2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

続続・次世代エコカー・本命は?(65)

まあ現在のテスラの販売台数は7~8万台のようなので、この「モデル3」の37万台余を追加すれば、年間販売50万台も夢ではなさそうだ。 ただ毎年50万台以上のテスラのEVが、売れるかと言うと疑問も残るのであるが、そこそこは売れてゆくことであろう。「バリ協定…

続続・次世代エコカー・本命は?(64)

(10)テスラ、イーロン・マスクの挑戦 テスラの「モデル3」の受注が驚異的な数字になっている。 テスラの新型EV モデル3、予約受注ほぼ40万台…発表3週間で エコカー 2016/04/30 14:00 レスポンス 写真をすべて見る[全3枚] 米国のEVベンチャー企業、テス…

続続・次世代エコカー・本命は?(63)

このようにトヨタはCO2の削減に努力をしているが、地道に進めてもらいたいものだ。あわててしまっては削減できるものも、削減できなくなってしまう。 所で話は変わるが、2017.6.17~18のルマン24hレースは、トヨタはまことに大慌てであった。3台もの最新鋭の…

続続・次世代エコカー・本命は?(62)

まあ変動の激しい自然エネルギーの活用には、ちょっとした工夫が必要となる。それが水素の活用なのであろう。 風力発電による水素供給網の実証実験、トヨタなどが実施へ 2016/03/15 00:53 佐藤 雅哉 トヨタ自動車は2016年3月14日、岩谷産業や東芝、神奈川県…

続続・次世代エコカー・本命は?(61)

そして、トヨタも水素供給網の構築に向けて動き出したようだ。 トヨタやJXTG、水素拠点の新会社発表 燃料電池車普及狙う 2017/5/19 15:41 ニュースソース 日本経済新聞 電子版 トヨタ自動車やJXTGホールディングスなどは19日、燃料電池車に燃料を供…

続続・次世代エコカー・本命は?(60)

まあこの記事は2015年のものであるが、2016年~2017年にかけては少し事情が違ってきている。 FCV普及でも先行く米国 水素インフラ集中整備 先進地カリフォルニアをルポ 2017/1/26付 ニュースソース 日本経済新聞 電子版 環境問題への意識が高い地域として…

続続・次世代エコカー・本命は?(59)

2つ前の論考でのテスラのCEO、イーロン・マスクの言い分は、「電力で直接モーターを回せば済むのに、わざわざその電力を使って水素を生産し、それでもって酸素と化学反応させるというのは「まったく馬鹿げている」」と言うことであるが、これもよく考えてみ…

続続・次世代エコカー・本命は?(58)

■振り回されるパナソニック 「テスラが使っているのはすでに量産効果が出つくした家電用の電池。これ以上のコストダウンの余地は小さいはずだが」。田中はテスラの世界最大の蓄電池工場への巨額投資にも首を傾げる。テスラはコスト面でのEVの優位性を決定…

続続・次世代エコカー・本命は?(57)

航続距離は実用上ほとんど問題とされなくなってきた 電気自動車は(1)車両価格が高いことと(2)航続距離が短いことが問題とされてきたが、テスラのモデル3は3万5000ドル(約390万円)である、米政府から7500ドル(約83万円)の所得税控除を受けることが…

続続・次世代エコカー・本命は?(56)

「トヨタ環境チャレンジ2050」によれば、 2020年頃以降のことではあるが(2020年にはとは言っていない)、FCVを年間3万台以上販売すると言っている。そして日本での販売台数は、月に1千台以上だとしている。 とすると、ミライの生産計画は次のようになる。 …

続続・次世代エコカー・本命は?(55)

この後段部分で、初めてEVと全個体電池の話が出てくるが、肝心な前段部分にはEVの話はでで来ない。 ということは、トヨタでは2015年10月14日現在ではまだEVはCO2フリーの中距離移動手段だとは、考えられていないということではないのかな。 しかしトヨタは、…

続続・次世代エコカー・本命は?(54)

(9)トヨタ環境チャレンジ2050 2016.11.4に、今世紀末にはCO2の排出をゼロにすると言う国際的な枠組みの「バリ協定」が発効している。具体的には、地球の気温上昇を産業革命前に比べ2度未満とし、1.5度に抑える努力もする、と言う内容だ。 そのため…

続続・次世代エコカー・本命は?(53)

ホンダ、70MPa小型水素ステーションの実証実験を開始 高田 隆 2016/10/24 13:15 ホンダ、70MPa小型水素ステーションの実証実験を開始 図 実証実験施設のイメージ [画像のクリックで拡大表示] ホンダは2016年10月24日、充填圧力が70MPaの小型水素ステーション…

続続・次世代エコカー・本命は?(52)

一つは、原子力発電だ。日本は相当数の原子力発電所を持っているが、東日本大震災の福島第一原子力発電所の事故で、その稼働が押さえられている。これはとてももったいないことである。安全性が確認されたものから、通常運転に戻って行ってCO2を排出しない…

続続・次世代エコカー・本命は?(51)

「パリ協定発効 日本の課題は?」(時論公論) 2016年11月04日 (金) 室山 哲也 解説委員 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/256336.html (途中省略) ●日本の課題は?では、日本の現状はどうでしょうか?日本は、CO2の排出が世界5位の主要排出国で…

続続・次世代エコカー・本命は?(50)

COP22は、2016.11.7~11.18の間に開催された。モロッコのマラケシュで開かれたこの会議COP22は、「バリ協定」を実施するためのルール作りが目的であった。ルール作りは2020年までに完成する。これに基づいて各国は、2020年以降の自国のCO2の削減を遂行し…

続続・次世代エコカー・本命は?(49)

(8)地球温暖化対策は待ったなしである。 2015.11.30から12.13の間、バリで、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)、京都議定書第11回締約国会合(CMP11)が開かれた。 おさらいの意味で、 COP21=「the 21th meeting of the Conference Of the Pa…

続続・次世代エコカー・本命は?(47)

となれば、これは大変な事である。VWの排ガス不正と同じような組織的なもののようだが、VWとちがうのは、不正ソフトを搭載するようなものではなさそうだ。しかしゴーン社長を筆頭にルノーの経営陣も知っていたと言うではないか。 この上記のニュースは2017.3…

続続・次世代エコカー・本命は?(47)

さて今は「(7)このところ日産が元気、喜ばしい限りである。」と言うのがテーマであった。トヨタのことはさておき、カルロス・ゴーン氏の社長退任に言及してこの章は終わりとしよう。 カルロス・ゴーン氏が日産の社長を退任する(した)のだ。2017.4.1付け…

続続・次世代エコカー・本命は?(46)

中国ではNEV規制と言う物が2018年から適用されると言う。同規制は、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)など環境負荷が小さい車を相当な量を売らなければ通常のガソリン車の販売は認めない厳しい内容だ。この件は2017.4.21の当ブログNO.15で言及してい…

続続・次世代エコカー・本命は?(45)

EV用の車載電池を外部から手に入れることも可能であるが、この固体酸化物型燃料電池(SOFC)を使うことを真剣に考えているのではないのか、と言う推測も成り立つのではないのかな。 何と言ってもこの「e-Bio Fuel-Cell」搭載の「e-NV200」の話と同時に、「オー…

続続・次世代エコカー・本命は?(44)

すぐに発売となるのではなく、まあ2020年に市販予定だと言うので、それなりに解決すべき課題も多いのではないのかな。水素は水の電気分解である意味無尽蔵に供給されるので、どちらがより普及するのか見ものである。 水素は再生可能エネルギーでの水の電気分…