2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

岡田監督に物申す。(17)

4 さて、少し視点を変えて、ワールドカップで勝つチームに必要な要素を考えてみましょう。 ・サッカーの世界においても国力を示そうという国家の意思と環境づくり・国民(選手)の自国に対するロイヤリティ・脈々とその国に培われてきたサッカーの歴史・ワー…

岡田監督に物申す。(16)

2見事なまでの一体化!組織づくりのポイントは? 日本代表がワールドカップを戦うには必要不可欠だった“戦略の変更”ですが、これほど「言うは易し、行なうは難し」と言えるものはありません。普通であれば、メンバー内にこの変更に対して疑問を抱くものがい…

岡田監督に物申す。(15)

32「岡ちゃんごめんね」は流行語大賞になるか?2010年7月10日(土)10:00 R25.jp (http://r25.yahoo.co.jp/) 今晩、サッカー日本代表はW杯決勝トーナメント初戦でパラグアイと対戦する。日本代表史上初のベスト8入りを目指すが、ネットでは岡田武史監督(…

岡田監督に物申す。(14)

スポーツジャーナリストが育ちにくい日本 確かにファンは熱狂する。だが、メディア、とりわけサッカージャーナリズムの中の者は、そうした雰囲気の中でも敗因をみつけ、将来のチームのために、あえてそれを提示してきたという過去がある。サッカージャーナリ…

岡田監督に物申す。(13)

確かに「ベスト16」に進むことが出来たくらいで喜んでいる国では、「ベスト4」を望むべくもないのであろう。確かにサッカー評論家たち自らが、敗戦後に「感動したり」、「勇気をもらったり」しているようでは、何年経とうが、私たちが日本代表の「ベスト…

岡田監督に物申す。(12)

そしてイビチャ・オシム前日本代表監督は、更に冷静だった。もっと先に進むことを念頭においていた。オシム氏だけが、全うな解説をしている。オシムだけが(と思うのだが)、パラグアイ戦での引き分け・点を入れることが出来なかった「サムライJAPAN」…

岡田監督に物申す。(11)

Yoree Kohという記者が書く「目上の人の命令に無条件に従うべしという日本の文化的規範」という日本人に対するステレオタイプが、ちょっと気になるところではありますが、まあ、日本人は外国からはそう見られているし、確かにそういう傾向が全体として強い国…

岡田監督に物申す。(10)

そして大会開始。米スポーツ専門局「ESPN」のサイトは、「グループリーグで良かったこととひどかったこと」という6月25日付コラムの中で、http://soccernet.espn.go.com/world-cup/columns/story/_/id/5327421/ce/us/best-worst-group-stage?cc=4716&ver=glo…

岡田監督に物申す。(9)

特に親日派でもない英大衆紙「サン」のこちらの記事でも、「鮮やかなフリーキックがまるで出ていなかった今大会だが、日出ずる国の連中がものすごい2本を決めてくれたおかげで、一気に明るくなった」と。「連中」と訳した言葉は「lads」。「lad」は直訳すれ…

岡田監督に物申す。(8)

何はともあれ、日本の16強は、世界にとっても驚きであったようだ。 21イタリア国営放送 日本16強は「驚き」[ 2010年06月25日 09:50 ] 【W杯1次リーグE組 日本3―1デンマーク】日本がデンマークを下し、決勝トーナメントに進んだことについて、国営イ…

岡田監督に物申す。(7)

しかしなにはともあれ予選リーグGroup matchsはそれでもよかった。しかし決勝リーグにはそれが通用しなかった。なぜだ。今回のワールドカップはそれで予選突破は出来た。しかし決勝リーグはそうはいかなかい。もう一歩だった。この体制でも、ちょっとだけ頑…

岡田監督に物申す。(6)

そこで問題が出てくるのである。日本でも岡田JAPANがベスト16に進出出来たことで、何故か満足しきってしまっている。これが問題である。なぜ満足してしまっているのか。しかも、いわゆるベスト16でなぜ敗退してしまったのか、と言う反省と対策が一向に聞…

岡田監督に物申す。(5)

○日本の報道陣は代表に冷淡? 英『インディペンデント』紙は、http://www.independent.co.uk/sport/football/international/honda-drives-japan-past-stalling-cameroon-2000572.html「今大会ではまだ意外な展開というのはそれほどないが、(日本勝利は)現…

岡田監督に物申す。(4)

ワールドカップサッカー南アフリカ大会から、すでに3ヵ月が過ぎた。あれ程沸き返った筈なのに、今はその余韻もない。ただ、次の代表監督がイタリアの「ザッケローニ氏」に決まったことぐらいが目新しいと言ったら、目新しいニュースであった。 先のこのブロ…