2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

尖閣諸島問題(8)

(4)ならば無法国家中国は何をやったか。 2004年には、アウトローの中国人7人が尖閣諸島の魚釣島に違法上陸してい る。次の記事を参照願いたい。 3、尖閣諸島・魚釣島に中国人7人が上陸、沖縄県警が逮捕200403250019(2004年3月の事件です。)…

尖閣諸島問題(7)

閑話休題、WBCの話はこれくらいにして本論の「尖閣諸島は日本領であるから、 日本は独自にでも、なんとしても守りきらなければならない」と言う話に戻ろう。 11、領海侵入の台湾船は計10隻 尖閣沖、沈没事故に抗議200806161115 (これは2008年6…

(続)WBC・侍JAPAN

それから、中島のスライディングが体当たりで、守備妨害である、と下記のように 非難しているが、実は韓国選手はこれ以上にひどい暴力的な守備妨害動作を行 っていたのである。 「七回の場面では、一死一、三塁で4番城島が三塁ゴロで併殺に倒れた場面で、 …

WBC侍JAPAN

産経ニュースに次のような記事があった。 ニュース:国際 【WBC】「“ダーティーサムライ”」と韓国紙 「イチローは高慢」 (1/2ページ) 2009.3.25 10:58 このニュースのトピックス:WBC WBCの決勝戦を報じる韓国スポーツ各紙 【ソウル=水沼啓子】日…

尖閣諸島問題(6)

(3)親日と言われる台湾の動きは? 24、中国船の日本領海侵入に一線画す 台湾国民党主席200812091717 訪日中の台湾の与党・中国国民党の呉伯雄主席が9日、東京都内で会見し、 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の日本領海内に8日、中国の海洋調査船が侵入し…

尖閣諸島問題(5)

20、台湾総統、反日団体に祝辞尖閣領有を主張し新設200811171026 台湾でこのほど尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する反日団体「中 華保釣(釣魚島防衛)協会」が設立され、馬英九総統が異例の祝辞を寄せていた ことが17日分かった。反日団体と…

尖閣諸島問題(4.1)

(2)尖閣諸島は明らかに日本領である。 先ず日本政府の見解を見てみよう。外務省のホームページからの引用だ。 1、尖閣諸島の領有権についての基本的見解(外務省) 尖閣諸島は、1885年以降政府が沖縄県当局を通ずる等の方法により再三にわ たり現地調査…

尖閣諸島問題(4)

(注)ちなみにこの事件については、朝日新聞のみが「侵入」したにも拘らず、 「接近」と報道。「島に一時接近」との表現は必ずしも間違いではないが、普通 は自国の利益を守るために「領海に侵入」と中国の非を訴える表現をとる。他 の新聞は地方紙も含めて…

尖閣諸島問題(3)

25、尖閣諸島付近への調査船派遣中止せず、中国200812092127 中国外務省の劉建超報道局長は9日の定例記者会見で、中国の海洋調査船が 尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近の日本領海に侵入したことについて「調査船を いつ再派遣するかは中国側の事情だ」と指…

尖閣諸島問題(2)

(1)中国調査船2隻、9時間以上も尖閣領海侵犯(2008年12月8日) この事件は3カ月ほど前の事件なので、まだ記憶に新しい。次の二つの記事を 参照して欲しい。明らかに中国が意図して、故意に、日本の主権を踏みにじって 領海を審判しているのであ…

尖閣諸島問題(1)

先のテーマでは、日本は過去3回の「パラダイム・シフト」を成し遂げてきたこと を述べた。そして現在は、アメリカの一極構造の国際情勢が崩れて多極構造化 した。そしてこのアメリカの押さえが利かなくなった多極国際構造の中で、日米安 保体制と言えども安…

バラク・フセイン・オバマ大統領(32)

(1)3回のパラダイム・シフトの項では、米政府は1942年から「日本に自主 防衛させない」と決めていたと、Michael Sherry, “Preparing for the Next War” YaleUniversity Pressを引用して記述しているが、伊藤貫氏は「正論・1月号」に も「オバマ米新大…

バラク・フセイン・オバマ大統領(31)

5.四つ目のポイント 四つ目の原則は、「イデオロギーや好き嫌いの感情を、外交政策に持ち込ん ではならない」と言うものである。 日本の親米保守には、「アメリカは好きだから、米国の言う通りに日米協力すれ ばよい」と考えている者が多い。その一方、親…

バラク・フセイン・オバマ大統領(30)

要するに、この「太西洋憲章」は、あくまでも欧米列強(白人国家)にのみ適用 され、有色人種(日本など)には適用外で、欧米列強が有する植民地は絶対に手 放さない、有色人種には独立は絶対に許さない、白人国家の支配下に置く と言っているのである。 こ…

バラク・フセイン・オバマ大統領(29)

4.四つ目のポイントの前に 今まで述べた三つのポイント(国際政治での注意点)を考察すれば、「永遠に信 頼できる同盟関係など存在しない。自国のサバイバルは、自分達で確保し、 保障するしかない。」と言うことがお分かり頂けたことでしょう。これに反し…

バラク・フセイン・オバマ大統領(28)

米国の「国家情報会議」と言うものがある。National Intelligence Council(NIC)と は、CIAやその他の大学や研究所などの一般機関からの情報に基づき、中・長 期の政治情勢を予測し評価して大統領と政府閣僚に報告する諮問機関である。 そのNIC が'08.11.…

バラク・フセイン・オバマ大統領(27)

(3)自主核の保持と同盟の多角化の必要性 国際政治での現実の考え方(リアリスト学派)には、四つの重要なポイントがあ る。米中露英仏5ヶ国の国家戦略もこれを基礎としている、と言う。反対に日本 政府だけが、単純で小児的な「友好と信頼と協調」外交、…