2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

尖閣諸島問題(137)

(その4) そして、この論文の話は、NHKスペシャルの「JAPANデビュー」に進む。 今年の8月12日に、東京・池袋の豊島公会堂で「8・12NHK問題を考える日台国民大集会」が行われ、約6百人が参加したと言う。そして、この集会にパイワン族を…

尖閣諸島問題(136)

このニュースでは、「今年4月、公開質問状の形で抗議した。」と記されているが、年表では、2009年6月6日に、札幌で抗議集会を開きNHKに「公開質問状」を出した、と記していて日にちが合わないが、【高田純】もう一つの「NHKの大罪」 1/2~2/2 [H21/…

尖閣諸島問題(135)

さて次のビデオを見ていただきたい。「中国のシルクロードにおける核爆発実験の年表」の最後の項目NO.52、NHKへの公開質問状の顛末を説明しているものである。 【高田純】もう一つの「NHKの大罪」1/2~2/2[H21/7/7] http://www.youtube.com/watch?v=zBJxqp…

尖閣諸島問題(134)

なぜこれほどまでに危険な中国の核実験場への地獄めぐりが増えたのか。この論文は次のように伝えている。 日本人は楼蘭遺跡周辺での中国共産党の核実験の事実をほとんど知らされてこなかった。NHKをはじめ、日本のメディアがこの情報を報道してこなかった…

尖閣諸島問題(133)

しかも中国の実施した核爆発はメガトン級である。ソ連のカザフスタンでの最大の核爆発は、0.4メガトンだと言う。中国は最大4メガトンの核実験を格別な安全配慮なしに実施していた。ちなみに長崎の核は0.02メガトンである。 ソ連の最大核爆発実験 0…

尖閣諸島問題(132)

ここでもNHKの偏向振りが、示されている。NHKは日本の国営のメディアだと思って安心してはいけない。NHKは完全に中国共産党に洗脳されてしまっている。これは恐ろしいことだ。 2009年4月9日の当ブログ「尖閣諸島問題(13)~」で紹介した「…

尖閣諸島問題(131)

(18)中国のシルクロードでの核実験の恐怖。 さて「正論」'09年6月号の「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」の著者は、理学博士・札幌医科大学教授の高田 純氏である。この論文にある高田氏の略歴の紹介文を、抜粋する。 氏は、19…

尖閣諸島問題(130)

海保のオンボロ船 だが、日本こそ真の海洋大国だ。日本の安全と繁栄は確実な海の守りが大前提で、その最前線に立つのが海保と海上自衛隊である。だが双方ともに、強大化する中国の海軍力とは反対に、予算の減少に泣き、船も航空機も大いに不足している。たと…

尖閣諸島問題(129)

そして中国の対日工作については、小生のブログ2007年5月6日の「米民主党を手玉に取る中国スパイ」同5月8日の「中国対日特殊工作(スパイ)」や同6月6日「南京大虐殺の虚構宣伝と胡錦濤の秘密工作に騙されるな」でも、言及している。最近では、2…

尖閣諸島問題(128)

2004年10月28日4.06,「 中国の意図を甘く見るな 」 200410280000 『週刊新潮』 2004年10月28日号 桜井よしこ日本ルネッサンス 第138回 10月17日、フジテレビの「報道2001」に出演した中川昭一経済産業大臣が「東シナ海の日本の排他的経済水域に中国が鉱…

尖閣諸島問題(127)

しかし中国は経済成長率8%維持が至上命題である。そのためのエネルギーの確保が必要不可欠であり、この大陸棚の石油資源は絶対に手放さないであろう。したがって、中国は沖縄トラフまでを排他的経済水域として不退転の決意で行動してくるであろう。不退転…

尖閣諸島問題(126)

ここら辺の事情は、小生のブログで既に言及している。2008年3月11日の「中国毒餃子事件(4/5)」や2008年6月9日以降の「中国覇権主義(5)~」を参照願う。 日本政府は、2004年6月9日に中国政府に対して、「国連海洋法条約に違反して…

尖閣諸島問題(125)

そして日本に接する東シナ海では、1970年代から海洋調査を始めている。80年代に入ると試験的な石油試掘も実施している。この間日本は、先に述べたように試掘の権利は与えたものの、試掘の実施は中国に慮(おもんぱか)って許可させなかった。実に情け…

尖閣諸島問題(124)

さて次は中国の海洋進出の状況の把握だ。中国はもともと国内整備に手一杯でなかなか海洋支配へは乗り出せなかった。ところが国内整備も進み石油資源の必要性が増大し更に1969年に東シナ海に海底油田があることが判ったことにより、海洋支配へ乗り出すこ…

尖閣諸島問題(123)

空母も核も無い時の毛沢東は、「艦隊は陸には上がってはこられない。核兵器は見掛けは強そうだが、実際には使えない”張り子の虎だ”」とやせ我慢を言ってはいたが、その二つとも極めて有効な政治的威嚇手段であることは、早くから十分認識していた。そのため…

尖閣諸島問題(122)

中国国防省は、2008年12月23日の記者会見で、「2016年までに、2隻の中型航空母艦を完成し、大型空母「ワリヤーグ」と3隻体制で運用を始める」と発表している。先に中国の次の目標は「台湾併合」だと述べたが、中国の目標はこんなものではなか…

尖閣諸島問題(121)

NO. 年月日 頁 内容 1. 1949.10.01 122 中華人民共和国は建国。当初から台湾を軍事侵攻する計画を持っていた。 2. 1950.06.25 123 北朝鮮による韓国への侵略戦争19500625~19530727 3. 1953.00.00 124 中国軍の近代化着手、ソ連の全面的援助協力だが、核を優…

尖閣諸島問題(120)

まあ、いくらなんでも鳩山が尖閣諸島の防衛を放棄するとは思えないが、中国に対して断固たる態度をとらない心配はある。中国がなぜ、今まで日本の排他的経済水域に、調査船をしつこく派遣して来たのかには訳がある。次にその訳を紹介しよう。 中国は2008…