2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Ghosn,Gone with the Money(39)

しかし、既に竹田恒和会長は、フランスでは起訴されてしまっている。捜査開始と言った段階を、とうに通り過ぎて起訴されていたのだ。 だから何としても、竹田会長よりも、日産・ルノーの経営統合だけは、阻止することだ。 JOC竹田会長 7分だけ会見 2019.01.…

Ghosn,Gone with the Money(38)

やり玉に挙げられたのは、JOC会長の竹田恒和氏だ。オリンピックを東京に招致するために賄賂を贈った、とフランス司法当局が正式捜査を始めていると言うものである。 JOC竹田会長、東京五輪招致めぐる贈賄容疑 仏が捜査 2019年1月11日 22:01 発信地:パリ/フ…

Ghosn,Gone with the Money(37)

ここにきて、カルロス・ゴーンの不正だけの問題なんぞの他愛のないものではなくなってきた。 風雲急を告げている。日本経済の盛衰の問題となってきた訳だ。安倍さんも何かとお忙しいこととは思うが、この件でのほほんとして貰っては困るのである。 日産はル…

Ghosn,Gone with the Money(36)

この法律の細かな解説は、この論考を参照されるとよい。 日産自動車とルノーの資本関係 knak (2018年11月22日 08:37) | コメント(0) カルロス・ゴーンの逮捕により、今後の日産自動車とルノーの関係が問題となる。 ルノーの筆頭株主はフランス政府であり、マ…

AFCサッカーアジア杯、韓国が負けたってよう、カタールに。

あの馬韓国が、AFCサッカーでカタールに負けちゃったようだ。 国際法にもとるようなことを国を挙げてやっているから、ピッチでも大変気が引けたのではないのかな。 きっとそんなことなんでしょう。 カタール、韓国破り4強 サッカー・アジア杯 2019.1.26 00:…

Ghosn,Gone with the Money(35)

日本側としても、犯罪者のカルロス・ゴーンがまだルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)に居座っている以上、そんな話(ルノーと日産の経営統合、共同持ち株会社方式)は出来ないなんぞと突っぱねたようだ。”ようだ”とは、小生の推測ではあるが、きっとそ…

Ghosn,Gone with the Money(34)

そのため藁をもすがる思いで、人気の上昇している安倍首相に頼みたくなるのも、頷けると言うものである。しかしそうは問屋が卸さないことも確かである。 何と言っても品行の方正も確認せずに、国の一大事をゴーンごとき無頼漢に頼むと言う事自体が間違いのも…

Ghosn,Gone with the Money(33)

2018年6月がルノー会長任期の期限である。その役員人事の検討は、2018年2月に行われた。 ここでフランス政府は、ゴーンにルノーや日産の会長を続投させる代わりに、ルノー・日産・三菱自の3社の経営統合を約束させたのである。 「3社一体化を加速」ゴーン氏…

Ghosn,Gone with the Money(32)

かく申すゴーン自身も、フランスでは人種差別を受けていたのである。以下は「週刊ダイヤモンド」の2018.12/15号に載っていたものであるが、サマリーを紹介しよう。 ミシュランでの実績を買われて、「フランソワ・ミシュラン会長」からは絶大な信頼を得ていた…

Ghosn,Gone with the Money(31)

ゴーン元会長、特別背任で追起訴 弁護人は保釈請求 2019/1/11 14:35 (2019/1/11 18:26更新) 日本経済新聞 電子版 東京地検特捜部は(2019.1月)11日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)を会社法違反(特別背任)と金融商品取引法違反(有価証…

Ghosn,Gone with the Money(30)

税金を逃れるために、居住地を本来のフランスから税負担の軽いオランダに、2012年に移している。2012年と言うのは、フランスでは、オランドが大統領となり富裕税を強化していた。だからその年に居住地を、仏から蘭に移して富裕税の支払いを逃れていたものだ…

Ghosn,Gone with the Money(29)

(11) ルノー副社長ムナ・セべり氏←----ルノー・日産B・V(2012~2016年) 非公表の報酬、約50万ユーロ(約6200万円)が支払われていた。 ゴーンとケリー、秘書室長の直筆のサイン入りの書簡(2013.3.26付)がある。 ムナ・セべり氏はゴーンの側近で、日…

Ghosn,Gone with the Money(28)

【独自】「借金返済」に35億円支出か ゴーン容疑者が発熱 カテゴリ:国内 2019年1月10日 木曜 午後6:26 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者が、中東オマーンの知人から、およそ30億円の借金をしていたことが新たにわかった。 この知人の会社に、日…

Ghosn,Gone with the Money(27)

それにしてもゴーンの身の回りには、不可解な金の動きがついて回っている。それも巨額な額なのだ。日産を自分の財布だと思っていた証(あかし)となろう。 (1) ゴーン←----新生銀行(2008.10) 私的なSWAP取引での18億5千万円の評価損の担保を要求される…

Ghosn,Gone with the Money(26)

ゴーン元会長の損失移転、監視委・監査法人が問題視 2018/12/22 9:19 日本経済新聞 電子版 日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)の特別背任事件で、ゴーン元会長が私的な金融取引の損失を日産に付け替えた後、証券取引等監視委員会と監査法人から…

Ghosn,Gone with the Money(25)

そのときの議事録には、「新たな為替取引の担当者選任について」と記載されていたと言うが「役職員の報酬に関する金融商品の契約」の担当者に秘書室長を据えることを決めて、私的損失を日産に付け替えることを偽装する工作をしていった様だ。 絶大な権力を持…

Ghosn,Gone with the Money(24)

だからゴーンもかなり神経を使ったようで、2009年から2012年にかけて四分割して送金していたと言う。しかも言い訳が立つように、ハリド・ジュファリ氏からは毎年虚偽の請求書を送らせていたと言うではないか。 ゴーンは、このことを正規の正しい社内手続きを…

Ghosn,Gone with the Money(23)

知人への16億円、「販売促進費」名目で ゴーン元会長 2018/12/23 18:01 日本経済新聞 電子版 日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)の特別背任事件で、日産からゴーン元会長のサウジアラビアの知人側に流出したとされる約16億円が「販売促進費」な…

Ghosn,Gone with the Money(22)

さて話を元に戻して、中東日産から支払わせた1470万ドル(現在のレートで約16億円)の容疑は日産の内部調査で突きとめられたものではなくて、それらの資料から特捜部が独自に突き止めたゴーンの犯罪だと言う。 日産から16億円流出か ゴーン元会長の私的損失…

Ghosn,Gone with the Money(21)

だから頓珍漢な訳の分からない題名で、取締役会に掛けたのである。他のボードメンバーは何のことがさっぱりわからなかったのではないのかな、ただゴーンの言う事だからと言って賛成に回ったものと思われる。 損失含む契約 日産取締役会で“付け替え”決議[2018…

Ghosn,Gone with the Money(20)

もう一度言うが、このように、保釈されてしまう可能性が出てきてしまったために、東京地検特捜部もそれなりに慌てた事と思われるが、年明けてからこの背任容疑での逮捕を想定していたモノを、早出しせざるを得なかったものと思われる。 但し、それなりに想定…

Ghosn,Gone with the Money(19)

ブラジルにはゴーンの姉が住んでいる。そしてゴーンはこの姉とコンサルタント契約を結んで、毎年数千万円のコンサルタント料を支払っているが、この契約は空の契約で実体はなかったようだ。 こんなことから、日産はこの姉もリオの裁判所に提訴すると言う。日…

Ghosn,Gone with the Money(18)

少なくともゴーンはどうしても出したくはない、と言うのが東京地検特捜部の意思である。 ゴーン容疑者を再逮捕 特別背任の疑い カテゴリ:国内 2018年12月21日 金曜 午後9:12 日産の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が、特別背任の疑いで東京地検特捜部に…

Ghosn,Gone with the Money(17)

ゴーンとケリーの盗人稼業につきあって来た日産の役員達も、ほとほと呆れ果ててきたほどの悪さなのだ。 「もう耐えられない」 ゴーン容疑者捜査の端緒 外国人幹部の告白 会員限定有料記事 毎日新聞2018年12月19日 20時02分(最終更新 12月20日 07時47分) 「も…

Ghosn,Gone with the Money(16)

まあ2018.12.20のゴーン、ケリーの拘留延長申請の却下は、きわめて異例の出来事だったようだ。検察側は一抹の不安を持ちながら、準抗告を行ったものと思われる。これも却下されてしまったので、慌ててがどうかは知らないが、特別背任容疑のカードを早々に切…