2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

続続・次世代エコカー・本命は?(20)

だから「EV事業企画室」とはすぐにEVを作る組織なのか(どうかは判然としないが)、今更どんなEVを作るか企画しても仕方がないのではないのかな。もしそんなことが必要となるのなら、トヨタはとても遅れていることになる。 トヨタ社内やトヨタグルーブ内での…

続続・次世代エコカー・本命は?(19)

とは言っても、何か始めなければ始まらない。取りあえずと言うわけではないが、4人だけの組織であってもEVの開発は、至急始めてもらいたいものだ。 時事深層 COMPANYトヨタ初、「4人だけ組織」の狙いEVの開発に動き出す 日経ビジネス2016年11月28日号目次 …

続続・次世代エコカー・本命は?(18)

但しいくらEVが普及したからと言って、中国の大気汚染問題が解決するわけではない。何と言ってもPM2.5の発生元は、巷で焚かれている石炭ではないのかな。この石炭を何とかしないと、中国の大気汚染問題は解決しない可能性がある。 中国で売られているEVやPHV…

続続・次世代エコカー・本命は?(17)

参入規制および普及の課題 2012年以降に登録したエコカー639車種のうち、年間生産千台以上の車種は77車種に過ぎないことから、企業乱立が見受けられる。また、エコカーメーカーが車両生産・出荷を優先するため、製品の品質問題も露呈している。中国品質協会…

続続・次世代エコカー・本命は?(16)

NEV規制のNEVとはNew Energy Vehicleと言い、いわゆるエコカーのことである。対象となるクルマは、EV、PHV、FCVの3車種だけでありHVは含まれていない。中身は違うだろうが 、カリフォルニア州のZEV規制と同じ性格のものであろう。中国としては、二番煎じと…

続続・次世代エコカー・本命は?(15)

しかし、VWがリードする巨大な中国市場では政府の各種補助金で追い風を受けたわけだが、この補助金は1月で期限切れ(2016/12末で終了)となると書かれていたが、業界からの要望を受けて2017年末まで自動車取得税の減税については延長することを決めている。…

続続・次世代エコカー・本命は?(14)

排ガス不正問題では、米国のVW幹部がFBIに逮捕されたと言う。これからVW本体への波及も進むのではないのかな。注目する必要があろう。VWが排ガス不正に手を染めていった状況は、小生のブログ「続・次世代エコカー・本命は!(22~)」(2016.5.3~)を参照…

続続・次世代エコカー・本命は?(13)

次の記事は昨年の6月の物なので、やや古いものだが、一読願う。日経電子の版(バーン)なのでそれ程間違ってはいないものと思われるが、費用のくくり方や集計時期によりかなりの変動があるようだ。2017.3.15の東京新聞によると、「米国の当局と合意した支払…

続続・次世代エコカー・本命は?(12)

トヨタサイドで言うと、中国への進出の遅れ、アメリカでの販売の停滞、プリウスPHVの販売後れなどで国内販売が停滞したことなどが挙げられているが、それらのことは織り込み済みで年前半の生産停止がなければ、十分に年間販売トップの座は維持できたものであ…

続続・次世代エコカー・本命は?(11)

ディーゼル不正問題で揺れたVWがトヨタを抜き世界一の販売台数になった理由とは? 投稿日: 2017年1月12日 TEXT: 山本晋也 中国を中心にアジア太平洋地域での販売増が大きく影響 フォルクスワーゲン・グループの2016年暦年のグローバル販売台数が1031万2400台…

続続・次世代エコカー・本命は?(10)

モデルチェンジの周期が長い独メーカー VWに限らず、ドイツの自動車メーカーは、良い製品をしっかりと作り、それを長く維持して利益を出すとともに、消費者や取引先の信頼を築いてきた。そうしたモノづくりの姿勢が消費者に浸透しているため、VWは不祥事…

続続・次世代エコカー・本命は?(9)

トヨタは敵(VW)に塩を送ってしまったことになったわけだ。2011年のVWのトップも、東日本大震災の影響によるものであり、丁度2016年の原因と一部似通っている。 「敵(VW)に塩を送った」と言うことは、2007年VWの社長となったマルティン・ヴィンターコーン…

続続・次世代エコカー・本命は?(8)

(3)2016年世界販売、トヨタ首位陥落、VWトップ! この件については、既に先のブログ2016.8.24 の「続・次世代エコカー・本命は?(93)」で予想しておいたものではあるが、そこでは次のように述べている。 『 (株)アドヴィックスの爆発事故でトヨタは、5/…

続続・次世代エコカー・本命は?(7)

トヨタ堤工場、またぼや発生 ダクトから出火 2014/7/9付 ニュースソース 日本経済新聞 電子版 8日午前10時10分ごろ、愛知県豊田市堤町馬の頭のトヨタ自動車堤工場から、「ダクトから出火した」と119番通報があった。排気用ダクトの一部と鉄板製の屋根約9平…

続続・次世代エコカー・本命は?(6)

ISOの認証のご利益が台無しとなってしまう。 トヨタ車体株式会社の審査認証を担当した審査機関は、(財)日本自動車研究所審査登録センターだそうだが、このような火災を起こしてしまっては、環境でも品質でも、もう一度再審査をしなければ、JARI-RBの審査レ…

続続・次世代エコカー・本命は?(5)

トヨタ車体工場火災、原因はダクトのひび 生産あすにも一部再開 2017/3/23 4:00 ニュースソース 日本経済新聞 電子版 トヨタ車体のいなべ工場(三重県いなべ市)で2017/3/20日に発生した火災の原因が、高温の空気を流すダクトに入ったひびだったことが分かっ…

続続・次世代エコカー・本命は?(4)

3/24(金)には解除されるようだが、桑名市長名で、出火工場の使用停止命令を出される始末である。 800人作業中、トヨタ車体いなべ工場燃える 毎日新聞2017年3月20日 21時41分(最終更新 3月20日 23時53分) 4階一部400平方メートル焼く 全員避難 20日…

続続・次世代エコカー・本命は?(3)

(2)また、やってしもうた!トヨタ車体で火事だ! トヨタは昨年の2016年に、工場のトラブルで三度も組み立てラインを止めている。 2016.1.8、愛知製鋼の知多工場で爆発事故が発生、特殊鋼が不足して車の機械部品の供給が滞り、'16.2.8から車両組立工場を一…

続続・次世代エコカー・本命は?(2)

先ず(A+2B)順位でベスト10を見てみよう。と言っても同順があるから15車種となっているが、その中には、1位のプリウスPHVや9位のトヨタの燃料電池車ミライ、更には2位のテスラの電気自動車モデルXなどの新エネ車がランクされていることは、注目…

続続・次世代エコカー・本命は?(1)

(1)2017年版「間違いだらけのクルマ選び」 さて今回も、2017年版「間違いだらけのクルマ選び」の巻末付録の「車種別採点簿」を眺めることから始めよう。 評価の仕方は、2015・6年版と同じく、個別項目評価の七つと、クルマ全体を見たこの本の作者の総合評…