2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

小沢一郎の土下座外交(5/5)

このような事実がありながら、小沢は胡錦濤の前では言うべきことも言わず、言えずに、尻尾を振るどころか尻尾を巻いてしまっている。ただただ、中国に媚を売りに行っただけだった。これでは永田町が呆れ返ったというのも無理からぬこと、とは先の週刊新潮の…

小沢一郎の土下座外交(4/5)

4.小沢の土下座外交 以上のような状況の小沢だが、しっかりというべきことを胡錦濤言ったのだろうか。小沢と胡錦濤との接触は、上述した通り'07年12月7日の午後の数時間しかない。国会は、新テロ特措法案の審議で重要な時を迎えていた。小沢の訪中の…

小沢一郎の土下座外交(3/5)

3.小沢訪中団 小沢一郎は2007年12月6日から8日までの3日間中国を訪問した。 今年は日中国交正常化35周年であり、また来年は日中平和友好条約締結30周年となる。 2007年10月5日、王毅・前駐日中国大使の後を継いで崔天凱・新駐日大使が着…

小沢一郎の土下座外交(2/5)

2.小沢代表不在、民主も呆然 しかし、この場に民主党の小沢代表はいなかった。詳細をMSN産経ニュースやその他の新聞を参照、引用しながら、その場の状況を説明しよう。 中日新聞の1月12日の朝刊一面には、 『想定外の盛り上がりを見せたのは、民主党…

小沢一郎の土下座外交(1/5)

1.「新テロ対策特別措置法」の成立 2008年1月11日午後、衆院本会議で自民・公明両党などの3分の2の賛成多数で再可決し、「新テロ対策特別措置法」(給油新法)は成立した。思えばこの新法は、かなりの紆余曲折を経て成立したことになる。これには…