孤島群…

尖閣諸島問題その3(47)

そのためにも、日本の「ヒストリー」を正確に、積極的に、大々的に、世界各国に、広報・宣伝できる政府機関が必要なのです。各省庁で個別に対応出来る時期ではなくなりました。 自分の国も自分で守れないような国として日本は、世界の各国から馬鹿にされてい…

尖閣諸島問題その3(46)

──尖閣諸島の問題が、韓国の竹島問題と関連しているということでしょうか? 下條教授:そうです。香港の週刊誌「亜州週刊」は(2010年)9月26日号で、「韓国奪回独島風雲録」と題し、「韓国の対日強硬策をモデルにすれば、日本から尖閣諸島を奪うことも不可能…

尖閣諸島問題その3(45)

中国は真剣に「軍事闘争の準備」を整えているのです。 先に説明した遅浩田の「米国打倒、日本殲滅」演説を読めば、そのことは明らかである。 その取っ掛かりが、沖縄県・尖閣諸島への侵攻なのです。尖閣諸島は明らかに日本固有の領土にも拘らず、難癖をつけて…

尖閣諸島問題その3(44)

時論公論 「どうなるのか中国 全人代開幕」2013年03月05日 (火) 加藤 青延 解説委員こんばんは。時論公論です。中国では、きょうから始まった全人代、全国人民代表大会で、国家と政府の指導者の顔ぶれが大幅に入れ替わり、新しい政権がスタートします。そこ…

尖閣諸島問題その3(43)

このために自民党の安倍晋三総裁は「憲法改正」「国防軍保持」を唱えているのであるが、これを議論する前に中国の共産党大会に関する記事を見てみたい。 いよいよ衆院選挙の投票日も間近に迫っている。どんな結果が出るか楽しみだが、尖閣諸島が日本固有の領…