2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

世界自動車大戦争(81)

EUのCAFE規制によれば、企業単位で、車両平均重量毎にCO2の排出量平均値の基準がきめられている。それを達成できなければ、クレジットと呼ばれる罰金を支払わなければならないことになる。 欧州の排気ガス規制のEURO 7では、乗用車のCO2排出量の企業平均値を…

世界自動車大戦争(80)

また言い方を変えれば、「100年に一度の変革期」であるので、仲良く協力して新しい「モビリティ社会」を造ってゆこうではないですか、と言った気持ちであろう。環境社会を乗り切るためには、多くの仲間にHVを使ってもらいHVが環境対策車であると言う認識を深…

世界自動車大戦争(79)

新会社にはトヨタ系2社、パナソニック系3社が移管されるが、何とかうまくゆけばよいのだが、その具体的な道筋を創り出すのはこれからの課題のようだ。お互いに大変な事ですね。 トヨタ、聖域なき事業再編 パナと住宅事業を統合 2019/5/9 19:59 日本経済新…

世界自動車大戦争(78)

パナソニックも、この赤字の車載電池事業を何とか整理したいと、焦っていた筈だ。そこへトヨタが現れた、と言う事である。パナソニックとしても先は不確かだ、トヨタとしても褌を絞めてかからないといけない。 盟友テスラからも見放され…パナソニック、世界…

世界自動車大戦争(77)

パナソニック、テスラ傾斜に転機 EV電池投資凍結 成長戦略に揺らぎ 2019/4/11 20:00 日本経済新聞 電子版 車載電池を次世代の成長の柱に据えるパナソニックの戦略が転機を迎えた。米電気自動車(EV)メーカー、テスラと二人三脚で事業を育ててきたが、共…

世界自動車大戦争(76)

序に言うと、トヨタは既に1996年12月に(パナソニックと)パナソニックEVエナジー(株)と言うHV車用の「ニッケル水素電池・NiMH」を造る会社を稼働させている。1997年12月に「21世紀に間に合いました。」と発売された初代プリウスは、ここの「ニッケル水素…

世界自動車大戦争(75)

トヨタ、中国電池最大手と提携 電動化計画5年前倒し 2019/6/7 6:32 日本経済新聞 電子版 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45801060W9A600C1MM8000/?n_cid=NMAIL006 も参考にするとよいが、次の論考のほうが判りやすい。トヨタのHV技術の無償開放によ…

世界自動車大戦争(74)

レクサスが満を持して発売する初の電気自動車であるので、このUX300eは相当手が込んでいるようで、クルマとしても一級品で丁度FCVのミライを出すときの様に相当磨き上げたようだ。ちなみにバッテリーや車両管理にはスマホが重要な役割を果たすようになってい…

世界自動車大戦争(73)

NEVの販売比率は、2019年10%、2020年12%、 2021年14%、2022年16%、2023年18%と順繰りにあがってゆくことになっているので、トヨタとしても、EV、PHV、FCVなどのNEVを積極的に投入する必要がある。 そのためにCATLと提携した訳であるが、CATLとは「Contempora…

世界自動車大戦争(72)

そしてトヨタが、HVをはじめ、PHVやFCVをも手掛けており、今回満を持してEVを投入することになった訳だが、オールマイティに電動化を手掛けているのであるから、このUX300の車種で、そのすべての電動化を中国に投入したらどうだろうか。 即ち、UX300-FCVをあ…

世界自動車大戦争(71)

トヨタブランドとしては、2019.4.16~4.25に開催された上海モーターショーで、C-HR・EVとIZOA・イゾアの新型EVモデルを世界初披露している。発売は2020年前半となっている。 トヨタ C-HR EV & イゾアEV、中国EV戦略の先陣を切る…上海モーターショー2019 2019…

世界自動車大戦争(70)

ということで日産の動向には目が離せなくなってしまったが、今度は本当に、Lexus LF-30 Electrifiedの話に戻ろう。と言ってもゴーン逃亡の話を挟んだので、TMS(東京モーターショー)は半年近くも昔の話となってしまったが、続きと言う事でお付き合い願おう…

世界自動車大戦争(69)

日産の経営陣の話はこの位にしておいて、次はLexus LF-30 Electrifiedの話に戻ろう。 と書いておいたのだが、昨日、今日(12/25)で吃驚するニュースが飛び交った。何と副COOの関潤氏が日産を辞めると言うではないか。早速トロイカ体制の危惧が現出した感じ…

世界自動車大戦争(68)

さて「ゴーン逃亡」の話から本来のクルマの話に戻ろう。と言っても約1.5ヵ月程もどって、2019.12.30のNO.40からの続きとなる。日産の「トロイカ」体制の話をしていた、相当旧くなってしまったが、その続きとなるが悪しからず。 日産、新経営陣に「トロイカ」…

世界自動車大戦争(67)

さてゴーンのレバノンへの逃亡で、この問題は膠着状態に陥ってしまった。当分の間は今以上には進展はないものと思われる。 しかしあくまでも日本政府は、レバノン政府にゴーンの身柄引き渡しを要求し続けるべきである。 この身柄引き渡し要求と、香港政庁の…

世界自動車大戦争(66)

2020.1.8のレバノンでのゴーンの記者会見は、2時間半の長きに及んだ。ゴーンに好意的なマスコミのみを招待した、ゴーンの無罪を吹聴する独演会であったが、そこにはゴーンの嘘ばかりがちりばめられていた。 例えば、 1) 一部の事実のみを発表して正当な送金…

世界自動車大戦争(65)

値引きで利益が上げられれば正しいのか ――北米事業の不振についてはどう説明していましたか。 「北米事業の不振の原因は過剰値引きだと日産が言っているが、値引きはその時々に行うことで、その結果利益が出たかどうかに尽きる」というのがゴーン氏の考え方…

世界自動車大戦争(64)

ゴーン氏は何を主張したかったのか。郷原弁護士に聞いた。 本を出すことで誤った論調や認識をただす ――どういう目的でゴーン氏にインタビューしたのですか。 私は、日本の検察と刑事司法制度のあり方を批判的に論じてきた。ゴーン事件に関しても検察の捜査や…

世界自動車大戦争(63)

またイギリス王室もヘンリー王子の教育に、その点もっと工夫する必要があったのではないのかな。 父親であるチャールズ皇太子の責任は重い。 さてそれはさておき、キャロルもキャロルなら、ゴーンもゴーンだ。ゴーンは日本への復讐を計画していると言う。(h…

世界自動車大戦争(62)

ゴーンはキャロルと付き合うようになってから、金遣いが荒くなっている。この件については、当ブログ「Ghosn,Gone with the Money(52)」('19.2.15)を参照願う。 ゴーン前妻を金で口止め! 世界を股に証拠隠滅!! キャロル夫人とは何者か 社会 週刊新潮 20…